また台風が迫ってきてますね〜!しかも、前回の台風よりも大きめに発達する事が予想されるマリアさん!週明けにも沖縄には最接近という事ですので、台風の動向には十分警戒していきましょう。
さて、本日はGVAO対策目玉の一つ現場人シリーズ(どこかの番組で聞いた事がw)をお届けしていきます。本日のゲストは、沖縄市役所で働く村田さんに「行政職の仕事について」「これまで市民と向き合ってきての経験談」「今後の目標」などをテーマにインタビューをさせていただきました。
目次
【村田さんってどんな人?】
少しだけ、村田さんのご紹介をさせていただくと、大学卒業後すぐに沖縄市役所に就職。勤務1年目から生活保護課へ配属され、多くの市民と向き合う。とてもハードな日々もあったみたいだが、彼自身に「役所に対するイメージを変えたい」という思いがあり、沢山の経験をした後に現在は沖縄市が掲げる「こどもの国を日本一ユニークな場所に」という目標に向けて、奮闘しております。という事で、村田さんへのインタビューの内容を皆様にもお届けしていきます。
まずファーストコンタクトの質問、、、
【公務員ってぶっちゃけどうなんですか?】
ウオッ!大人だったらストレート過ぎて聞きづらいwそんな質問も学生達だからこそ聞き出す事が出来ますwこのなんとも言えない村田さんの顔w分かる分かると思いながら、聞いていましたw
村田さん「いきなりその質問かwぶっちゃけ皆さんのイメージはどうかな?公務員のイメージは?」
学生「定時に帰れるのかな〜?ってイメージ、あと安定です〜!だから公務員は良いな〜って思っていま〜す」
村田さん「確かに、そういうイメージって大きいと思う。実際多くの人たちが皆さんみたいなイメージを持っていると思うんだけど、正直大変な事も沢山あります・・・w」
文章では中々書けませんが、僕らのイメージとは実際かけ離れていました。話を聞いていると市役所ならではの大変さがあることは少なくないなとも感じました。身寄りのないおじいちゃんが一人亡くなっていく。そんな状況で、おじいちゃんを見送った事もある。正直凄い悔しい思いもしたと。僕らのイメージでは、公務員といえば学生が話してくれたように定時帰宅で、安定している。そんなイメージが先行しているが、実は市役所だからこそ取り組まなきゃいけない事もあると聞いていて強く感じました。
村田さん「その経験をした時に、自分は改めて公務員にしか出来ない事があるんだという事を実感しました。正直、想像以上にハードな現場もあります。そんな場所が嫌で辞めていく人もいるし、精神的にキツくなって休む人もいます。だからこそ、自分は公務員になる前にリアルな場所がある!という事も知っていただけたらと思っています。それと、公務員になって何がしたいのか?ここが重要になってきます。きっと、皆さんの受けるAO入試や推薦入試も同じだと思いますので。」
今回インタビューに参加した2人とも、黙って真剣に聞いていました。ぜひ、このブログを読んでいる皆様の中にも公務員になりたい!という思いを持っている方がいるのなら、なんのために公務員になりたいのか?公務員になってどういう事がしたいのか?ぜひこの質問は問いかけて欲しいです。
【なぜ沖縄で働くのか?】
学生「ところで、村田さんは沖縄から出ようとは思わなかったんですか?」
村田さん「実は学生の頃に半年程、国内交換留学という制度を利用して県外に住んだ事があるんだよね。将来は沖縄で働くんだって決めていたからこそ、外から沖縄を見たいという思いが強かったんだ。今はこうして、沖縄で働いているけど外への意識は無くさないようにというのも意識しているよ。色んな比較対象を持つ事で、より沖縄の良さを伝えていけると思っているので。」
この話の中で、村田さんが語っていた事で僕自身が感じたのが『何か一つの基準だけで物事を見る危機感』。あるコミュニティに所属してしまうと、そのコミュニティの考えこそが全てのようだけど、一歩外に出てみると色んな色で世の中溢れている。色んな基準があるからこそ、その違いは一つのコミュニティだけに所属していては生まれない考えを生むんじゃないか?と村田さんが言っているのではないかと感じました。だからこそ、市役所終わりにもこうして色んな方々との交流を大切にしているのかな?という事も話していて感じた事の一つです。
【市役所がもっと魅力的な場所になるためには?】
学生「色んな人たちから話を聞く中で(⇦その前日には教育支援を行っている方にインタビューをしています。)、必要とする人たちに必要な情報がまだ届いてないという事を耳にしましたが、必要な人達に届けるためにはどうしたら良いと思いますか?」
