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Q.合格した瞬間の気持ちを教えてください。
正直受かると思っていなかったので、合格を知ってびっくりしました。合格を確認する瞬間に、自分の受験番号を忘れていて、親に電話で番号を聞きながら一緒に確認しました。本当に驚きました。自治医科大学の2次試験では、学科試験、集団面接、個人面接があり、学科試験はまずまずの出来だったと思っていたんですけど、集団面接の練習で大岩先生から「合格する生徒はこういう感じ」と教わった際、本番でそれができていないと感じたため、恐らく不合格だろうと考えていました。さらに、一緒に受験した2人が自分より印象が良く、「こういう人が合格するだろう」と思い、自分は終わりだと思っていました。そのネガティブな気持ちのまま個人面接を受けたので、無理だろうと覚悟していたため、自分の番号が合格者に入っていた時には物凄く驚きました。
Q.今年の受験生活はどうでしたか?
自分は今年が3回目の浪人生活でした。1回目の浪人時は別の予備校に通っていましたが、2回目の時は1人で浪人生活をしてみようと宅浪しました。しかし、それでは上手くいかず、今年は絶対予備校に通わなければならないと思い、予備校選びの条件をいくつか決めました。1つ目は独りよがりにならない環境であること、2つ目はしっかりと通う場所があることでした。いくつかの予備校を探した結果、GVに辿り着きました。GVでは先生との距離が近く、3回目の浪人で初めて先生とコミュニケーションが取れたと感じて、凄く良かったです。
Q.ちなみにもう少し詳しく浪人生活を教えてもらえますか?
一浪目で通っていた予備校では、先生の授業を受けるんですけど、受け身になっていて、質問とか色々とモヤモヤしているけど、まぁいっかって感じで放っておいた感じです。それで不合格になってしまって、二浪目は自分でやろうと宅浪を決めました。正直、宅浪をしてみると思ったよりも大変で、誰も頼る人がいないし、自分でできたと思っても、結局穴があるのは自分で気づけない。そういうのは誰かに言われないと気づけないと思います。だから、二浪目は本当にきつかったです。精神的にも参ってしまって。サポートしてくれる人がいなかったので、はっきり言って、あの時の精神状態は、 辛いとか悲しいとか言うよりも、なんかそういう感情すらもださないレベルの、ちょっと間違ったら、病気じゃないですけど、それぐらいまで結構追い詰められていました。別に 1人でいるから、楽しい事も、悲しいこともないから、辛いこともない。ストレスが溜まることもないし、 劣等感を感じることは全くないから、本当ストレスフリーなんですけど、生きてる心地が全くしなかったです。でも、じゃあ次にまた一浪目に通っていた予備校に戻るのか?って思うと、それは絶対にしたくなかったんで、そんな中でG Vと出会えたことは、本当に良かったです。勉強しやすい環境が整っていて、聞きたい事があれば全部聞けるし、全ての授業が押し付けじゃないけど頼ったら自分に合ったテキストも用意してくれるし、そうした手厚いサポートが自分には何より心強かったのです。
Q.GVに体験に来た時の事を覚えてますか?
