Q.悔しさをバネに掴んだリベンジ合格の瞬間

自宅で合格発表を確認しました。昨年も広島大学を受験しましたが、共通テストの点数が足りず、悔しい思いをしました。2次試験ではある程度手応えを感じていただけに、「共通テストさえクリアできていれば…」という無念さが残りました。

 

今年は共通テストで安定した点数を取ることができ、2次試験対策も昨年から継続して取り組みました。特に英作文をはじめ、自分の苦手な分野をしっかりと対策することができ、英語の添削指導なども通して着実に力をつけることができました。また、国語の問題は昨年よりもやや解きやすく感じ、英語も全体的に手応えがありました。昨年と比べて試験の難易度に違いはあったものの、今年はしっかりと解答できた実感があり、「受かっていた〜」と少し納得するような気持ちでした。

 

Q.一度は他大に進学、それでも捨てきれなかった“本当に学びたい場所”

一度は別の大学に進学しましたが、「やはり広島大学で学びたい」という思いが捨てきれず、浪人を決意しました。直前まで浪人するか迷っていたものの、当時の目標とする学問が進学先でも広島大学でも学べる内容だったため、一旦進学することを選びました。しかし、実際に授業や大学で過ごすうちに「やはり広島大学で学びたい」という気持ちが強まり、もう一度挑戦することを決めました。

 

大学はあくまで通過点であるため、当初はその大学で学び続けるつもりでしたが、納得のいく環境で学びたいという思いが強くなり、もう一度受験することを決意しました。家族にその思いを伝え、5月下旬からグレイトヴォヤージュに入塾し、本格的に浪人生活をスタートしました。

 

Q.浪人生活、マルチタスクの嵐。でも確かに積み重なった“学びの実感”

浪人生活は大変でしたが、充実していました。最初の数ヶ月は自動車学校に通いながら勉強し、並行して英検準1級の取得を目指しました。現役時、英語や国語で高得点を狙っていたものの思うように点数が取れなかったという反省があったため、「広島大学は英検準1級を取得すれば英語が満点扱いになる」と知り、まずは英検を目指そうと決めました。

 

英検の面接対策や筆記の対策を進めながら、推薦入試にも挑戦し、書類作成や小論対策・面接練習なども重なって、多忙な1年となりました。様々なタスクを同時に進める中で、自分なりに優先順位を立てながら計画的に勉強に取り組むことは大変でしたが、そのぶん学びの多い、充実した1年を過ごせたと感じています。

 

Q.「自分ひとりじゃ無理かも」を支えてくれた環境との出会い

GVに通うことを決めた理由の一つは、周囲の友人の多くがGVに通っていたことでした。また、面接対策や2次試験の記述対策など、自分だけでは対策しづらい分野を手厚くサポートしてもらえると聞き、「ここならしっかり指導してもらえそうだ」と感じました。そういった環境があることで受験に向けた準備がより万全になると考え、入塾を決めました。

Q.與那城先生の“赤ペン指導”が変えてくれた、私の英作文

入塾した当初、英語の力自体は現役時より上がっていたものの、まだまだ荒削りで、特に英作文に関してはクラスの中でも下から数えた方が早いくらいのレベルだったと思います。右も左もわからず、たとえば「buy」と「purchase」の違いがわからない、「a」と「the」もどっちでも意味は通じるんじゃない?というくらいの感覚でした。とりあえず伝わればいいか、というノリで書いていたので、授業ではけちょんけちょんに赤ペンを入れられた記憶があります(笑)。

 

そんな私に対して、與那城先生は毎回丁寧に指導してくださり、単語の微妙なニュアンスの違いや文法上の細かいルールなど、今までの学習では触れてこなかった部分をたくさん教えてくれました。特に「この動詞は人が主語のときしか使えない」「これは無生物主語にも使える」など、ネイティブ感覚に近い文法の知識は、どれも新鮮で衝撃的でした。

 

また、英作文だけでなく、和訳問題などでも「この言い方でも意味は伝わるけど、もっと自然な表現があるよ」「こういう書き方をよくするよね。でもこんな表現もあるよ」といった形で、その人の書き癖や表現のクセに合わせてアドバイスをくれるのも印象的でした。参考書では得られない、“生きた英語”を学べる感覚があり、一人ひとりに寄り添った指導がとてもありがたかったです。

 

現役のときは「なんとなく書いたら点が取れた」という感覚が強かったのですが、GVでは英語の“質”を上げることができました。「なぜ点数になるのか」という理由まできちんと理解できるようになったのは、與那城先生の指導があったからだと思います。

 

そして何より、與那城先生はとにかく面白い先生です。ちょっと皮肉屋で、授業中にも皮肉っぽいコメントが飛び交うことはありますが、根っこはとても優しく、教養の深さも感じさせる先生です。話していると自然と笑ってしまうような場面も多く、学びながら楽しく過ごせる時間をつくってくれる先生でした。

 

Q.大岩先生の熱量に圧倒されながら学んだ、“社会とつながる国語”

大岩先生の授業は、単なる国語の学習にとどまらず、政治や現代社会に関する知識を深める機会にもなりました。特に広島大学の試験問題とリンクするようなテーマについて、受験対策だけでなく、将来的に役立つ知識としても多くの学びがありました。先生の指導は、単なるインプットとアウトプットの繰り返しではなく、受験勉強を社会と結びつけて考えることの重要性を教えてくれるものでした。

 