村田さん「僕が個人的に思う事だけど、やっぱり色んな人達との協力がもっともっと必要になってくると思う。行政一つだけで抱えずに地域のコンビニやスーパーなど、みんなで情報を共有をしていく。そんな環境を作っていく事で、本当に支援を必要としている人に届き、そこからこぼれる人があまりいなくなるのかな?と思う。それに、最初の方でも少し話したけど行政には行政にしか出来ない仕事があって、民間には民間が得意な仕事がある。だからこそ、みんなで協力し合う事が今後は更に求められるのかなとも思っています。そうする事でもっと住みやすい世の中を作る事が出来るんじゃないかなって僕は考えています。」
今回のインタビューを通して、多くの人に役所で働く人たちのリアルな姿を感じてもらえたのではないかと考えています。僕らの予備校に来る生徒の中にも、「将来何になりたいの?」と質問をすると「公務員になりたいです」と答える人も少なくありません。でも「公務員になって何がしたいの?」という質問に対しては多くの生徒が黙ってしまい、色々と話を聞いてみると「親が安定しているから公務員が良いんじゃないか?」「ただなんとなくかな?」との答えが多いのも事実です。だからこそ、【公務員ってぶっちゃけどうなんですか?】の部分でも書かせてもらいましたが、公務員になって何がしたいのか?どういう地域場所を作りたいのか?をぜひ自分に問いかけて欲しいと思います。少し余談になりますが、インタビューの中で生徒から「仕事って楽しいですか?」と質問されていて村田さんが「うーん、仕事って色んな辛い事も苦しい事もどんな職業にもあると思うけど、でも楽しめるかは自分次第なんじゃないかな?少なくとも自分は凄くいまの仕事にやりがいを感じている」という話をしたのが印象に残っています。だからこそ、職業選択において「だれか」が言ったからではなくて、「自分」がなりたいからという意見が必要なのではないかな?とも感じました。
その想いはAO推薦対策にも込めています。自分で聞いて、自分で行動する。そしてそこで感じた事を大切にしながら、可能性のある自分の未来と向き合ってほしい、色んな選択肢がある事を知り自分で未来を一つ選択して欲しい、それがGVのAO推薦対策で生徒たちに伝えたい事の一つでもあります。
最後にこんな質問
【今後市役所でどうしていきたいですか?】
村田さん「入った当時から1ミリも変わっていませんが、『お役所仕事!というイメージを変える』そのために、僕はもっともっと市民の皆様の役に立つ、市民の方々の声をしっかりと聞いていきたいと考えています。そして、現在はやはり「こどもの国」を日本で一番ユニークな場所にするために、どうすれば良いのか?を常に考えているので、ぜひドンドン進化していく「こどもの国」を楽しんでいただけたらと思います。ぜひ、僕で力になれる事があるならばいつでも言ってください。」
というありがたい言葉もいただきました。ぜひこのブログをご覧の皆さんも何か公務員について、市役所について聞きたい事があれば言っていただけたらと思います。下記に今回参加した学生の声をのせておきます。
【インタビューを終えて生徒の感想】
過卒生Sさんの感想
将来は公務員になりたいと思いつつも実際どんな仕事をしているのかだったり、全く想像がつかない部分もあったし、市役所で働いている人の生の声を聞く事も今までなかったのでとても良い機会になり、たくさん学ぶ事ができました。話を聞いていて、沖縄市のたまにとか、市民のためにというのを1番に考えているのが凄く伝わってきたし、楽しそうに仕事の話をしていて、市役所で働くことに更に興味が持てました。市民の意見が沢山聞ける市役所でしかできない仕事も沢山ある事が分かり、市役所の職員になるとしたら、村田さんのような市民の事を1番に考えて、楽しく、熱意を持って仕事をしたいと思う事ができました。
現役生Rさんの感想
まず行政について触れる機会が無くて何をしているのかよく分かり
という事で、本日は沖縄市役所勤務の村田さんに「行政職の仕事について」「これまで市民と向き合ってきての経験談」「今後の目標」についてをご紹介させていただきました。GVでは、AO推薦対策の一環として多くの企画を生徒たちと共に進めております。これからもドンドン更新していきますので、AO推薦入試って何だろう?ちょっと受験してみたいかもという思いを持った方は、ぜひGVまでお問い合わせいただけたらと思います。
その他のAO推薦対策シリーズはこちら
沖縄県那覇市の大学受験予備校
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