Q.砂川先生(数学/物理担当)のオススメポイントは?

自分は砂川先生には数学と物理を見てもらっていました。数学の授業では、1問1問を演習時間で解いていくんですけど、その中で誰も置いてけぼりにしない。という事が大きな特徴だと思います。解き切れるまで付き合ってくれますし、解けずに考えていると「これはこういう風に解くのも良いよ」と示唆してくれ、解法を先生が、ただ言って終わるのではなく、考える機会を大切にしてくれるので前進している感覚を掴むことができました。

 

また物理に関しては、大学入試問題を主に解いており、基礎をやり直すというよりも、入試形式で解き切れる問題が出た時に、きちんと満点を取り切るという事に取り組んでいました。実際、問題集で見た時と入試問題で見た時は、雰囲気が変わって見えるというか、急に焦って分からなくなったりする事もありましたが、それも数学と一緒で砂川先生がそばでヒントを出してくれたりを繰り返し、解けるまで付き合ってくれたのが良かったです。

 

砂川先生は面白い先生ですし、反応の仕方が可愛らしいのも特徴です!

砂川先生よりメッセージ

ヤマト君は学ぶ意欲が凄く高くて、難しい問題にもどんどんチャレンジしていきたいという積極性を持っていたなという印象です。言葉を理解する力も高く、一言「こうじゃない?」とアドバイスをするとその意図を汲み取ってくれ、「自分が今こういう事が足りていないと思うんですけど、どうですか?」という意思表示もしっかりしていたので、個別で向き合うことがベストだと思い、それを継続してきました。彼の基礎力が高かった事、人懐っこい性格と1年間難しい問題にも積極的にチャレンジし続けた事が最後合格という結果に表れたのかなと思っています。

 

ヤマト君に今後期待すること
医学は未知なる分野が多々出てくると思いますが、ヤマト君の場合、医師になるというとても強い気持ちがあるはずなので、これから医師としての勉強や医学についての勉強を今までと同じように、しっかり乗り越えて、魅力溢れる人間味を将来医師としてうまく発揮して欲しいなと思います。

 

 

Q.與那城先生(英語担当)のオススメポイントは?

英語は特に苦手だったんですけど、與那城先生に細かい英語の記述だったり、和訳の仕方だったり、大体分かっているけど点数に結びついていない所を、1から1点も落とさない方法にちょっとずつ矯正してもらいました。

 

また授業に毎回持ってくる宿題も添削してくれるんですけど、それ以外にも週1で個別の時間を作ってくれて、目指している大学の入試問題を一緒に解いてくれました。そういう所でも、凄く面倒見も良く、授業も分かりやすいですし、添削もしっかりしてくれ、凄い丁寧でした。

 

Q.英語は苦手だったけど1年間をかけてどうなりましたか?
実際1年間先生に見てもらう事で、英作文の仕方がガラッと変わって、抽象的な文から具体化していく作業だったり、具体例のうまいはさみかただったりを身につけることが出来ました。あと、「思いついただけで書いたら少しずつ減点されて、点数があまりもらえないので、ここをきちんとこういう風に訳さないと試験官に響かないよね」なども教えていただき、点の落としにくい記述の仕方を身につける事ができたのは凄い変化だったと思います。元々は英語が苦手で時間をかけたくなく、記述もパッと書いて、ノリでいくみたいな感じでしたが、時間をかける勇気みたいなのもつきましたし、きちんと点を取り切ることに意識を向けられるようになったと思います。

 

Q.木村先生(数学/物理担当)のオススメポイントは?

1番お世話になったのが、2次試験で自分がどこの大学の医学部を受けるべきか考えていた時、細かいデータをびっしり出してくれ、滑り止めはどこを受けるべきだとか、例えば自治医科大学の数学はこうやって解くんだとかを教えてくれたのが、最後合格に繋がったと思います。感謝しています。

 

また面接においても、自治医科大学は集団討論があったりして特殊な面接だったんですけど、こういった対策も一緒に考えながらやってくれた事、志望理由書についても書き方とかも教えてもらえたのも凄く良かったです。

 

Q.大岩先生(国語/社会全般担当)のオススメポイントは?

