「ずっと外向きで大学も沖縄県外に出て、カンボジアやインドに行ったりして沖縄から外に出てバリバリやっていこうと考えていたけど、最近その考えが少しずつ変わっています」と。今回お届けするのは、志選抜選抜者でもあり、法政大学、関西大学に進学した卒業生のひなさんと、かすみさんと話した内容をお届けしていきます。

 

GVでは、自分の目指す先のロールモデルになりそうな卒業生を紹介することが度々あります。どんな風な未来を歩むのか?実際に少しだけ先に行く先輩と出会い、話すことでその未来は現実として近づいてきます。だから、GVでは沢山目の前の生徒と話をします。話して話して色んな話をして、彼ら彼女らの未来がGVと出会うことで更に明るいものになってくれたらと思っています。 それが出来るのは、先生方一人ひとりが生徒の力になりたいと常に思っていることと、GVが那覇市泉崎にしかないから。だからこそ、繋がりが強くなります。卒業、その先へ。

 

【今回のキーワード】

◆外向きの自分から身近な手の届く範囲(自分)へ

◆ふとした時に気づく私

◆未来はどうなるのか分からない

 

今回2人に聞かせてもらったのは、大学生活についてです。まずはかすみさんからです。

 

高校時代のかすみさんは?

最初にかすみさんと出会ったのは、志選抜でした。塾生だった生徒の紹介で志選抜の受験をしに来てくれたんですが、とにかく完璧、話してくれる内容、それまでに取り組んできたこと。その全てが素晴らしくて、『こりゃ物凄い生徒が来たぞ』という事を覚えています。直後に撮ったのが、上記の写真です。現在については下記に記載していきますが、きっと本人も今の考えになるとは思っていなかったと思います。ここからは、合格当時に記載した内容を書き記しておきます。
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まず最初のファーストコンタクトは自分も「志」プロジェクトだったんですが、率直に凄い素敵な子が来たな!という印象でした。やってきた事も、これからしたい事も明確に持っていたため、これは本当に気合い入れて色んな事を伝えねばと思っていました。

 

で、実際本当に多くの時間を授業などを通して過ごす事になったんですが「予想以上に可能性の宝庫」だという事を改めて実感しましたし、「オイオイ!大人よりも仕事してない?」と思うくらい、あらゆる事にチャレンジしまくっている彼女を見ながら、「負けてられないな」「そんな忙しさの中、参加する授業を最高のものにする」という思いにも繋がっていましたw

 

それと同時に自分の中での「かすみの可能性を広げる、今以上の選択肢があるんだという事を体感してもらう」という思いの元で、毎日試行錯誤しながら授業の中で「平和を考える多様な視点」、「まだ見た事ない世界」を盛り込みながら作り込みました。その中で感じた事は「吸収力」です。エゲツない吸収力の元(多分掃除機で売り出したら勝ち)、自分が思う以上に可能性を広げたんではないかと思います。その完璧そうな印象とは別にポンコツ感も実は持っており「妹の質問をされているのに自分の話をしだしたり」「テレビのリモコンを洗濯してみたり」、そんな一面も多くの人を魅了するかすみさんの魅力だと感じています。

 

あと首里城の案内が出来なくなったという事で、新たな観光プランを生み出したり、実際に予備校の中でもみんなに対してデジタルを利用しながら首里城を案内してくれたりと、新たな事を始める力も持ち、中でも進路については本当に苦悩しながらもよく決断したと思っています。

 

Q.今後のかすみさんに期待する事はありますか?
誰かのためにそれこそ恐ろしい程、全力で物事に取り組む力を持っているかすみさんだからこそ、大学でも同じように社会にある多くの課題にぜひ向かい合って欲しいと考えております。きっとその先にあるのはかすみさんが考える平和な未来だと確信しています。かすみさんが動けば必ず多くの人が「次々と手を挙げ」大きな渦を生み出すと思います。時にその渦が大きくなりすぎて悩む事もある事もあるかもしれませんが、そんな時には一緒に学んだ仲間やグレイトヴォヤージュを頼っていただき、一緒により良い未来を作る事が出来たらと思います。期待はしまくりです、本当に沢山の刺激をありがとうございます。

▼かすみさん合格体験記

 

では現在のかすみさんはどうでしょうか?

