〈I〉
⑴ 以前から存在するメディア機器とは異なり,仮想現実を構成するあらゆる要素が,身体の動きを厳密に反映していなければならないので,人間がどのように現実世界に対処するかを描写する際に,仮想現実の研究者は動きのない状態を表す名詞よりも,動作を表す動詞を用いるのを好むということ。
⑵ 他者に視線を向ける場合に,かなり注意しないと得られないような,頭部を少し動かすことによって得られる無限の情報が,自分と相手との間でやり取りされているということ。
⑶ 神経系システムの動きは科学界と少し似ている。それは貪欲なほど好奇心旺盛で,外の世界に存在するものに関する考えを絶えず検証している。仮想現実のシステムが成功するの,一時的にその「社会」に別の仮説を支持させることができる場合である。神経系システムが仮想世界を予測の基盤となる世界として対処するに十分な手がかりを与えられると,仮想世界が現実に感じるようになりうる。
⑷ ア-make イ-benefits ウ-surpass エ-forgetting
〈II〉
⑴ それ以降の10年間で,デジタルカメラは写真家と写真研究科に多大な不安を与えた。この変化の結果,写真は死んでしまったと言い放ちさえするものまでいた。
⑵ 大切な人の写真に関して,昔は,ピントがずれていたり,現像の際の不良があっても捨てずに持ち続けていたが,現在では,デジタル写真は簡単に撮影し,複製し,編集できるので,修正し,並べ替え,タグ付けし,分類し,削除しさえすることが好ましいことになっているということ。
⑶ さらには,旅行者が家族と連絡を取り合ったり,趣味を持つ人が作品やコレクションを他の人にみせるのに適しているかもしれないと思う人もいた。私のお気に入りには,公園で会う人懐っこいイヌの写真を撮れるように,カメラ付き携帯電話が彼らの国で手ごろな値段で手に入るようになるのを待ちきれないと書いたコメンテイターが含まれている。カメラはビデオ通話ができるように前面につける必要があると提案した人がいたが,それは2003年までは実現しなかった。
⑷ When I take photos on the phone, I tend to place more emphasis on capturing memories. Pictures I usually take show daily, rather trivial activities. For example, I took a picture of my son washing his teeth before going to bed. What it shows is not anything special, but his everyday routine. However, such photos bring back to me fond memories of my family members, and make me smile and realize how precious they are to me. They remind me of the common activities that make up my actual lives, but they also teach me to appreciate these everyday experiences. (100 words)
〈III〉
When you think about the word “minority,” what first comes into your mind may be that a minority is a small group of people within a much larger group. However, it is misleading to think that you can understand its concept only in terms of number of people who make up a group. A racial or religious group can be called a minority when it is socially inferior due to cultural or historical backgrounds. In this sense, a minority does not necessarily consist of a small number of people. For example, in a society in which most managers of organizations are men, women can be considered to be a minority.