GVのHPって合格体験記が凄く見えやすくて、その時にたまたま、ぱっと目に入ったのが、カレンさんでした。多浪して受かったって書いてあって、自分も今年3浪目で、しかもその内容を見たら、最初の頃は浪人という事を気にしていたけど、4浪になって全然気にしなくなったって言うことや、色々前向きなことが書いてあって、凄く励まされました。それで実際にGVに体験に来てみると、カレンさんと話す機会があって、色々な話をしてくれました。印象に残っているのが、「合格したらめっちゃ空明るく見えるよ」って言われたんですけど、その当時は「そんなことないだろう!」って思っていました。でも、実際受かって空を見たら曇りだったんですけど、空を見るとめっちゃ明るく見えて、こんな事あるんだ凄いな〜って感動して、自分も合格したら何か受験生に貢献したいと思うようになっていました。
GVに来て感じたことは、とにかくレベルが高いと思いました。今まで通った予備校と比べても一浪生とか現役生の力がすごくて、自分の中でそれが 一浪でできるんだとか、現役でこんなレベルまで出来るんだと思って、それが自分の中で刺激になったり、また不安になって、これだと自分負けているなとか、色々と宅浪の時には感じることのなかった刺激が毎日ありました。
あと、予備校選びについてなんですけど、今年は絶対に後悔したくないと言う思いがあったので、予備校を選ぶ所から、全部自分でやると決めて体験もスタートしました。自分で電話して、見学して、他にはここの予備校の体験授業を受けてって感じで、ある程度全部の予備校に体験しに行きました。全部自分で選択したら、責める時も他人のせいとか、環境のせいとか言い訳できずに後悔しないだろうと思っていて、実際にそのおかげでGVにも出会えたので今予備校選びで迷っている人もまずは自分が後悔しない選択は何だろうと考えてみて下さい。
Q.この1年はどうでしたか?
この1年は、高校の後輩もいて最初の頃はどんな感じになるんだろうと思っていたんですけど、後輩たちも色んな情報を教えてくれたり、自分も分かることを伝えたりして、お互いに凄く良い刺激を受け続けながら過ごす事が出来ました。自分はコミュニケーション能力が高いわけではないんですけど、それでも、先生も生徒も温かくて、凄く居心地が良かったです。でも、そんな中でも成績で負けた時とかは悔しかったり、お互いに切磋琢磨出来たんじゃないかなと感じています。で思い出した事なんですが、GVの良さって「演習授業」とかがいっぱいあって自分の「立ち位置」が分かることだと思います。自分の立ち位置がわかるから当然不安にもなりますし、1位とか2位を獲った時にはやっぱり嬉しくて自信にもなります。GVに通うまでは、比較するものがなくて、「自分は今まで頑張ってきたから自分は大丈夫」とひたすら言い聞かせたりしていました。でもそれは一時的なもので、やっぱり不安になったりしていたんですけど、GVでは平均点や最高点、順位なども言ってくれる授業も多くて、それがただ自分に言い聞かすだけでなくて、毎日ちゃんと積み重ねてきた行動で不安を解消することが出来たので、それが凄く良かったです。
Q.一浪の時も予備校に通っていましたよね?
前に通っていた所は、模試とかあったんですけど、あくまでそれだけで、GVだと演習授業が「週に3回」とか、ほぼ毎回演習授業があって、その中で自分の現在地を毎回確認できるのは凄く良かったです。
Q.宅浪したい人へ
やっぱり自分で気づけないところとかあるのと、刺激がなくずっと1人で家に篭りながら勉強するのは相当きついです。モチベーションも中々、上がりにくいので、自分も一時は家庭教師にお願いしたこともあったんですけど、何か違うってなり結局自分一人でやり続けるという感じで過ごしていました。とにかく宅浪をして感じたことは、予備校に通っている人に比べて選択肢があまりにも少なすぎると思います。正直、友達にあったりして出来ることは色々と試したんですけど、その瞬間は確かに楽しいんだけど、でもそれで今のレベルや学力が上がるわけでもないので、結局何も満たされずにまた1日を過ごすみたいな感じでした。あと、模試についてもお願いしても断られたりして、社会と断絶されているな〜と感じることもありました。なので、自分と同じで医学部を受験すると言う人で、宅浪を選択しようとしているなら自分はあまりオススメできません。でも、それでも宅浪するしかない人や、宅浪をするという人は、「なぜ自分は宅浪するのか?」1人でやるメリットは何なのか?をしっかり考えて、その上で計画を立てた上での選択をオススメします。自分が宅浪すると決めた理由はどちらかと言えば、前に通っていた予備校の雰囲気が合わずに煩わしいなと思って、それを避けたいという消極的な理由だったので、ぜひしっかりと考えてみて下さい。
Q.一浪、二浪、三浪の心の変化とは?
