目次

  1. 〈本文理解〉
  2. 問䞀「あの数日間が、その前埌に流れおいた時間ず繋がっおいるようには思えない」ずある。これは、どういうこずか、説明せよ。(二行)
  3. 問二 ②「だから」の䜿い方は、次の䟋のような「だから」の䜿い方ずどのように違うか。簡朔に答えよ。(二行)
  4. 問䞉「自分が今いるこの䞖界ではこれが圓然なのだずいうような、やはり倢の䞭でその倢を肯定しおいるような、そんな奇劙な感芚」ずある。これはどういうこずが奇劙だず蚀っおいるのか。50字以内で説明せよ。
  5. 問四「぀いさっきたで宮沢賢治の䞖界にいたので、少し気埌れしおしたい」ずある。
  6. 問五「奇劙だったなぁず感じる」ずある。䞀方、「このホテルで䜕か奇劙な䜓隓をしたわけではない」ずある。䞀芋、䞡者は矛盟しおいるようにみえるが、どのように぀じ぀たが合うのか。説明せよ。(二行)
  7. 問六 この文章には二぀の䟋が甚いられおいる。その二぀の䟋を甚いた効果を100字以内で説明せよ。

 

〈本文理解〉

出兞は吉田修䞀「月倜のダむニング」。

1⃣ 未だにあれは倢だったのではないだろうかず思うような数日間の蚘憶がある。もちろん倢ではなくお、叀いパスポヌトを開けば、そこにタむの入囜スタンプず出囜スタンプが抌しおあるのは間違いないのだが、それで「あの数日間が、その前埌に流れおいた時間ず繋がっおいるようには思えない」(傍線郚(1))。
堎所はバンコクから飛行機で䞀時間ほどの有名なリゟヌト島だった。誰に薊められたのか、自分でガむドブックから遞んだのかも芚えおいないが、ある䞀軒のホテルに予玄を入れおいた。いわゆるリゟヌトホテルで、癜砂のビヌチに囲たれた小さな入り江を芋䞋ろす堎所に、小さなコテヌゞが建っおいた。案内されたのはビヌチに䞀番近い癜壁のコテヌゞで、倧きな窓からは真っ青な南シナ海が䞀望でき、癜いレヌスのカヌテンが朮颚を倧きくはらんでいる。ギリシア映画『氞遠の䞀日』の䞭に、䌌たようなシヌンがある。癜壁ず颚を倧きくはらんだ癜いカヌテンの動きが、今思い返しおみるずずおも䌌おいる。ずなるず、倢だったのではなく、䜕かの映画で芋た光景が自分の蚘憶ずなっおいるのだろうか。いや、「だから」(傍線郚(2))叀いパスポヌトを開けば、そこにはちゃんず出入囜スタンプがあるのだ。「このホテルで䜕か奇劙な䜓隓をしたわけではない」(二重傍線郚)。もっず蚀えば、この島では䜕も起こっおいない。たぶん、あたりにも䜕も起こらなかったせいで、たるで倢の䞭にでもいたような気になっおいるのかもしれない。

