Q.合格を見るまでの気持ちはどうでしたか?

 発表当日までは緊張していなくて、ちょうど発表時間の15時に髪を染めていました。前期の時はその日1日は連絡が来ても無視しようと決めて、実際に無視していたので、後期も無視しようかなと思っていました。

 

でも、色んな人に自分の受験番号を言っていたんで、結果発表後に携帯がブーブー鳴り出して、見たらバンザイしているスタンプが目に入り、オオオオッ受かった〜!ってなって、15時30分くらいに自分の目で確認して、「受かりました~」ってみんなに報告しました。

 

Q.受験生活を振り返ってみるとどうでしたか?

まずは現役の頃を振り返ってみると、自分は留学から帰ってきて、1つ下の学年と一緒だったんですけど学術探究科に変わっていて、自分が学んでいた時と進度がだいぶ違っていました。留学に行く前までは3分1終わったか終わってないかくらいだったんですが、帰ってきたら全部終わっている。って状態だったので、後半部分は何も分からないって状態で、これどうしようみたいなスタートでした。

 

そんな状態だったため、中々学校で個別とかを組んでもらえるわけではなく、塾でやるしかなかったです。塩谷先生に化学を、砂川先生とタスクさんに物理を見てもらい、そのお陰で現役の時の点数は、理科2科目が特に高かったです。最後まで知識を詰め込むことができたのはGVのおかげかなって、思っています。

 

それから浪人生活に入って、最初はやる気がありました。このまま勉強を続けたら、東大にも受かるんじゃないかと思うくらい調子が良かったです。でも途中で体調を崩してからは、生活のサイクルも崩れ終わったと思いながらも、その崩れた分を別の時間で確保しながら勉強と向かい合ったのを凄く覚えています。

 

Q.合格を掴みとれた決め手は?

勉強の面から言うと、受験が始まった最初の頃から毎週数学の演習をしたのが自分にとって大きかったと思います。ずっと数学が苦手で一番時間圧迫がかかる科目だと思っていたんですが、その苦手な数学に毎週演習を通して取り組むことができ、特に木村先生の解答や他の人の解答を見ると言うのが、大きな助けとなりました。

 

理科の面に関して言えば、周りと教え合いながらやれたので、知識の定着が早かったし長く留まったのではないかと思います。化学に関しては最初交代制で、プレゼンし教え合うという事をしていました。自分でプレゼンする事により、その範囲はほぼ最後まで覚えていて、そこの範囲は出ても間違えないという強みになりました。その強みが何個かあるっていうのは、受験前勉強していても助かりました。

 

物理に関しても、「みんなで今日演習する?」って言って始めて、そのあとみんなで答えをチェックしていくという流れで、話し合いながら楽しく勉強することが出来ました。そのお陰で、一番精神的にも安定出来ていたし、分からないところも聞きながら、自分でも思いつかない質問が周りから出てきてそれを解決するっていうスタンスで、知識としてずっと長く留まるからこの勉強法は良かったと感じています。化学も物理も、周りと一緒に最初から演習に取り組み続けたというのが成功した鍵かなって思います。

 

国語に関していうと、ずっと定期的な演習はもちろんやっていましたけど、大岩先生の力の入れ方が凄かったです。特に自分に関しては、「最低でも160点は取りたいな」と思っていたんですけど、中々上手くはいかない感じでした。その姿を見ていた大岩先生からどういう解き方をするかっていう流れを個別で教えてもらい、凄いためになりました。多分今解いても、いけるんじゃないかと思います。それくらい徹底してみてくれ、自分も、そのお陰で本番では181点を取ることが出来ました。

 

Q.英語に取り組むに当たって意識していたことは?

二次試験を中心に見てもらっていたんで、周りの医学科を目指す仲間には絶対に負けないという気持ちがありました。英語は元々留学も行っていますし、そこでの自信のつき方が他の科目より半端なくあったので、200点取って当たり前じゃんっていう気持ちで、毎回やっていました。センターの問題に関して言えば絶対に、読解は落とさない。文法問題も出来るだけ回収するっていう気持ちでやっていて、読解は二次試験でも力がついているからこれは間違いないだろうっていうスタンスでした。あと、気持ちの面でも絶対に負けないっていうので、思いっきり集中してやっていました。 

 

