全体の概要
しかし従来の「キレイな」発音のアメリカ英語とは、むしろ私たち日本人の、「英語とはこのように話されなければならない」という固定観念の表れであり、近年のトレンドとして、世界中で話されている様々なバージョンの英語を認めていこうという動きは、個人的に興味深いと感じる。その背景には、まさに言語は変わりゆく生き物であり、正しい形はひとつでは無いことから、英語の発音の上手さだけに囚われる必要はなく、そこに英語を聴く「楽しさ」がある。
概要と考察を踏まえたこれからの勉強法
正しい練習方法を習得したら、あとは聴く量を定期的に保てば、ある程度(7割ほど)までは得点が出来るようになるはずなのでリスニングはそれくらいの点数で満足という人はそれでOK。但し、それ以上である満点近い点数まで目指したいならば、さらなるアウトプットが必要であると考える。さらなるアウトプットとは、”exposure”(=英語が周りに溢れてる環境に積極的に身をさらすこと)である。英語のスピーキングを行うことも方法のひとつであり、私はいつでもお待ちしていますので、ぜひ遠慮なく訪ねてきてほしい。笑
各大問毎の考察
読まれる音声の量も多くなるため、会話の流れと場面を想像しながら、その内容の大意(結局、この人は何を言いたいのか)を正しく捉えることが必要である。第5問は全体の中で音声が長く、難しい内容であるため、その中で情報をいかに多く聴きとれるのかがカギとなる。ワークシートやグラフを活用して分かる箇所から答えていかないと、焦って次の問題に間に合わなくなる可能性があるので注意が必要である。第6問は、複数人で話す問題も出題されているため、「誰」が「何をどのように」考えて発言しているのかを区別し、整理して答えを導きだすことが求められる。
英語担当 Arisa