大岩先生には国語を見てもらう中で「なんとなく答えがわかっちゃう!という病気にかかっている」とよく言われていて、実際に文章をサラッと読んで問題を確認すると答えが大体わかるって感じでした。

 

でも、なんとなくだと外す可能性もあるじゃないですか?本番でそれを使うのは危険なので、浪人生活では「基礎からやり直さないといけないんじゃないか」という風に言っていただき、対策してもらいました。今思えばその時間はものすごく自分にとって大事だったかなと思います。その結果として今回の共通テストでは現役時代よりも10点くらい点数を上げることができ、国語は170点を取ることができました。なんとなくではなく自信を持って答えられるようになった事が結果に繋がったと思います。

 

あと面接練習においても、聞かれたら痛い所を突いてきてくれ、自分に不足している点なども気づかせてもらえてそれも凄い良かったです。

大岩先生よりメッセージ

「やまとくんは現役の頃も見ていたのですが、この一年で学力面での成長のみならず、人格的にとても成熟したことを感じていました。もともと周りを見渡す力が備わっていて、やまとくんに他の生徒の様子とかを聞くとよく知っている。ただそれがもともと野次馬的(笑)だったのが、そこに思いやりのコメントが自然と加わるようになったことに驚きがありました。

 

今年、自治医科大学を受験した時にも最終審査で集団討論が課せられたのですが、帰ってきてその結果を聞いて見ると、緊張する場面で周りの様子と自分の振る舞いがよく見えている。そこで合格を確信しました。結果論ではありますが、受かるべくして受かった受験だったようにも思えます。自治医科大学で彼の目指す医師像を実現して、沖縄の医療に大きな貢献をしてくれることを期待しますし、それができる人物であると確信しています。

 

Q.義村先生(国語担当)のオススメポイントは?

漢文はめっちゃ苦手だったんですけど、義村先生の授業を受け続けていく中で苦手意識が薄くなって、国語にとっつきやすくなりました。先生の教え方がとにかく分かりやすく吸収しやすかったので本番は良い点を取ることができました。

義村先生よりメッセージ

ヤマト君は文学の心を持った理系という印象でした。言葉に対する感覚がとても良いなと感じましたし、本人も興味あるみたいだったので、逆に漢文が苦手だったと聞いて「嘘〜!」って感じでした。そんな風には全く見えなかったので、苦手だと言う話を聞いてひっくり返りそうですw

 

Q.これからのヤマト君に期待することとは?
個人的には、言葉は人を癒すものだと思うので、ヤマト君が持っている言葉のセンスや、「人の話を聞く。自分の思いを伝える」という言葉を通してのコミュニケーションをさらに磨いて、医学の道で生かしていって欲しいなと思っています。きっとそれがヤマト君には出来ると思いますので、期待しています。

 

Q.今後自治医科大学を目指す受験生へ!

自治医科大学はどの教科も凄くバランスの良い難易度で、数学を例に出すと、難しい問題も簡単な問題も同じく1問1点です。だから、難しい問題だけにとらわれるのではなくて、まずは点数が取れる問題をしっかりと取り切るための、幅広い勉強の仕方が凄く大事かなと思います。

 

Q.面接面で意識することは?
集団討論があるんですけど、集団討論も相手を言い負かせば良いのかといったら、そういうわけではないです。医師として隣で喋っている人にどのような配慮が出来るのか?場が固まってきたらリーダーシップを発揮して議論を展開したり、逆に誰かが喋っているなら、その人が場をまとめていくためのフォローに徹するなど、そういう気遣いが出来るかどうかも大事になってくると思います。周りを立ててあげるとか、ここぞというところではリーダーシップを発揮するとかをちょっとずつ日頃から意識してみてください。