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Q.合格を決めた瞬間について教えてください!
自分的には、「アッ合格したんだ」っていう気持ちがあって、ホッとしたっていう部分が強かったです。自分より周りの人たちが喜んでくれたりしていたのに驚いたのと同時に嬉しかったです。
Q.去年はどうでしたか?
去年は琉大の工学部にAO入試で受験したんですけど、落ちた後に共通テストも入ってくるからってことで、GVに入塾して勉強を始めました。
Q.受験生活を振り返ってみてどうですか?
1年間は自分が工業高校出身ということもあって、多分他の生徒たちより学んでない部分が多いし、基礎も全然出来てなかったのもあって、文系科目、特に英語はヤバかったです。最初の頃はほぼ雰囲気でしか読めなくて、これっぽいなというものを2〜3択までしか絞れない状態が多かったんですが、今は確実にこれっていう選択肢が分かるようなものも増えて、2択までは確実に絞れるようになってきたので、英語は本当に成長できたと自分でも感じています。あと、今年から理科を両方とも応用にしました。今年から始めた化学応用については、始まる時に塩谷先生から「共通テストから化学が本当に難しくなっているから、50点取れたら大分凄い。結構難しいと思う。」と言われていたんですけど、塩谷先生の教え方がうますぎて最低でも50点くらいで、良い時は演習などでは60点から70点くらいまで取れるようになりました。
そういう面で、自分の成長を感じられたのが嬉しかったので、自分はこの1年間はマイナスじゃなくて、 他の工業高校生と大学入った後に差を出せたり、普通高校の高校生とも並べたり、もしかしたら越せるようなレベルの勉強できたのが、本当に良かったです。もしそうでなければ、自分のやりたいことが出来なくなったりするかもしれないんですけど、今回この1年間やったおかげで、確実に自分の志望する大学の平均レベルにまでは、学力をつけることが出来たと思います。
Q.工業高校生の進路状況は?
自分の学科だけだと、60名近くいて大学志望者が4名。進学を希望する生徒は本当に少なくて、就職が多い感じです。その中で、大学進学を考えてGVで勉強をしてみて感じたのは、学校で教えてもらっていたことは受験の5割〜6割くらいまでの範囲でした。だから、今の自分が工業高校に進学して大学を目指すってなると、高校1年生から予備校に入って勉強しながら推薦や総合型を中心に進めていくと思います。ただ、色々と工業高校で就職できる場所を調べてみると給与も良くて、魅力ありすぎる就職先が多くて自分も少しだけ就職と悩んだ時もありました。だけど、自分のやりたいことを目的とするなら、大学だなと思って高校2年生の後半ぐらいから大学進学に向かって取り組んでいた感じです。
Q.勉強と部活との両立は大変だったんじゃない?
自分の場合は、部活動が元々人数が少なくて、しかも4月から大体、 夏休み終わりの10月ぐらいまでは、多分どの部活よりも熱心に取り組む時間がありました。ずっとロボットについて考えたり、制作するっていうのが入ってきた面では面白かったんですけど、 その分、人一倍枚勉強しないときついっていうのがありました。それに加えて工業高校の授業では、就職希望の生徒が多いので受験対策よりもどちらかといえば就職に対応したSPIの問題などが多くて、そのバランスを取りながら勉強を進めていくのは大変な部分もありました。
勉強する範囲以外には、モチベーションを保つのも工夫が必要です。自分の場合は同じ部活動に1人大学進学を志望している人がいて、その人と話し合いながら勉強したり、推薦に挑戦したり、塾に行ったりしてモチベーションを保つ工夫をしていました。
Q.砂川先生(数学・物理担当)のオススメは?
先生が工学部出身っていうのを聞いていたので、 工学部について聞くことが出来たのは凄く良かったです。あとは、自分の場合は工学部に行くので、数学・物理をメインにしないといけなかったので、先生にはお世話になりました。先生には主に物理を見てもらっていて、最初は基礎的な授業で大丈夫だったんですけど、他のみんなのレベルが高くてそのレベルで授業が進んでいき始めると、難しくて解けない問題もあったりしたんですけど、解けない問題が授業で出た場合は、まずは自分で「宇宙1わかりやすい高校物理」で似ている問題を探して、見て、違う問題集で解き直してみる。という事をしていました。そうしていく中で、公式の意味をしっかりと理解することが大切だと感じて、砂川先生が開催している質問会に参加したり、チューターの方に聞いたりして勉強を進めていきました。それ以外にも学校推薦の際には、推薦に合わせた簡単な問題集を作ってもらったりしてそれが凄く助かりました。
Q.るい先生(数学担当)のオススメは?
