「The Professional」とは?
普段の授業では中々会う事の出来ない「Professional」な方々を「オンラインサービス」を利用し生徒に紹介し、未来について語り合っていくという内容となっております。それだけではなく、今現在と繋がる事も大事だと考えており「新型コロナウイルス」のこの状況で「〜はどうなっているのか?」その状況に対して私達が出来る事は何なのか?という現在起きている問題に対して、現場で働く人たちなどと語り合いながら自分たちに出来る事を行動していくという時間を設けさせてもらっております。この授業を開催する事で、生徒達が自ら考え自分たちの学んでいる事が、困難な状況を打破するきっかけになるという事を実感していただけるのではないかと考えております。

 

講師紹介【リックスタントンさん】

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「The Professional」最初のゲストは、、、
子供のころに書いた『死ぬまでにやりたいことリスト』。 これに書かれた壮大な思いを叶えるべく、15歳の家出少年が思いついた方法…。それは、3つの苦手を克服し、”やりたいこと資金”を創ることだった。 フリーマーケットからビジネスを始め、ひとつひとつ想いを実現化しながら、アドベンチャーに満ちた青年期を過ごす。 その後は、自身のやりたいことリスト制覇にむけ、バックパックひとつで南極を含めた全大陸を跳びまわり、84ヶ国を旅したり…。高齢の母の夢を叶えに、47都道府県を巡り、5大陸に渡る地球一周の旅など、母を車椅子に乗せ、リストに書いた〝おかあはんを笑かす″ 旅を継続中。 現在は沖縄を拠点にし、ある人との出会いをキッカケに、次の人生を『旅する絵本作家 リックスタントン 』と改名し、絵本出版に向けて爆進中。

 

授業キーワード

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リックさんの授業はとても刺激満載。聞いている生徒ひとりひとりのメモを取る手が止まらない。その内容を厳選してご紹介していきます。

1.将来の夢はなんですかが大嫌い!
2.仕事って世の中には3つある!

1.将来の夢はなんですかが大嫌い!

「将来の夢はなんですか?」多くの方が小学校の頃を含めあらゆる場面で聞かれてきたこの言葉。一見すれば普通の質問に聞こえるが、特にリックさんが違和感を覚えたのは、その将来の夢はなんですか?が職業であったという事。そしてその流れで本当にしたい事では無いはずなのに、とりあえずで言わなきゃいけない状況、その状況が大嫌いだったと話していました。

 

続けて話してくれたのが、小学校の時のリックさんの実体験。
「今でも覚えているのは、小学校の時に夢はなんですか?って聞かれて、周りのみんなは警察官、サッカー選手とか野球選手とかくる。自分の番になり、ルパン3世が大好きで、さすがに泥棒は4年生だったからダメなのはわかっていたけど、泥棒がダメだったらなんにしようと思っていた。だけど心の底から幸せになりたいと思っていたんで、「幸せになりたい」ってご機嫌に言ったはずなのに、先生はエッて顔をして「う~んそれも良いけどなんかない?なんか他にって言われた!」」
その経験が小学生のリックさんの心には残り、

夢はなんですか大嫌い野郎になった。と。

このブログを読んでくださる皆様はどう考えるだろうか?夢はなんですか?特に教育に携わる方々はもちろん、これから社会に出ていく方々には、このリックさんの経験を自分なりに考えてほしい。

 

でも、夢はなんですか大嫌いやろうになったと話したリックさんですが、この経験からバケットリストの元となる、やりたいリストづくりが始まる。夢と言われれば、なんか1つだけしか答えれない感じがして、それが許せなくてそこで「自分は世界中を旅したいし、ルパン3世見てヨーロッパに行くって決めたと話していました。

 

2.仕事って世の中には3つある!?

と聞いて皆様は何だと思うだろうか?全く思いつかないと思う人も、こんな感じかなというのはあるけど全部は思いつかないという人も、ぜひ1分程度自分で考えてほしい。

 

15歳で家出して働き始めたリックさんが感じたのが下記の働き方。

①時間給で働く仕事。

②その人たちをマネジメントするマネージャーや経営者

③オーナー【投資家】

 

この3つが世の中にはあると気づいたから自分の人生は変わった!という話をしていたので、ぜひこちらの意味も自分なりに考える事をしてもらえたら、きっと将来に役立つのではないかと思います。

 

その上で、バケットリストを知る子が増えたら将来に対して不安を持つ人が減るんじゃ無いかな〜とも話しいたので、ぜひバケットリストについても検索していただき、実践していただけたらと思います。

もっともっとリックさんの語ってくれた内容は、とてつもなく濃い内容だったのですが、そちらは実際にGVに来た際に公開させていただきます。

 

受講した生徒の感想

今回の授業を受けて、生徒たちはどのように感じたのか?受講した生徒の声を一部抜粋してお届けいたします。

リックさんのお話を聞いて、自分の努力次第でいつでもその夢を叶える事はできるのだと考える事ができました。また、私も本や映画から影響を受ける事が多く、ここに行ってみたい!こうなりたい!が将来の夢と呼んでいいものなのかと思っていたのですが、人生を最高に生き抜くためにはたくさん色々な夢があっていいのだと背中を押された様な気持ちになりました。17歳の私はまだまだ両親や周りの人達に支えられる事ばかりですが、その人たちにいつか必ず恩返しして、リックさんのようにたくさんの人にパワーを届けられるそんな大人になりたいと強く思います。

 

話を聞きながら共感できることも多くて自分の経験値や思考力への自信にも繋がりました!そして自分がプロフェッショナルという言葉に感銘を受けたので将来の夢をさらに自分で魅力的に、高みを見て挑戦していきたいと思います!

 

リックさんとお話した時間の中で自分自身の心境に大きな変化がありました。

私は失敗することが世界で1番嫌いで常にリスクを避けているような人間です。高校生になったばかりの時も資金を募ってイベントをしようと思っていましたが、怖くて結局踏み出すことができませんでした。

そんな私ですがリックさんの思い立ったら即行動に移せるところ、そして人生短期勝負と勢いという言葉がとても心に響きました。リックさんがしてきた起業や絶頂期だった古着店を閉めること、世界一周などは他人から見たらすごくリスクのあることだし踏み出せない人がほとんどだと思います。ですがリックさんは物怖じすることなく、自分の生きたいようにどんどん前に進んでいて本当にかっこいいなと思いました。そして経営者と教師は人をいかに巻き込んで豊かにするかという点で似ているという考えも、すごく新鮮で今までとは大きく自分の考えも変わりました。

 

という風に、一人ひとりがゲストの先生から多くの事を学んでいました。他にもリックさんの話を聞き実際に質問する時間もかなり設けていただき、かなり「Professional」な先生から刺激をもらっているようでした。GVでは、この状況だからこそできる事を全力で追求し続けていきます。その他のGVの現在の取り組みは下記より御確認くださいませ。次回も「The Professional」をお楽しみに。

 

GVの現在のオンラインでの取り組みとは?