あと、自分は毎回テーマを決めて問題に取り組んでいました。テーマづけは、解き方から探りにいってどれが一番効率が良いんだろう。っていうのを探しにいっていました。例えば、本文を読んで問題文を見るか、問題を読んでから、本文を見るかっていうのを、自分で試してみてこっちの方がスラスラ読めるなって決定したら、今度は直訳するか、訳するかというテーマを自分の中で決めて、直訳した時の点数と訳した時の点数を見比べて、ここのレベルで訳しても点数はもらえるんだっていうギリギリのラインを攻めるっていうのを毎月のテストで調節していました。ここのラインまで踏み込んで良いんだったら、本番もこれくらい書いてオッケーだなとか、この言葉が出てくるんだったら、そのまま使おうってのをストックもできるし、その基準も決められるから、英語の毎月のテストは自分のテーマを持って、毎月実験していました。

 

それは国語も一緒で、どのような感じで読みを進めていくか、本文を読んでから問題にいくか、問題を読んでから本文にいくか、全部読んでからいくかなど、模試と授業を合わせて、毎回変えてやっていって最終的に自分の形を見つけるようしました。その回数をこなせる位演習などが多くあり、そのお陰で、沢山実験できるというのもGVの一つの強みだと思っています。そこを自分で試行錯誤しながらできるっていうのは、凄い点数に繋がる強みだなって思っています。

 

Q.その実験をするにしても実際に見てもらう人が必要だと思うんだけど?

確かにそうなんですが、それは全て與那城先生が見てくれていました。自分自身ではいけてると思ったけど、與那城先生の採点ではダメな所もあり、そんな時はどこがダメか聞きにいったり、訳でポイントもれがあったりしたら、そこを教えてもらったりして、しっかりと点数に繋がる解答を目指しました。毎回全部授業終わった後で解説とかしてくれるんで、点数つけて要素が足りなかったりしたら、その都度書いてくれたり、多分添削で言えば九州1丁寧です。文系の科目なんですけど、ゴリゴリのロジックを持っているから、わかりやすいしこう従えば点数取れるんだってのを型として教わり、その型を毎回試行錯誤しながら、できるっていうのも点数につながったんじゃないかと思います。だから読解に関しては伸びっぱなしだったなって思っています。最後も個別を組んでくれて、英文法も1から丁寧にやってくれたから、ずっと上がったかなって思いました。

 

與那城先生は、実際に点数に繋がる英語を教えてくれるので、留学や英語に自信のある人でも絶対に役立ちます。先生という基準があるお陰で、自分の中の整理もしながらできるっていうのが大きいです。

 

Q.木村先生(数学/物理担当)の魅力とは?

その場で先生の問題を解く過程が見ることができて、最短ルートを教えてもらえるのがすごい魅力的です。一番の近道を教えてくれて、解き方がとにかく綺麗です。特徴的な名前とかつけるから、余計にインパクトが強いし、これ木村先生が考えたんじゃねって思うくらい解き方も完結しているから、コンパクトで、ちゃんとした近道だなと思いました。ずっとついていったら、多分東大くらいはできるようになるぞって思っていました。

 

あと、木村先生はビシッと筋が通っているから、面接指導を木村先生にやってもらったから合格することができたというのはあります。とりあえず凄い質問するし、凄い丁寧に聞いてくれます。全部発言を書き写してまとめてくれるから、自分が何いったかを練習後に振り返りながら考えることが出来ますし、1連の流れをスムーズに通してくれて、良い点、改善点などのアドバイスも的確です。何度でも練習に付き合ってくれたので、本当に感謝しかないです。木村先生の面接練習は本当に凄いです。

 

Q.砂川先生(数学/物理担当)の魅力とは?

物理の二次試験をずっと教えてもらっていたんですが、物理は理系の科目の中でも特に苦手だったので、最初のうちは大変でした。その中でも自分は、電磁気が苦手だったんですけど、砂川先生の授業を受けていたら、いつの間にかできるようになっていました。

 

それは、砂川先生が基礎の基礎から教えてくれ、公式もあるけど、本当にこの文字は何を表しているのっていうのを根本から教えてくれたお陰です。大学の問題を解く機会も多いため先生から教えてもらった事を何回も咀嚼しながら取り組む事ができ、出来ないと思っていた物理が出来るようになっていくのを実感出来たのも点数に繋がったのではないかと思います。

 

あと、もう少し授業の具体的な話をすると、授業中はみんなで解答権を回しながら、質問をしてくれます。他の人に質問が当たっている間も、何がくるか、どうやって解答すると綺麗に伝わるのか?をずっと考えていられるので、授業中何回も自分で考え、分からない所もその時点で質問し解決する事ができるので、凄いためになりました。

 

授業の雰囲気も良いですし、土曜日の週1だけの授業だったんですけど他の教科に比べて、一番勉強量は少ないのに、点数が凄い安定していました。最初の頃は物理が苦手だったんですけど、砂川先生の授業を受け続ける事で自分の中では得点源の科目かなってくらいまで伸ばす事が出来ました。

 

Q.塩谷先生(化学/生物担当)の魅力とは?

