「本当の幸せが何か分からなくなりました」現在フィリピンに留学中の卒業生と色々と話していく中で、出てきた話題です。続けて話してくれたのが、「フィリピンは賃金は安いです。月収がフルタイムで働いて3万円とかです。でも、すごく幸せそうです。ここに来て思うのは日本は知りすぎたんだと思っています。」なんて話をしました。

 

知りすぎた!この言葉について凄く考える。日本は知りすぎたかぁ、確かにな〜!と。知りすぎたの裏側にはきっと、なんでも手に入る!や好きな事が出来る、そして当然豊かさや平和になったという言葉が思い浮かぶ。特に東南アジアなどに留学に行った人のこの話はよく出てきます。(ちなみにマンゴーは1キロ250円らしいです)

 

今回フィリピン留学のレポートしてくれている卒業生は、高校時代は一生懸命英語から逃げていました。そんな彼女が今回フィリピン留学をしたのは、その先に繋がる道があるから(フィリピン留学が終わったら、次はオーストラリアに行くらしい)。そして言っていたのが、「英語力絶対必要だと思って」という事。大学で色んな挑戦をしていく中できっと自分自身の肌感覚として感じたのと、自分がしたいことの中に英語が絶対に必要だと感じたんだろうなと話していると感じました。

 

少しだけ話が逸れますが、学生時代も変わらないバイタリティを持っていて、印象に残っていることはたくさんあるけど、推薦試験の中で試験官から「最近1番幸せだったことは?」と聞かれて、「先生と運命共同体になったこと」と答えたこと♪とにかく行動する力はピカイチ、次々に自分の未来を掴み取りにいくし、分からないことはすぐに聞く。聞いて分からなかったら自分で沢山本借りてきて調べる。調べてまた分からなくなったらまたすぐ聞きにくる。そして、言うフレーズフレーズが思わずクスッと笑ってしまうようなパワーワードを並べてくるので、協力したくなる。そんな生徒でした。まだまだありますが、ちょっとずつエピソードは紹介していきます。

 

で話を戻すと、幸せの話と関連して出てきたのが「フィリピンの人件費」についてです。とにかく人件費が安くて、どこの店も従業員が余っていて、どうにか有効活用できないのか?と考えています。みたいな事も話していました。留学に行くと良いのは、比べる対象が出来るのはすごく良いな改めて感じました。あと、彼女と毎回喋っていて思うのは、自分はこう思うんですけどという自分の意見を必ず持っている事です。そういう話をしてくれるからこっちも物凄く返答しやすくなってきます。

 

そして、もう一つ話題として面白いなと感じたのがフィリピン発のファストフードの「ジョリビー」についてです。マックやケンタッキーフライドチキンも太刀打ちできない程、フィリピンでは国民から愛されてるファストフードで、人気の理由はフィリピン人の好みを徹底的に理解している事がやはり大きいみたいです。

大学で学んでいることが直接的に生きているんだろうなとこういうレポートをしてきてくれる所からも感じます。大学では地域創生を学んでいるからこそ、その地域に根付いているものや、日本と違うものを徹底的に調べまくっているっぽいです。正直、エッ!?そんな所も言っているのって場所にも足を運んでいて報告を受けるだけでこっちも楽しくなってきます♪♪という事で、卒業生から届いたフィリピンレポートまだまだ続きます。

 

GVでは、大学に合格したその後の卒業生の姿も紹介しております。それは、大学入学がゴールではないからです。大学に入学した先でどのような生活をしているのか?どんな事にチャレンジする事が出来るのか?自分が今考えている進路だと、具体的な選択肢はどういう風に広がっていくのか?みたいにちょっと先の未来をご紹介出来たらと考えております。本当に、大学進学後も沢山のストーリーがあります。そんな一つひとつのストーリーもこれから紹介していきますので、楽しみにしていただけたらと思います。