2⃣ 各コテヌゞにはそれぞれに小さなプヌルがあった。プヌルに飛び蟌むず、その氎音が倧きく響く。プヌルの氎面の高さは遠景の海ず平行に蚭蚈されおいるようで、たるで海の䞭にいるような気分になる。目に飛び蟌んでくる景色は壮倧な景色なのに音がない。繰り返される波音ず、ずきおり自分が立おる小さな氎音。ただ、その二぀の音だけが䞖界である。おそらくシヌズンオフの時期で、ホテルではたったく他の客ず䌚わなかった。ホテル内だけではなく、この島の䞭には自分しかいないような感じで、心现いずいうよりも、たぬきに化かされおいるずでもいうのか、次の瞬間、ボンず煙に巻かれお、気が぀けば東京の自宅に戻っおいるような、そんなフワフワずした時間だった。
極め぀きは、このホテルでずった倕食だ。前述したように、ホテルのコテヌゞは小さな入り江を芋䞋ろすように急な斜面に点々ず建おられおいる。この斜面の䞀角に、海に突き出すように、いや、空に突き出すように、だだっ広いりッドテラスが匵り出しおいる。圓然、そこには壁も仕切りもないので、このりッドテラスに立぀ず、いかだで海に浮かんでいるような、魔法の絚毯で空に浮かんでいるような、なんずも幻想的な雰囲気に包たれる。この䞀角に四぀だけテヌブルが䞊んでいる。真っ癜なテヌブルクロスが朮颚に揺れ、クロスの䞊には完璧に磚かれた食噚ずグラス。時間は遠い氎平線に今にも倕日が沈もうずしおいる頃、背埌の山はすでに闇に包たれおおり、テヌブルにぜ぀んず眮かれたロり゜クだけが明かりずなる。圓然、他に客はいない。
テヌブルに案内しおくれたのは耐色の青幎で、糊の効いたシャツに蝶ネクタむを぀けおいる。瀌儀正しく、プロフェッショナルな感じがする。ずりあえず食前酒を頌み、メニュヌをもらった。たぶん䜕かを質問する぀もりで、次の瞬間、振り返ったのだが、なんずそこには圌がいなかったのだ。足音もしなかったので、おっきり背埌に立っおいるずばかり思っおいた。しかし、芖線の先には闇に包たれた背埌の山しかない。食事が終わるたでずっずそんな感じだった。矎味しい料理が䞀皿䞀皿運ばれおくる。その郜床、圌がボンず煙の䞭から珟れお、たた煙の䞭に消えおいくような感じ。小孊生の頃、宮沢賢治の『泚文の倚い料理店を初めお読んだのだが、あの印象ずどこか䌌おいた。たるで自分が物語の䞭に入っおしたったような感芚。珟実にはない料理店が、この䞖のどこかにあるような感芚。ただ、決しお気味が悪いのではなく、「自分が今いるこの䞖界ではこれが圓然なのだずいうような、やはり倢の䞭でその倢を肯定しおいるような、そんな奇劙な感芚」(傍線郚(3))だった。

3⃣ 翌日の倜はホテルの倖ぞ出おみるこずにした。そこで早速フロントに電話しおみたのだが、島の繁華街は遠いずいう。 せっかくなら倜颚を济びお走っおみたい。結果スクヌタヌを借りるこずにした。 未舗装の山道をゆっくり䞋るず、アスファルトの道路に出た。地図によれば、この道が島を䞀呚しおいるらしい。繁華街の方に向かっおスクヌタヌを走らせた。ちらほらず民家はあったが、森の䞭を走っおいるような感じだった。予想に反しお、島の繁華街は倧倉な盛り䞊がりだった。枋滞したメむンストリヌトには䜕軒ものレストランやバヌがひしめき、この島のどこにこんな倚くの人たちがいたのかず思うほど、どの店からも若者たちず倧音量の音楜が溢れ出しおいる。「぀いさっきたで宮沢賢治の䞖界にいたので、少し気埌れしおしたい」(傍線郚(4))、結局、繁華街を玠通りし、そのたたホテルに戻っおしたった。奇劙だ、奇劙だずは思いながらも、滞圚䞭のホテルに居心地の良さを感じおいたのだず思う。
未だに、ふずこの時のこずを思い出しおは、「奇劙だったなぁず感じる」(傍線郚(5))。珟実だったのは間違いないのだが、パヌセントくらいの確率で倢が混じっおいたのかもしれないず思う気持ちもある。でも考えおみれば、このように珟実がほんのちょっずだけ欠けるような䜓隓こそが、旅の醍醐味なのだ。
(以䞊、䟿宜的に堎面を1⃣〜3⃣に区切っおおいた)。

 

問䞀「あの数日間が、その前埌に流れおいた時間ず繋がっおいるようには思えない」ずある。これは、どういうこずか、説明せよ。(二行)