また、勉強だけで終わらせずに、今の社会とどうつながるのかを意識させる授業スタイルが特徴的でした。単なる受験知識として覚えるのではなく、それを使ってどう考えるか、どう応用するかといった視点を持つことが求められました。例えば、ニュースを見たときに「この出来事と関連する背景は何か?」と考え、自分の知識と結びつけて理解を深めるような学び方を促してくれました。

 

授業だけでなく、推薦対策でもお世話になりました。志望理由書は何度も大岩先生に添削してもらい、完成度を高めていきました。提出後は小論文対策にも取り組み、過去問を解きながら「この文章にはこういう考え方もある」といった多角的な視点を加える練習を重ねました。面接練習も含めて、志望理由から表現の仕方まで丁寧に指導していただき、自信を持って推薦入試に臨むことができました。

 

先生の第一印象は「声が大きく、圧倒される存在」。初対面のときからエネルギッシュで、マシンガントークのように話が展開するので驚くこともありましたが、その強い個性が授業の引力になっていて、内容にもどんどん引き込まれていきました。一見クセのあるように見えるそのスタイルも、実は深い知識と熱意が裏付けられているからこそ。どこを切り取っても個性がにじみ出る先生で、学びの面白さを存分に感じさせてくれる存在でした。

 

 

Q.“こんなの出るの!?”を全部拾った!共通テスト対策のリアル

現役時は大まかに知識を詰め込む学習を行っていたため、浪人時はその知識の穴を埋めることに重点を置きました。特に日本史や理科基礎では、共通テストで細かい知識が問われるため、模試や過去問を解くたびに新しく学んだ内容をルーズリーフに書き出し、1冊にまとめました。参考書の隅にさらっと書かれているような細かい知識も共通テストでは問われるため、「こんなところまで出るのか」と思うような情報もすべて書き出し、体系的に整理して繰り返し復習しました。

 

細かい知識を含めて整理する作業は非常に時間がかかりましたが、この方法によって共通テストで安定して8割以上を取れるようになりました。最初は「なんだったっけ」と思うような問題も、繰り返し復習することで確実に覚えることができました。この作業は労力を要しましたが、受験本番では「しっかり準備してきた」という自信につながり、安定した得点を取るための大きな支えになったと感じています。

 

Q.「自由だけど、放置じゃない」私にフィットした学びの場所、GV。

GVは自由度の高い学習環境が特徴で、自分のスタイルに合わせて勉強できるのが魅力です。他の予備校のように厳格なルールで縛られるのではなく、自主性を尊重しながら学べるため、自分で計画を立てながら勉強を進めることができました。

 

授業に関しても、自分が伸ばしたい分野は徹底的に学び、苦手な部分は先生に相談して適切な指導を受けるといった柔軟な対応が可能でした。特に進路相談では佐野さんのサポートが手厚く、学習面での相談もしやすい環境が整っていたことが大きな助けになりました。

 

また、勉強だけでなく、休憩時間には友人とリラックスしたり、息抜きができる雰囲気もありました。勉強と休息のバランスが取りやすく、精神的な負担を軽減しながら受験勉強に励むことができた点もGVの大きな魅力でした。

 

Q.苦手は頼って、得意は伸ばす。自分らしく学べるGV活用術

GVは、面接対策や記述試験の添削指導が非常に手厚く、特に国語や英語に限らず、理系科目の記述対策が必要な受験生にとっても、他の塾と比べて圧倒的なサポートがあると感じました。そのため、苦手な分野や対策が難しい部分は、遠慮せずに先生たちに頼り切るのが良いと思います。

 

共通テストの対策も含め、分からないことがあれば親身になって指導してくれるので、疑問点を一つひとつ解決しながら着実に力をつけることができます。苦手な部分は先生のサポートを受けながら克服し、得意な分野は自分のペースでどんどん伸ばしていくことができる環境が整っています。そのため、主体的に学ぶ姿勢を持ちながら、サポートを上手に活用することが大切です。

 

Q.“なんとなく勉強”を卒業しよう。強みと弱みを言語化する習慣のススメ

開邦高校に通っているみなさんなら、ある程度自分なりの勉強スタイルは持っていると思います。ただ、それでも「自分は何が得意で何が苦手なのか」「今優先すべきことは何か」といったことを具体的に言葉にして整理するのは、意外と難しいものです。自分の中でぼんやりしている課題を明確にするためには、先生など大人の力を借りて、客観的な視点からアドバイスをもらうことも大切だと思います。

 

一度自分の状況を可視化してみて、そこから優先順位を決めていくことで、自習にも力を入れやすくなります。得意なところは自分で伸ばして、苦手な部分は周囲の力を借りる。そうやってバランスを取りながら進めていくのが、効率的な学習につながると思います。

 

私もこの1年、自分でできる部分は自習で進めつつ、例えば英語ではリーディングはある程度できるけれどライティングが苦手だったり、国語では現代文は得意でも古文・漢文の文法や読解に課題があったりと、科目ごとに細かく分析して対策を練っていきました。教科ごとだけでなく、単元ごとの得意・不得意を把握して、早めに苦手な分野に取り組み、得意分野は気分転換や息抜きとして活用するようにしていました。

 

なんとなく進めてしまうと、結局伸びきらずに終わってしまうこともあります。だからこそ、自分の学習を可視化することがとても大事です。GVでは先生たちとの距離も近く、そうした可視化のサポートも手厚いので、自分に合った計画を立てやすい環境だと思います。自分なりのやり方を大切にしつつ、必要な時にはしっかり頼るという姿勢で、後悔のない受験生活を送ってほしいです。