実は、、、高校生以上に活動の幅を広げて突き進んでいます。正直、大学入学してからも本当に色々とありました。卒業してからもちょいちょいと連絡を取らせてもらっているんですけど、入学して最初に帰ってきた時には「現在は関西大学に進学して、「世界の若者が互いに刺激し合い成長する環境を創る」を理念として掲げ活動している学生団体に所属しています。その活動では実際にカンボジアの小学校で花火大会を開催したり、お祭りを届けて「子供の学びの場を広げ未来の選択肢を増やす」活動に私も参加しています。」という話をしており、

 

実際に本当に楽しそうに活動している写真も送られてきてました。一つずつ自分のしたい事を頑張っているなという印象でした。その後は休学しフィリピンに語学留学に行ったりしており、現在も様々な事へ挑戦する思いは変わらずでした。

 

【カスミさん】

【世界へ飛び出したい!当初の思い】
かすみさんの大学生活は、「外の世界で活躍したい」という強い思いから始まりました。色々と取り組む中で、新たな経験を求めて休学を決意しました。

 
 
【転機となった海外経験】
休学を利用して、かすみさんはフィリピンやインドなど、様々な国を訪れました。特にフィリピンでの経験が大きな転機となりました。マニラから2時間ほど離れた田舎での滞在を通じて、自然に囲まれた環境で過ごすことの大切さを実感したのです。
 
フィリピンから帰国後、かすみさんは新たな可能性を見出しました。「帰ってきたときに、世界中回ることが自分にとって1番幸せだって気づいて、CAになりたいという思いが固まりました」と振り返ります。1年間で30回ほど飛行機に乗っていた経験もCAへの思いを強くするものになっていたみたいです。
 
インドでは、思わぬハプニングも。マンゴーを食べてアナフィラキシーショックを起こし、病院に運ばれるという経験をしました。「そのせいで、パスポートと顔が違いすぎて出入国ゲートで審査官達が審議審議みたいな感じになっている位でした」と、今では笑って話せる出来事となっています。実際にその当時の写真を見せてもらいましたが、、、別人でしたwよく帰ってこれたなと、助けてくれたお医者様と、入国審査官の皆様にありがとうを伝えたいそれくらい凄かったです。
 
 
【新たなキャリアの可能性】
現在、かすみさんは二つの魅力的なキャリアパスの間で本当にやりたいことを探求し続けています。一方では、世界を旅する夢を叶えるCAの道。他方では、人々の生活に直接貢献できる金融(特に保険業界)の道です。「飛行機がめっちゃ好きだったからCA良いかもなと思って目指している」と、CAへの強い思いを語るかすみさん。同時に、「人の生活に還元できるような仕事がしたいな」と考え、損害保険や銀行にも注目しています。特に、法律や保険に関連する分野に興味を持ち始めています。「実際に判例とかを使いながら、過失割合を出してみたいな事をしていると、こういうのめっちゃ好きかもってなっています」と、インターンシップにも参加して新たな可能性に目を輝かせています。本当に色々とあった大学生活、よく頑張ったなと思います。
 
 
【価値観の変化:キャリア中心から生活の質重視へ】
これらの経験と選択肢を通じて、かすみさんの価値観は大きく変化しました。当初は「バリバリとキャリアを築くタイプ」だと思っていましたが、自然豊かな環境で過ごすことの大切さに気づきました。そして、一度は離れたいと思っていた沖縄の魅力を再評価するようになったのです。
 
「沖縄の豊かな自然環境と、家族との時間を持てる近さが、新たな魅力として映るようになった」とかすみさんは語ります。キャリアの構築だけでなく、自然に囲まれた環境で過ごすことや家族との時間を大切にする生活スタイルを重視するようになりました。
 
どこにいたって、かすみさんは沢山の人に愛される。前にも書きましたが、かすみさんが動けば必ず多くの人が「次々と手を挙げ」大きな渦を生み出すと思います。この思いは今も変わらずにあります。
 

【まとめ:自己発見の旅は続く】
かすみさんの就職活動は、まさに自己発見の旅の途中にあります。CAとして世界を飛び回る夢と、金融・保険業界で人々の生活に貢献する可能性です。この過程で見出した「仕事と生活のバランス」「地元への貢献」「自然環境の大切さ」といった価値観は、どちらの道を選んでも、きっと彼女の人生の羅針盤となることでしょう。

 

次はひなさんについてです。高校時代のひなさんは?

