GV10周年特別企画「食べ物から世界を見る(モンゴルより)」という事で、5月14日に卒業生のチャカともさんをゲストにお招きしてトークライブを開催いたしました。グレイトヴォヤージュでは総合型・推薦型選抜対策の一環として学生たちが社会を探究していく企画を随時開催しております。
①食べ物から世界を見る(モンゴルより)
②食べ物から世界を見る(イギリスより)
③小学生の今を体験
④子どもの貧困について考える
⑤沖縄以外の教育の現状ってどうなの?
⑥卒業生と共に描く未来〜卒業その先へ〜
⑦子どもの支援をめぐる現状と課題
⑧「基地問題を考える」一橋大学中北ゼミ(政治学)
⑨「哲学対話」東京大学(梶谷教授)
チャカとも(CHAKA LAND)とは?
ラッパー、映像ディレクター、そして沖縄クリエイター集団「CHAKA LAND」を率いる今最も沖縄で勢いを持ったアーティストの1人。沖縄から世界へ面白いモノを発信する姿に多くの企業が共感し、代表曲となった「Mongol tsuiwan her we」はYoutube公開後瞬く間にモンゴルを駆け巡り、現在まで90万再生を記録。その勢いそのままに、今年2月には現地モンゴルにて、外務省関連イベントへの出演や現地のアーティスト・クリエイター、企業との交流・コラボ、楽曲制作など精力的に活動を続けている。モンゴルの魅力を日本へ発信すると同時に、沖縄の自然・文化をモンゴルの人々へ伝える架け橋となるべく今日も仲間達と共に世界へ発信中。
(地元沖縄の企業とのコラボレーション)
今回は毎週土曜日に開催している「食べ物から世界を見る(大城先生)」の授業と関連した内容からスタートさせていただきました。モンゴルと日本の文化の違い、受験生時代にチャカともさん自身が感じたこと、専門学校に進学後に感じた悩みなど、現在進行形で進んでいる事について学生たちからの質問を元に熱いトークを繰り広げてくれました。
トークの中で生徒たちが各々の進みたい業界目線から学んだ内容と、チャカともさんが話した内容も下記にまとめています。
経営学の目線から
①ニーズをしっかりと考える。ただやりたいことをやるのではなく、どうすれば多くの人の作品が届くのか?有名になれるのか?
→モンゴルで大バズりした裏側には、モンゴルメンバーの「まだ海外の人がモンゴル語で歌っているエンタメがない」という話や、「モンゴルの携帯の普及率」「親日国であること」などがあった。この考えを持っておくと例えば面接の際にも大学や学校が求めている学生などをしっかりと述べる事にも繋がる。
②自分たちは何の為に現在の活動をしているのかをはっきりとさせること。
→どこかに所属せずに活動していくのは物凄く大変なこと。確かに楽しいこともたくさんあるけど、大変な事もいっぱいある。特にお金関係の事は本当に大変。その活動をしていく為には明確に自分たちの活動は何の為にしていくのかをはっきりさせることが大切。
③海外の方と仕事をする際は必ず自分の意思をはっきりと伝えること。
→海外でイベントに参加した際にしっかりとした意思表示をしないといつの間にか自分たちが意図しない方向に物事が進むこともある。
④生活の一つひとつがエンターテイメント
異文化理解の目線から
①食文化の違い
モンゴル料理は比較的日本人の口にも合うけど、あまり野菜を食べる文化がないので長いこと滞在する際は気をつけること。
②習慣としての違い
モンゴルの人たちはとにかく男性たちは力比べをする傾向がある。(喧嘩が一つの文化?)その為、知っておかないといけないことの一つに「足を踏んだら握手をすぐにする」という文化を理解しておくこと。自分は喧嘩する敵対する意思がないよという表明。
③文化への先入観
モンゴルといえば草原や遊牧民などのイメージしかなかったが、現在のモンゴルはとても発展している。ただし、その発展の裏側にある貧富の格差も忘れてはいけないこと。
チャカとも(CHAKA LAND)トークライブまとめ
今後はモンゴルと沖縄・日本との架け橋として色んなメディアでも注目が高まっていくと思いますので、ぜひご期待くださいませ。もっともっと活動の幅を広げた先でまた呼んでください。との嬉しい言葉もあったので、また開催したいと思います。今後も卒業生をゲストにお招きして学生たちと色々と対話する場を設けていきますので、気になる方は下記よりお問い合わせくださいませ。なお、毎回の授業例としては下記にて掲載しておりますので、こちらもお気軽にお問い合わせください!
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