目次
Q.推薦入試を決めたきっかけと対策の工夫
推薦対策と共通テスト対策を両立するために、時間や場所をしっかり決めて取り組んでいました。学校では朝1時間早く行って小論文の勉強をして、塾では一般入試の勉強をするようにしていました。そうやって計画的に両立できるように頑張っていました。
琉球大学の推薦入試を考え始めたのは、高校3年生の最初くらいです。それまでは他の大学も考えていたのですが、推薦を出すことを決めたのは募集の締め切り間近の8月頃でした。先生に「後悔するかもしれないから出した方がいい」と言われて、その言葉で決心しました。
塾に通い始めた時に、先生から「評定が高いから推薦を受けた方がいい」と言われたのも大きなきっかけでした。それまでは自分の評定が特別高いとは思っていなかったのですが、その話を聞いて「自分も推薦を考えていいんだ」と気づき、推薦を目指すようになりました。
Q.「GV」に通った理由と良かった点は?
Q.受験生活で、何が1番大変だった?
受験生活で一番大変だったのは、夏休みから試験直前の時期でした。夏休み中は塾で長時間勉強していましたが、夏休み明けには学校が5時まであり、勉強時間が減って「これで大丈夫かな」と不安になることが多かったです。また、試験直前の最後の2週間は推薦対策に力を入れるよう先生にアドバイスされて取り組みましたが、周りの人の勉強状況を見て焦り、「取り残されているのでは」と感じることがありました。そんな時は、息抜きとして一般入試の対策をして気持ちを切り替えるようにしていました。
Q.受験でやっておけばよかったこと、やってよかったこと
受験でやっておけばよかったこと
2年生から受験勉強を始めていましたが、古文や理科基礎の暗記といった苦手分野を後回しにしてしまったことを後悔しています。特に古文は苦手意識が強く、ほとんど手を付けていなかったので、最初からコツコツ取り組んでおけばよかったと思います。また、暗記科目である理科基礎も、早めに取り組むべきだったと感じています。
受験生活でやってよかったこと
早朝の時間を活用して勉強したことがとても効果的でした。2年生から0校時を希望せず、3年生ではその時間を自習に当てるようにしました。朝の1時間半ほどを集中して使い、効率よく勉強できたのがよかったです。周りに同じように早朝勉強をしている仲間がいたことも、継続のモチベーションになりました。
また、生徒会活動や中国語の学習を通じて得た成果を推薦入試でアピールできたことも役立ちました。中国語は学校の国際系学科で選択し、3年間学び続けた結果、大会で賞を受けることができました。これらの実績は、「実績を作ろう」と意識して取り組んだものではなく、学校生活で目の前のことを一生懸命頑張る中で自然と得られた成果でした。
一方で、3年生になって「実績作りをするには遅いかな」と感じていた時期もありましたが、英検などの検定であれば短期間でも挑戦できると考え、取り組みました。可能な範囲で実績を積み上げたことが結果的に推薦入試に役立ちました。検定の勉強は時間的に厳しい中でも達成感が得られ、良い経験になりました。
Q.合格発表の瞬間はどう過ごしましたか?
合格発表は自信がなくて、自分で結果を見るのが怖かったため、親に代わりに確認してもらいました。小論文では第1問はできた感触があったものの、第2問が難しく、書いた内容が合っているか不安でした。面接では手応えを感じつつも、最後の部分で「変なことを言ってしまったかも」と心配になりました。本番の内容は準備してきたものと大きく変わりませんでしたが、合格を確認するまでは不安な気持ちでいっぱいでした。
Q.向陽高校の後輩たちへアドバイス
平日は学校でできることをしっかり終わらせて、塾では演習を中心に取り組むのがおすすめです。わからないことがあれば、塾の先生やチューターに積極的に質問すると良いです。チューターは話しやすく、いろんな相談に乗ってもらえるので、活用するのが大切です。
また、土日などの休みの日は塾に長時間いることができるので、その時間を活用して苦手なところを重点的に勉強すると効果的です。現代文講座など、弱点を補強するための授業も設定されているので、活用すると良いと思います。、自分のペースで計画的に取り組んでください。そうすることで結果を出せる環境が整っています。