教育を考える【出典】
『「みんなの学校」流・自ら学ぶ子の育て方: 大人がいつも子どもに寄り添い、子どもに学ぶ!』木村泰子 著
『タテマエ抜きの教育論: 教育を、現場から本気で変えよう!』木村泰子、菊池省三 著
教育を考える【講師からのメッセージ】
私は、著者・大空小学校初代校長、木村校長が卒業させた児童たちの中1の担任をしていました。また、大学時代は大阪市内の小学校でボランティアをし支援が必要な児童や1年生のクラスを担当していました。現在は小学3年生のお母さんです。
読書会というよりは、大阪での教員時代についてお話しし、様々な視点で教育について、学校について一緒に考えてみたいなと思っています。
教育を考える【生徒の感想】
①「本を読んでの感想」
昔は少し変わった子だなと思われてた人たちが、今は「発達障害」などの病名を突きつけられる。確かにそれは原因を明らかに「病気」として対処する事を可能にするかもしれないが、一方で、その子達を社会から隔離していると言えないだろうか。私は怖い。なぜなら私にだって短所はあるので、それが「発達障害」なんて言われた日には絶望してしまうんじゃないかと思うからだ。
「普通」とは国が線引きするものなのか考えさせられる文章だった。
②大空小学校と、みんなが通っていた学校の違いはあるか?
ある→大空小学校は子供ひとりひとりに最適な教育を与える場。普通学級は子供に規律を教える場。
③支援が必要な人たちは、普通学級で学ぶべき?特別支援へ行くべき?
一概に言えない。その子供による。
④教育ってなんだろう?
生きる力を養う場。また学習することによって「知識」を与えて各々の見る世界を美しく捉えられるようにする所。
⑤自分が思う理想の教師とは?理想の学校とはなんだろう
子供の将来を考えて適度な距離感を図れる人。
⑥感想、まとめ
医者と教師は人を扱う上で似ているので、相手の気持ちを理解して道しるべを出す教師という職業を考えることは、医師としてどのように患者さんの気持ちをくむかを考えさせられて面白かった。
②大空小学校と、みんなが通っていた学校の違いはあるか?
通っていた学校では、支援が必要な人達が他の学校より多く接し方もかなり似ていたけど、校長先生まで深く関わるなどという点では、全員でこういった子ども達を見守るという点でとても良い事だと思った。
③支援が必要な人たちは、普通学級で学ぶべき?特別支援へ行くべき?
人によると思う。中学校の時にいたある女の子は、言語もちゃんと理解できず、常に走り回り担任の服を脱がしたりと手に負えなかった。その子の意思ではなく、親の思いで学校にいて、その子が普通学校で幸せか疑問だった。そういう人は特別支援の方が幸せなのかなと思った。もう一人は男の子で、女の子を触るなどすごかったが周りの理解や支えで学校生活を楽しんでた。いろんな人がいるのを理解して、支え合う事を学べるっていう点で周りにも良い影響を与えていた。普通学校にいたいと思っているのなら、できるだけ普通学級で学ぶのが良いと思う。
④教育ってなんだろう?
学力を上げるための勉強を教えるのではなくて、子ども達が社会に出た時、何か困難にあったり自分とは全く違う立場の人達に出会った時に、どう対処するか、どう乗り越えていくか自然と学ばせる事だと思う
⑤自分が思う理想の教師とは?理想の学校とはなんだろう
佐野さんがクラスの子どもを絶対死なせないって言ってたのが一番感動した。こんな先生がいてほしいと思いました。クラスで集団いじめがあったけど、先生は気づいてくれなかったし、疑うこともしていなかったので、今教師になろうとしている人達には少しでもこれくらいの強い気持ちで生徒を見てくれる人が増えたらと思った。
③支援が必要な人たちは、普通学級で学ぶべき?特別支援へ行くべき?
一概にどちらがよいか分からない。ぽい人が自分の小中にいたが、自分を含めて当時あまり理解がない子たちも多かったので、普通学級にいくと、いじめの対象になりかねないと思う。また、なにか行事とかでグループを作る際に残されるのを見ると心が痛いが、自分は自分で仲の良い人たちと組みたいって気持ちがあるのでなかなか行動にでれない。
④教育ってなんだろう?
教育っていうのは自分がなりたい自分になることの手助けだと思う。なりたい自分ってのは将来の夢とかじゃなくてもっと広い自分そのものっていうイミ。それを自分で見つけてなるまでが教育だと思う。自分は、先々問題児だったからけっこう今も教育の途中だと思う。でもそれを続けられたら、また自分っていうのをしっかり見つけられるのかもって思う。
⑥感想、まとめ
自分も本当はもっとなりたい自分がいるのかもって思う時が多々ある。自分の場合は完全に自分のせいなんだけど、こういう不完全燃焼な子がたくさんいるのかもって思うと、学校はもっと自分を確立するのに良い場所にできると思った。でもまだ見つけられなくても、自分はそれを自覚しているからまだまだ成長できそうな気がする。周りの仲間とかに恵まれてるなって感じています。自分は、医師になったら、こういう軽い障害を抱えている人と必ず出会うと思う。その時までに、自分で答えを見つけられたら良いなって思います。
②大空小学校と、みんなが通っていた学校の違いはあるか?