常に本番同様のプレッシャーを感じながら演習に臨めたというのは良かったです。毎回授業の中でみんなで問題を解いている時でも塩谷先生から「まぁ簡単だよな、100点じゃなかったら承知しねえぞ」とか言われ、いつも変な汗をかくくらい緊張感がありました。でも、それと毎回向かい合ったお陰で今年はセンター化学満点でした。

 

あとは周りの人と競争させながら取り組ませるのが凄い上手いのも塩谷先生の授業の特徴です。自分は仲間たちが頑張ってる教科でその人たちを倒すっていう所に快感を覚えるんですよっ。英語とか化学でこの人たちより良い点を取れば、それだけで気持ち良いわと思って、演習とかにも取り組んでいました。そんな特徴を凄く捉えて、演習なども進めてくれたので、モチベーションも高いまま本番に臨むことができました。

 

全員の間違った部分も把握してくれているのも凄く大きいです。誰がどんな所が苦手でどんな知識が足りていないかというアドバイスがとにかく的確で、全信頼をおいてました。一番センターの演習量も多かったのも塩谷先生の授業です。週2でやるから何年分やったんだろうって思うくらい演習はこなしました。そのお陰で、よく出るところは全部抑えられたし、そんな知識いらないんじゃないって所も授業で言ってくれていたんで、よく出る定番のところはちゃんと抑えて、それ以外にも知識としてつけといて欲しいところを広く薄くサササッとやってくれた、それが100点でした。

 

Q.玉城先生(数学/理科担当)の魅力とは?

大学の問題を解いて陽平先生に添削してもらうというのを1年間繰り返してやっていました。陽平先生の凄いところは、とにかく考えさせる所です。答えの道じゃなくて、自分の考えた道でどう答えに繋げるのか、道しるべをポンポンポンと立ててくれます。それが凄いなと思いました。だから、そのお陰で型から逸れてしまった時にも、こうやって答えに繋げていくという柔軟に問題に取り組む方法を陽平先生には教えてもらいました。こんな解き方でも答えにたどり着けるんだなとか発見する事も多く、何パターンか陽平先生が自分で解いたパターンも含めて見る事が出来たのも凄い良かったです。

 

あと、自分は陽平先生の授業が一番好きでした。解いていた問題も京大とか東大ばっかりで、チャレンジしているってのが凄い楽しくて、問題解いて10分たったら、方針をくれて、さらにもうちょい考えて、最後に解答って流れだったんですけど、あの頃が一番数学は輝いていました。ちなみに学校でもその問題は解いてました。自分で解けたりした問題は友達にも「解けるか?」とか聞いてみたり、数学の土台が作られたのはその時期だと思います。個別でも強いし、集団授業も自分は好きでした。めっちゃ陽平先生の授業のファンです。

 

Q.義村先生(国語/小論文担当)の魅力とは?

義村先生はすっごい丁寧です。1年間漢文を見てもらっていたんですが、最初の頭から流れを本当に飽きるほど解説してくれ、それが凄い良かったです。毎回細かく丁寧に指導してくれるので、「これは分かるけど」と思う時も正直あったんですが、明らかに読み違えている部分が3回に1回くらい出てきます。

 

その時に、なんで間違ったのかどこで間違ったのかを自分の考えと比較して変な読み違えがあったとかを、確かめながらしかもその間違いに対しても分かりやすく説明して進める事ができるので、本当に良かったです。

 

それって参考書とかでは解消しないの?
参考書とは全然丁寧さが違います。参考書見てもよくわからないんですよっ。参考書とかは訳と対訳させるだけで、見て終わりなんですけど、義村先生はなぜどうしてこうなったか、主語は誰なのかを全部押さえながら、指示語はどこを指しているっていうのを全部質問しながらやってくれるから、繋がりが見えやすいし、こうなったらこういう考えしかできないよねってっていう方向に持っていってくれるから、適当に自分で読んでいては分からない部分も広げてくれます。蜘蛛の糸みたいな感じで本当につながって、こうつながって、こう広がってこうくるってのが、分かりやすいです。