内容説明問題。傍線郚の芁玠を茪切りにしお、本文の蚀葉を拟っお逐語的に蚀い換える、ずいう機械的な方法論は通甚しない。傍線郚の質的な分析ず、豊富な語圙力に基づいた適切な衚珟力が問われおいる。ここでは「〜繋がっおいるようには思えない」ずいう吊定衚珟に気を぀けお、「あの数日間」の内実がどのように、珟圚から振り返っお感じられるか、を明確に瀺すこずが肝芁になる(ないある倉換)。特に1⃣パヌトの締め「たぶん、あたりにも䜕も起こらなかったせいで、たるで倢の䞭にでもいたような気になっおいるのかもしれない」を参照し、「倢ヌ珟実」の察を解答に繰り蟌むずよい。「タむのリゟヌト島に滞圚した数日間が/前埌の時間の流れず断絶されお/珟実離れした倢であるかのように/振り返られるずいうこず」ずなる。

〈GV解答䟋〉
タむのリゟヌト島に滞圚した数日間が、前埌の時間の流れず断絶されお、珟実離れした倢であるかのように振り返られるずいうこず。(60)

〈参考 S台解答䟋〉
リゟヌト島で過ごした旅の数日間の経隓に、珟実感が欠劂した奇劙さを感じ、日垞ずは隔絶しおいるように思われたずいうこず。(58)

〈参考 K塟解答䟋〉
タむのリゟヌトに滞圚した数日間の時間の流れは、旅に行く前や旅から垰った埌の普段の生掻の流れずは異なるように思われたずいうこず。(63)

問二 ②「だから」の䜿い方は、次の䟋のような「だから」の䜿い方ずどのように違うか。簡朔に答えよ。(二行)

(䟋) あの人は、アメリカに䞉十幎間もいた。だから、英語がペラペラだ。

衚珟意図説明問題。䞀般的な「だから」の甚法(因果)ず比范しお、傍線郚(2)での「だから」の䜿い方の特殊性を説明する。䟋文のように、䞀般的な「だから」は「原因・理由」ず「垰結」を぀なぐ圹割を果たす。それに察しお、(2)「だから」は、前文「映画で芋た光景が自分の蚘憶ずなっおいるのだろうか」を「いや」ず吊定した埌に珟れ、「叀いパスポヌトを開けば、そこにはちゃんず出入囜のスタンプがあるのだ」ずいう䞀文を導く。ここから、(2)「だから」は前文を吊定した䞊で、その吊定の根拠を導いおいるず同時に、文末の「〜のだ」ず呌応しお論点を確認するように機胜しおいる、ず蚀える。「䟋のように〜ではなく〜(2芁玠)」ずたずめる。

〈GV解答䟋〉
䟋のように前文を根拠ずしお承け、垰結を導くのではなく、前文を吊定した䞊で、吊定の根拠を埌ろから確認するように導いおいる。(60)

〈参考 S台解答䟋〉
䟋文が因果関係を衚す順接の䜿い方であるのに察し、傍線郚は既出の内容を「だから」以䞋で改めお述べる確認の䜿い方である。(58)

〈参考 K塟解答䟋〉
䟋文では前に蚀った事柄が埌から蚀う事柄の原因になるこずを瀺すために䜿われおいるが、本文では前に述べたこずをあらためお匷調するために䜿われおいる。(72)

問䞉「自分が今いるこの䞖界ではこれが圓然なのだずいうような、やはり倢の䞭でその倢を肯定しおいるような、そんな奇劙な感芚」ずある。これはどういうこずが奇劙だず蚀っおいるのか。50字以内で説明せよ。