最初にひなさんと出会ったのも、志選抜でした。かすみさんと同じく塾生だった生徒の紹介で志選抜の受験をしに来てくれたんですが、ヒナさんは華がある。周りの空気感を明るくしながら、いつの間にか聞き入ってしまうそんな雰囲気をプレゼンでは全面に出していました。直後に撮ったのが、上記の写真です。現在については下記に記載していきますが、ここにも確かにCAという文字が光ります!!合格当時に記載した内容を書き記しておきます。
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「志」プロジェクトで出会ったひなさんは『エンターテイナー』要素を秘めており、何やら同じ種類の匂いがしましたw場を一瞬で明るくし、全ての印象を操作したかのように持っていくwでも、そんな素質を持っているはずなのに「自分を必死に抑えている!?」「これが私の最大なんだ」と決めてしまっている感じがしました。

 

だから、自分がひなさんに対して意識したキーワードは「常識の枠内からの脱却」と「ひなの魅力を全力でプレゼンする」という事。きっと会話の中や紹介した人が「エッ何それ?」となったのはその理由からです(何回も戸惑わせてしまった事もあったかな)w

 

そして進路についての「仁義なき戦い」が始まるわけですが、最初のうちは全然曲がらない、折れない。まさに鋼鉄の意思(石かな!?)の無双状態。そんな無双したひなに永遠とプレゼンする金城さん。それでも譲らないひなさん。そしてそんな無双状態が解ける瞬間を狙い「これまで以上の全力プレゼン」。これが俗にいう「令和GV合戦」な訳ですが、意表をついたかのように「金城さん自分挑戦したいと思います」。これで決着ですwご清聴ありがとうございましたw

 

進路を決めてからも色々とありましたし、最後の最後までもうびっくりと感動を繰り返してくれた事は忘れる事はないでしょうw

 

Q.今後のひなさんに期待する事はありますか?
いやっAOの授業で出会った全ての人達に期待しかありませんw授業やゲストを招いての時間にも常に場を華やかにしてくれる天性の力がひなさんにはあります。でもその花はこれからしっかりと水をやりしっかりと手入れする事をせずにいると、一瞬の華やかさをもたらしてくれるかもしれませんが、咲き続ける事はないかもしれません。だからこそ沢山の学びを吸収してください、沢山の人に出会いその出会った人達一人ひとりとのご縁を大切にしながら、その繋がりを世界へと広げていって下さい。あなたの花は一瞬だけでは勿体ない、それだけの可能性を秘めています。笑顔の裏でこれから笑顔だけでは乗り切れない不安を抱える事があったなら、グレイトヴォヤージュには「あなたの可能性」を「あなた以上に信じる人達」が沢山いるのでぜひ帰ってきたら良いですよwという事で一言でいうと「ぜひ未来ではゲスト講師」としてお待ちしております。

▼ひなさん合格体験記

 

では現在のひなさんはどうでしょうか?

