【グレイトヴォヤージュへの推薦文】
皆さんこんにちは、京都は紅葉のシーズンも終わり雪が降るほど寒く、沖縄の暖かさが懐かしいです。私は京都大学理学部数学系三年の玉城です。高校一年の後半から京都大学に合格するまでの期間、塾長である大岩先生や木村先生をはじめとするグレイトヴォヤージュ関係者の方々にお世話になりました。その内容は日々の学習指導から進学後の進路相談まで多岐にわたるもので、当時学んだことは今の自分の中にも脈々と生き続けています。

今でも帰省の際に様々な話をするなど、受験生のころとは違った形での関わり合いが続いており、生き方において多くの示唆をいただいています。そんな私から、グレイトヴォヤージュとこれから関わるかもしれない学生の皆さんに向けて以下の三つについて簡単に書いていきます。

1.それは現在から近い将来にかけて自分が取り組もうとしていること

2.大岩先生から学んだこととその影響

3.グレイトヴォヤージュで学ぶこと、です。

今現在、大学の理学部で数学を専攻していますが、それと同時に経済学、法学、政治学といった分野も学んでおり、将来的には大学での専攻とは関わりの薄い行政の分野、具体的には沖縄県庁で働こうと考えています。理系学部から文系の職業にいわゆる文系就職をするわけですが、これは大学在学中に自身の関心分野や将来的な社会への関わり方に対する考え方が変化したことが影響しています。高校在学中は沖縄における人材育成と数学に興味があり、人材育成を通して沖縄の発展に貢献したいと考え数学の教員を目指していました。

しかし、沖縄の社会の現状を知るうちに、経済や政治を学んでもっと直接的に沖縄の貢献に関わりたいと思うようになりました。専攻の数学と同時に他の分野を学ぶのは大変ですが、自分の描く将来につながる学びにやりがいを強く感じています。
大学受験対策では、大岩先生から東大京大の二次現代文やセンターの倫理について教わりました。講義の中でも、現代文や倫理の授業の中での社会的な背景や思想についての解説を聞くのが特に好きでした。具体的な例でいえば、第一次世界大戦からアメリカ同時多発テロにいたるまでの中東情勢の政治、経済、地理、思想など学問をまたぐ歴史的な背景と現在の中東という地域についての解説が記憶に残っています。膨大な知識の量を持つ大岩先生だからこその学問分野を横断的に解説していく講義が印象的でした。

受験対策としての知識だけでなく、分野にとらわれず学問横断的に社会を捉え、深く考えていく姿勢を学ばせてもらいました。様々なことを学び、その知見を活かして社会を良くしていきたい!という今の自分の根底にある考え方にも強く影響を及ぼしているように思います。

グレイトヴォヤージュは出来て間もない歴史の浅い予備校ではあります。しかし、講師の皆さんは大手予備校で長年のキャリアを持つ方々であり、現在通う学生もその多くが医学部や県外難関校を目指す人達ですので、学習環境としては申し分ないと思います。アットホームな雰囲気の中で学ぶことを楽しみながら大学受験に向けて勉強しているという印象でした。国際通りの近くという場所柄もあり、近所の商店街のおじさんおばさんにも応援してもらえるという少し変わった居心地の良さを持つ予備校でもあります。

自身の経験から言えることですが、生きていく中で色々な場面で悩み考えることがあれば、過去の自分と考え方が変わることは大いにあると思います。想定もしていなかった分野に進むこともあります。特に高校生のころは悩み抜いて決めた志望校なのだから変わることはないと思いがちです。実際は色々と考えが変わり、様々な方向にぶれていきながらも、進路の軌道修正をして自分の核となる生き方を模索していくものでしょう。ですから、その時々における人との出会いが強い影響力を持ちます。

塾は様々な出会いをもたらす場所であり、大学受験は自分の考えと向き合い進路を固めていく人生のひとつの大きな山場です。その時期に、大岩先生を始めとするグレイトヴォヤージュの方々と関われることは学生の皆さんにとって大きなプラスとなることを私が保証します。

試しにグレイトヴォヤージュを訪ねてみてください。すぐに、大岩先生を始めとする講師の方々に魅了され、その選択が正しいものだったと思うと確信しています。