・殴られたときの痛みを教えるためにやりかえさなきという約
・生徒との距離が近い。
③支援が必要な人たちは、普通学級で学ぶべき?特別支援へ行くべき?
本人が行きたいと思ったところに行くべきだけど、普通学級でも支えてくれる人とそうじゃない人がいるので人によっては普通学級は難しいという人もいるかも。自分にあった学校を探す。
④教育ってなんだろう?
一人一人、平等に教えなければいけない協調生とか道徳心のよ
⑤自分が思う理想の教師とは?理想の学校とはなんだろう
一人一人の人間力を伸ばせる人が教師になってほしい。
⑥感想、まとめ
現在の日本はヨーロッパなどの他の国よりも、発達障害をもった子
③支援が必要な人たちは、普通学級で学ぶべき?特別支援へ行くべき?
その人自身を他の子と違う、特別な子と認識するのはあまり良
④教育ってなんだろう?
色んな価値観の人、身体的障害の人
⑥感想、まとめ
私は私立小学校、公立中学校、習い事で多動症っぽい子だったり、
②大空小学校と、みんなが通っていた学校の違いはあるか?
ケンカを止めるときに木村先生が仲介となって感情的にならず
③支援が必要な人たちは、普通学級で学ぶべき?特別支援へ行くべき?
普通学級でも大丈夫だと思う。自分が小、中学生のときにも特別支援クラスの人がいたが、クラスの人と交じって学校生活を送れてたから。
④教育ってなんだろう?
子どもだけでなく大人も自分とは異なったり、考えたことのな
⑤自分が思う理想の教師とは?理想の学校とはなんだろう
無理があるかもしれないが、学校の仕事だけでなく、生徒一人
⑥感想、まとめ
日本の教育支援の現状を知る機会になったし、そこにも目を向けた
②大空小学校と、みんなが通っていた学校の違いはあるか?
・校長先生が気にかけている。瞬間を大事にしている。
・生徒が止めに入っている。(子どもたちで解決させている。)
・反省文を書いた生徒がやり返さなかった。
・生徒を追いかけなかった。
・強く怒鳴っていなかった。
③支援が必要な人たちは、普通学級で学ぶべき?特別支援へ行くべき?
普通学級に主にいるほうがいい。お互いに理解することができるから。でも足りない部分は支援学級に行く。小学校から自分と他人は違う人だということを知るのが大事。子どもの頃から支援が必要な人たちが身近にいるというのを知っておくと、子どもは順応しやすいから良い。(大人になったら支援学級とかないから、普通学校に行くべき。)
④教育ってなんだろう?
・教科を教えて、学力や能力を向上させたりすることももちろ
・教育を受けるのは子どもだけではなく、教えている大人自身と子
⑤自分が思う理想の教師とは?理想の学校とはなんだろう
・話しかけやすい人
・真剣に話をきいてくれる人
・子どもにも分かるように話をしてくれる人
⑥感想、まとめ
改めて、支援が必要な子について考えることができた。私の通って
②大空小学校と、みんなが通っていた学校の違いはあるか?
先生が子供達を、ちゃんと学ばせている気がする。普通だったら、子供たちに理解させようとしても、伝わらない事が多かったと思うし(自分たちの学校では。)でも、大空の学校はちゃんと暴力はダメだって事を子どもがはっきり理解してこの理解した事を次に活かせていたと思った。
③支援が必要な人たちは、普通学級で学ぶべき?特別支援へ行くべき?
大空の小学校のように、先生たちが子供達を諭して、理解させるという学校ならいいと思う。でも、自分たちが行っていた学校みたいな雰囲気の学校だったら、もしかしたらいじめが起こってしまうかもしれないし、子どもたちの事に深く関わらない先生も少ないと思う。
④教育ってなんだろう?
先生たちがそれぞれの子どもたちに合った方法で学ばせたりする事も大切だと思うけど、子どもたちの雰囲気も大切だと思う。いくら先生たちが子どもたちに諭したりしても、子どもたちの理解がなければそれは意味がなくなるのかなと思った。
⑤自分が思う理想の教師とは?理想の学校とはなんだろう
自分の小学校の時は、周りと違った子とか、陰口言ったりしている印象があったから、その子たちに対する理解があって、先生たちも気づいてないみたいだったから、子どもたちの様子を一人ずつ少しでもいいから見てあげた方がより良い雰囲気が作られたらいいなと思った。
⑥感想、まとめ
みんなの意見を聞いて、最初支援学校に子どもたちは行くべきだと思ったけど、周りの理解があって、、、という意見がほとんどだったので、同じ学校に通わせたほうがいいなと考えが変わった。それでも、子どもが普通の学校に行くのを嫌がったら、その子の考えに合わせてあげる事も大事だと思った。
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