法政大学に入学してからの様子をまとめたものがあったので、そちらをご覧いただけたらと思います。大学に入学してからも考えに変化があった事が分かりますね。そして、今回話を聞かせてもらった内容です。

 

 

      

     

【ヒナさん】

【海外への憧れから始まった旅】
ひなさんの物語は、強い海外志向から始まりました。「私のアイデンティティは多分日本人じゃない」と考え、留学を絶対的な目標としていました。「飛行機に乗りたいし、開放されたい」という言葉には、外の世界への強い憧れがありました。この考えは、受験生の時にもずっと語っていた事です。

 

【予期せぬ転換点】
しかし、海外への道が閉ざされたこと(新型コロナの影響)で、ひなさんの旅は思わぬ方向に向かいます。「外に自分の求めている答えを得ようと探していたけど、外じゃないんだ、自分の中でちゃんと向き合わないと」という気づきが、彼女の内なる探求の始まりでした。

 

【徹底的な自己分析の日々】
就職活動は、ひなさんにとって深い自己理解の機会となりました。「私の就活全部自己分析しかしていない」と語るほど、自分自身と向き合う時間を大切にしました。しかし、この過程は決して平坦ではありませんでした。「心折れながら、自己分析をガッツリして」という言葉からは、自己理解の難しさと、それでも諦めなかった彼女の強さが伝わってきます。

【無意識の行動から見えてきた本当の自分】
転機となったのは、日常生活の中での気づきでした。忙しい就活の合間でも、服を選ぶ時間を惜しまない自分に気づいたのです。「私は服選びには時間を惜しまないんだ」という発見は、今まであまり見る事のなかった世界を覗くきっかけになりました。

 

【アパレル業界への勇気ある一歩】
この自己理解を基に、ひなさんは勇気を出してアパレル業界に目を向けました。「勇気を出してアパレル業界を見ようと思いました」という決断は、彼女の人生を大きく変えることになります。

 

ある企業の説明会で、自分の考えと驚くほど一致する社員の話を聞いたひなさん。「私の理由とほとんど同じだった」という経験は、きっと自分の道を見つけた瞬間だったんだろうな〜と本当に楽しそうに話す姿を見て思いました。きっとこうやって話して、僕らが志選抜で魅了されたように、会社の方々にも届いたんだろうな〜とその姿を思い浮かべながら聞いていました。ちなみに、ひなさんは表に持つキラキラポジティブ、チャラチャラ印象の裏側に目の前の人の事を思うとても優しい一面も隠れています。その一面は他の人が気付かない気づきももたらします。

 

【内定獲得と新たな出発】
徹底的な自己分析と勇気ある決断の結果、ひなさんは無事に内定を獲得しました。「自分のことを理解して就活したら楽しくなりました」という言葉には、自己理解の深さが適切なキャリア選択につながったことへの喜びが溢れています。今回も象徴的だったのが、洋服の事を語るひなさんの姿です。「一人でも多くの人が洋服と出会い、その出会いを通して、、、」みたいに笑顔で熱く語る姿に本当にぴったりな場所と出会えたんだなと嬉しくなりました。

 

【まとめ:自己理解の重要性】
ひなさんの経験は、就職活動が単なる企業選びではなく、深い自己理解と成長の機会であることを教えてくれます。当初の海外志向から、自分の内面に目を向け、そして本当にやりたいことを見つけるまでの過程は、きっとこれから就職活動を始める大学生や、高校生にも参考になるものだと思います。自分の内なる声に耳を傾け、勇気を持って一歩を踏み出す。ひなさんの物語は、これからも続きます。

 

ということで、2人とも高校時代に掲げたビジョンとは違っているかもしれないけど、物凄く楽しそうで、その一つひとつの報告にまたしても嬉しくなりました。合格その先へ、GVがずっと掲げてきた思いはしっかりと卒業生達に伝わり、様々な場所でとてつもない大きな花を咲かせています。そんな卒業生達を今後も紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

 

そして、そんな2人と初めて出会い、ここまでの付き合いを生んでくれた「志選抜」が今回も始まっております。今回は対象者が高校2年生、高校1年生となっておりますので、ぜひ対象の方は一度志選抜ページを覗いて頂けたらと思います。

 

【GVの現在開催中の講座など】

◆志選抜2024
現在「志選抜2024」を開催中(9月9日から11月15日まで随時受付中)です。こちらは、選抜されると授業料が最大全額免除となる高校1年生、高校2年生を対象としております。学力型、ビジョン型どちらかの選抜方法でチャレンジすることができますので、まずは確認し申し込みお願いします。

【対象学年】高2生、高1生