自分の場合は数学自体は特に苦手意識はあまり無かったんですけど、学んでいない部分があったりするので、分野によって出来る部分・出来ない部分が極端で、授業を受けていてもこれはめちゃくちゃ分かる!って分野もあれば、なにこれ?習った覚えがないなと思うものも結構ありました。そんな中で、数学基礎をるい先生が担当してくれていたんですけど、かなり少人数で見てくれたいたので、分からない所がすぐに聞けて、分かりやすく自分の足りなかった部分をどんどん無くしていくことが出来ました。自分に合った進度で進めていくことができて、習っていなかった部分も点数を取れるようになりました。
Q.塩谷先生(化学・生物担当)のオススメは?
塩谷先生の授業をしっかり聞いて、そこでやった事の復習をちゃんとすると出来るようになる。というのが自分が感じたことです。塩谷先生の授業は早くて、最初は大変だなと思うんですけど慣れてくると早いからこそ、一気に学べるので正直ありがたいです。凄くわかりやすいので、そのやった分野を授業が終わった後や、次の日でも塩谷先生が薦めてくれる参考書や問題集で確認してみる。そして共通テストの形式に慣れてくると、点数の伸びを感じる事が出来ると思います。
本当に自分は化学を始めると決めた当初は、諦め教科だなと思っていたんですけど、実は工業に近い分野(鉄とか)もあったりして、他の人たちよりも身近に繋げることが出来たのは工業高校ならではだと思います。その色々な知識と繋げるという事を自分が好きだったのもあるんですけど、有機化学の範囲、無機化学の範囲などを結びつけながら知識を定着させる方法についても、塩谷先生が授業で教えてくれるのでオススメです。
Q.工業高校から受験を目指す後輩たちへ
学年によるんですけど、高1から入るんだったら普通科の生徒ともそこまで差がないと思うので、普通に授業にしっかり参加してください。高2から入塾する人は、授業を受けるのは必須なんですけど、その後に分かりやすい参考書を先生たちから聞いてその復習をしたり、チューターに質問したり個別で基礎から教えてもらうのが必要だと思います。学んでいない部分があるので、そこを埋めていくためにもそういう風に勉強していただけたらと思います。高3から入塾なら、基本授業も応用的内容になっている事も多いと思うんですけど焦らずにまずはしっかりと基礎の範囲をしていくことで、点数も安定するので基礎的な範囲を徹底する事を心がけてもらいたいです。
推薦入試については、工業高校ならではの実績を積むのはオススメです。特に自分はロボットで全国大会出場したので、そういう成果を残すと自信にも繋がると思うのでぜひ取り組んで欲しいです。それに加えて、やっぱり自分のやりたい分野に対してある程度、興味を持って調べること。そしてそのやりたい事をどう将来に繋げていきたいのかを語れるぐらいにしていければ、他の受験生とのデカイ差になると思います。一歩一歩でも良いから、本当に小さな一歩でも良いので、自分のやりたい夢に向かってちょっとずつ進んでいって下さい。
山形大学(工学部)の試験[学校推薦型]はこんな感じ!
・山形大学を選んだ理由
・高校で頑張ってきたこと
・大学に入学して何をしたいか?
・モチベーションをどう保つか?
山形大学の推薦入試は、受験者1人に対して3人の先生がいて、最初は形式的などこの大学でも聞かれるような質問が3、4問程続いて、「やりたいことをちゃんとモチベーションを保ちながら、大学で出来ますか?」とかを聞かれました。そして、面接が終わった後に、隣にプリントが用意されていて、プリントを見てくださいと言われて、プリントを見たら問題が1問ずつ書かれていて、解いたら次のページへという感じで計算を数学物理ともに黒板に書いて、最後に英語の質問が2問あるみたいな感じでした。