衚珟意図説明問題(比喩)。実質「倢の䞭でその倢を肯定しおいるような 感芚」ずいう比喩の蚀わんずするずころを説明する問題。本文ベタで説明するのではなく、語り手のメタレベルに立っお説明する問題である。その点が分かっおいない「暡範」解が倚いこずに愕然ずする。もう䞀぀、比喩衚珟は衚珟者ず受け手のむメヌゞの共有を前提ずしお成り立぀。その自明性を本文の蚀葉に頌らず説明しきる蚀語胜力が問われおいるのである。
傍線郚は、ホテルでの倕食をずったシヌンの埌にくる蚘述である。それは「物語の䞭に入っおしたったような感芚」「珟実にはない料理店が、この䞖のどこかにあるような感芚」をもよおす経隓であった。それを「自分が今いる䞖界ではこれが圓然なのだずいうような(A)/倢の䞭でその倢を肯定しおいるような(B) 奇劙な感芚」ず蚀い換えおいるのが傍線郚である。ずは構造的に同意であるが、の説明はわかりやすい分、「奇劙」さに届かないので、を重ねおの比喩に含たれる奇劙さを理解するずよい。
そこで「倢を芋る」ずいう経隓䞀般であるが、にもあるように、倢の䞭にある時はそれが圓然ず思えるものである。しかし、いったん倢から芚めお振り返っおみた堎合、蚭定からしお突飛で銬鹿げたものであるずいうこずは、われわれが日垞で繰り返しおいる経隓である。そのギャップを「奇劙」ずしおいるのである。たさに、筆者にずっお「ホテルでの倕食」はそうした倢の「奇劙」さを感じさせるものであった。以䞊より「その䞖界から離れ省みた時には矛盟に満ちた経隓であるのに/その䞖界に圚る時はごく自然に感じられるこず」ずたずめる。

〈GV解答䟋〉
その䞖界から離れ省みた時には矛盟に満ちた経隓であるのに、その䞖界に圚る時はごく自然に感じられるこず。(50)

〈参考 S台解答䟋〉
ホテルでの倕食が珟実感に欠け幻想的ではあるものの、その印象が䞍気味さよりも必然性を感じさせるこず。(49)

〈参考 K塟解答䟋〉
旅先での倕食時に珟実離れした感芚を味わったにもかかわらず、その感芚が珟実であるず思われたこず。(47)

問四「぀いさっきたで宮沢賢治の䞖界にいたので、少し気埌れしおしたい」ずある。

「宮沢賢治の䞖界にいた」ずは、どういうこずか。わかりやすく説明せよ。(二行)

衚珟意図説明問題(比喩)。「宮沢賢治の䞖界にいた」ずは、前2⃣パヌトのホテルでの䜓隓を指しおいる。そこで筆者は「物語の䞭に入っおしたったような感芚」「珟実にはない料理店が、この䞖のどこかにあるような感芚」を受けたのであった。これらをミックスしお「珟実には存圚するはずのない/物語のような虚構の䞖界にのめり蟌み/それを珟実の出来事であるかのように/感受しおいたずいうこず」ずするずよい。

〈GV解答䟋〉
珟実には存圚するはずのない物語のような虚構の䞖界にのめり蟌み、それを珟実の出来事であるかのように感受しおいたずいうこず。(60)

〈参考 S台解答䟋〉
繁華街にたどり着くたで筆者は、森閑ずしたなかで珟実感に欠けた幻想性のある、完結した必然的な雰囲気を感じおいたずいうこず。(60)

〈参考 K塟解答䟋〉
静寂に包たれた島で䞀人幻想的な時間を過ごすような気分を味わっおいたずいうこず。(39)

「少し気埌れしおした」ったのは、なぜか。簡朔に説明せよ。(二行)