 

あと、毎回復習してくれる。これも本当にでかいです。単語の復習なり、文法なり、怒らずにやってくれるから気持ち的に凄い楽です。何回やっても覚えられないところは、何回やっても覚えられないんですけど、そこも受け入れてくれ、何度も丁寧に教えてくれ同じ知識量で出してくれるから、「アッ!!そういえば前回こう言っていたわ」ってのが何回もあったんで、知識の復習というか、忘れる度に答えてくれるのは本当に良かったでです。與那城先生と並ぶくらい本当に丁寧で、それくらい繋がりとか教えてくれます。ちゃんと義村先生と最初から古典やっていれば、100点は取れると思います。多分センターくらいなら読めないのは無いと思います。

 

Q.大岩先生(国語/社会全部担当)の魅力とは?

自分は大岩先生の愛弟子なんですけど、国語で本当にお世話になりました。国語がずっと140点とか150点とかで医学科志望メンバーでも普通くらいの点数だったんですけど、12月に本気で古文をやった時に50点中ガチで0点取った時は、ビックリしました。その状況を大岩先生に言いに言ったら、本当に詰めるしか無いってなって、手取り足取り教えてくれて、自分でもびっくりするくらい本当に伸びました。181点!?みたいな。本当に大岩先生のおかげです。

 

あと現代文も、読めているつもりだったんですけど、選択肢は当たらない、毎回1個か2個は間違うって状況でした。それも大岩先生が解説している最中に、自分はこう考えた、大岩先生はこう考えた。何が違うんだろうってのを比べたり、ここの言葉のニュアンスってなんか微妙だなってのを見せに行って、聞いたりとかしたりして、自分で模索しながら、一緒に正解までの方針を立ててくれるのは良かったです。一番国語ってのは答えの筋道が見えない科目だと思っていてるので、特に現代文に関しては先生がいつもいてくれるのは凄い大切です。

 

大岩先生の解説はまぁ見やすいです。どの参考書よりも分かりやすい道筋が書かれていて、全部パクっています。設問が来たら、一旦どのように答えるかってのはそばにチョロチョロと書いているんですよ。自分もそれを真似るように、本文中で線を引いてチョロチョロと書いたりして、問題文から見つけるってのを、やっていたんで、1回模試でも195点取ったり、それくらいまで伸びました。後半は190、170、180、170とかで安定して30点くらい伸ばす事が出来ました。

 

大岩先生の場合、分かりやすい成長のラインがあるんですよっ、今まで伸びないなと感じていたところが大岩先生の指導が入ったことによって明らかに、伸びるんですよ。上がり方が90度で上がるから、ウワッすごってなります。感動がえぐいし、これが目に見えて分かりやすいからやる気も保ちやすいです。一つこれから国語に取り組む人へアドバイスになりますが、参考書は捨てた方が良いですw解説書も。聞くのは大岩先生で十分です。それくらいやった方が良いです。GVの東大本をぜひ読んでみてください。本当に良いです。他の参考書は役に立たないから、見ない方が良い。自分は参考書、解説書は1回も開いたことがなくて、大岩先生の解説だけ見ていました。それくらい大岩先生の国語オススメです。

 

Q.GVの魅力とは?

他の塾に行っていたら多分自分は塾に行っていなかったと思います。GVだから毎日来ていたと思います。勉強に対しての苦手意識も作られることなく、周りとも協力でき、あと自分の中でどうやって勉強と向き合うかを問い続けて、どうやったら自分気持ち良いんだろうとか、どうやったら点数伸びるんだろうってのを、先生方と相談し模索しながら出来る塾はGVしかないと思いますすし、凄い魅力的です。

 

あと演習も多い方だと思います。自分の勉強のテーマを持ちがそれを添削してくれたりする、基準となる先生が毎日いるのは大分でかいです。回数も多く、それを検証する場がしっかりある。本当に効率良いです。最初から最後まで徹底的にサポートしてくれるのでぜひ受験で迷っている人には、1度体験しに来て欲しいです。やってみないと分からないことは多いと思うんです。

先生方はどの先生もすごいし、ちゃんと王道の解き方してくれるし、最短ルートでもあり鮮やかでもあるから、その解答と自分の解答を見比べながら常に検証することができるのは、GVの大きな強みだと思っています。GVで受験生活を送る事ができて本当に良かったです。