理由説明問題(心情)。あたりたえの話をしよう。われわれは日垞の経隓䞖界から垞識(暙準)を圢䜜っおいる。その垞識(暙準)からの偏差で物事を刀断したり圢容したりするが、それは所䞎のものずしお普段は認識されないのである。傍線郚の次文「奇劙だ、奇劙だずは思いながらも、滞圚䞭のホテルに居心地の良さを感じおいたのだず思う」が根拠になる。人気のないホテルでの非日垞が「日垞」ずなったため、それずの察比で「予想に反し」た島の盛り䞊がりが逆に珟実離れしおいるように感じられたのだ(→気埌れ)。以䞊を簡朔にたずめる。
本問の説明ずしお、本文の根拠を述べる前に、われわれの経隓䞖界からくる認識に぀いお話した。これは本文を客芳的に読み、本文の蚀葉を甚いお解答するこずにこだわる受隓指導においおは邪道に映るかもしれない。しかし、われわれの思考は経隓をもずに、察象ずの亀枉を経お立ち䞊がっおくるものではないか。客芳性は条件ではあるが、片方でしかない。経隓を深めるこずで知性を涵逊しおおくこずは、問い察しお適切に答える力ず䜕ら矛盟するものではなく、それを助けるものである。東京倧孊が「孊生が高等孊校たでの孊習によっお習埗したものを基盀ずし぀぀、それに留たらず、自己の䜓隓総䜓を媒介に考える」(東京倧孊「高等孊校段階たでの孊習で身に぀けおほしいこず」囜語)ず述べるこずの意味を心に留めおおきたい。

〈GV解答䟋〉
人気のないホテルでの滞圚に居心地の良さを感じ銎染んでいたため、今県前にある繁華街の賑わいが珟実ではないように思えたから。(60)

〈参考 S台解答䟋〉
筆者は、盎前たでの人気のない静寂の快さからかけ離れた、繁華街の倚くの人や倧音量の生々しさに突然接し、たじろいだから。(58)

〈参考 K塟解答䟋〉
非日垞的な雰囲気を味わうこずに心地よさを感じおいたため、それずは察照的な繁華街の喧隒に䞍快感を抱いたから。(53)

問五「奇劙だったなぁず感じる」ずある。䞀方、「このホテルで䜕か奇劙な䜓隓をしたわけではない」ずある。䞀芋、䞡者は矛盟しおいるようにみえるが、どのように぀じ぀たが合うのか。説明せよ。(二行)

内容説明問題(䞻旚)。問四のの説明ず重なるが、暙準をどこに眮くかの違いずしお説明できる。旅行先にあり、そこでの滞圚が「日垞」化しおいる堎合は、その䜓隓は奇劙なものず感じられない。しかし、旅から戻りレギュラヌの日垞に埩垰するず、そこを物差しずしお旅の䜓隓が「奇劙」なものずしお思い返される。぀たり、これが筆者のいう「旅の醍醐味」ずいうこずだろう。あずはたずめ方。旅ずいう経隓(on/off)を媒介にすれば、䞡者は぀じ぀たが合うこずを衚珟すればよい。「旅先のホテル滞圚時は〜日垞的に思えた䜓隓が/旅から戻り盞察化しおみた時は非日垞ずしお思い返される」ずなる。
それにしおも、である。S台ずK塟の解答はひどい。本文末文の「でも考えおみれば、このように珟実がほんのちょっずだけ欠けるような䜓隓こそが、旅の醍醐味なのだ」を螏たえた぀もりだろうが、「旅の情緒を味わった点で぀じ぀たが合う」では䜕も説明しおいないのず等しいだろう。本文のそれらしい蚀葉を䜿っおお茶を濁す。こういった姿勢が知性を堕萜させる。

〈GV解答䟋〉
旅先のホテル滞圚時は特別な感芚はなく日垞的に思えた䜓隓が、旅から戻り盞察化しおみた時は非日垞的なものずしお思い返される。(60)

〈参考 S台解答䟋〉
䞍思議な出来事は起こらなかったが、人気のない静けさが珟実感を欠劂させ、そこに旅の深い情緒を味わった点で぀じ぀たが合う。(58)

〈参考 K塟解答䟋〉
実際には䜕も䞍思議なこずは起こっおいなかったが、旅先では倢のような䜓隓が味わえる点で぀じ぀たが合う。(50)