一浪の時はただ「受かるかな?」みたいな感じで、二浪は「あっ真っ暗だ」ってなって、三浪なって流石にやばいなって感じでした。でも3浪の今年は「流石にやばい」ってだけでもなくて、ある程度受験の1年間を繰り返しやってるんで、初めて受験を迎える現役生に対して、 何か自分にもできることがあるんじゃないかっていう、気持ちが芽生えたりとかしたのもあります。それは自分で気づいたというよりも、最初に大岩先生と面談した時に、大岩先生から「多浪生の事はみんなが見ているから、その姿にみんなが憧れるような人になって下さい」って言われ、そんな事を思った事がなかったので衝撃的でした。だから今年は、ただ浪人生活を送るのではなく、自習室で自分が勉強を何時間もしている姿を見て、もしかしたら刺激をもらって頑張る人もいるかもしれないと思いながら勉強をしていたので、その変化は大きかったんじゃないかと自分でも感じています。
Q.大岩先生(国語・社会全般)担当のオススメは?
大岩先生の現代文は、夏休みくらいまでは文章全体を読んで、構成はこうなっていてってところまでかなり細かく教えてくれます。それが段々本番に近づいてくると、「どこをどうやって見るのか?のプロセスまで」を教えてくれたり、見なくて良い部分や、大事な部分、時短するための方法など、普通に国語の参考書を買って解説を見ても分からない事を沢山教えてもらいました。それを間近で目の前の授業でやってくれるので、現代文に関しては結構問題によってムラがあったんですけど、本当に安定するきっかけになったし、共通テストでは過去最高の165点を取ることが出来てめちゃくちゃ嬉しかったです。
もう一つ、大岩先生には自治医科大学の面接対策の時に「多浪生だからこそ、やっぱ色々な経験をして痛みも分かっているから、人の痛みとか辛さも分かっているし、だから弱さは強さだよ」って言われて、そのアドバイス思い出しながら本番にも臨む事が出来ました。
Q.與那城先生(英語)担当のオススメは?
自分は英語に関して数学の公式みたいに、「こういう事がきたら次はこれがくるだろう」みたいな感じで、何でもルール化していました。でも、そんな自分の癖を提出物などから與那城先生は見てくれていて「言語ってそういうものじゃないよ」と言われました。それに対して、自分は「言語って常に変わって数学みたいに出来ないのは嫌ですね」って話しをすると、また先生から「緩さに耐えろ」と言われた出来事はその後の受験勉強に物凄く役立ったので、與那城先生に凄く感謝しています。
確かに自分にはその力なかったなと自分を見直すきっかけにもなりました。それからは、 なんでもルール化するんじゃなくて、その都度その都度、新しいパターンが来たら、こういうのもあるんだと受け入れられるようになりました。 本当に自分だけでは気づかずに頭が固かったと思うんですけど、一気に柔らかくなって、英語から他の教科にも派生する事が出来たのは、本当に大きな気づきでした。
あと、一つ與那城先生は英作文を書く際に「この表現最近覚えたから使おう」と思って、提出すると「金賞を取ろうとするな」と必ず気づかれますw「人よりも差をつけようとして、変わった英語を使うと伝わんないからやめろ」って、言われていました。自分としては「でもそれじゃあどうやって差がつくの?」と思っていたんですけど、先生から「ちゃんと自分の身の丈にあった英語で、正しい英語、レベルが高くなくてもいいから、それをちゃんと使えば、それだけでも差がついてるから」と言われ、これもまた衝撃的でした。與那城先生は、本当に沢山英語の質問をしたんですけど、全部自分の癖などをわかった上で的確なアドバイスをしてもらい、英語はもちろん人生にも大事な事を言われている気がして、本当に毎回刺激をもらっていました。
自分は英語が苦手で全然点数が取れなかったんですけど、英作文なんてこれまでちゃんとやった事もない状況から、2学期くらいの河合模試では1位を取る事が出来て、凄く嬉しかったです。與那城先生は褒めないんですけど、だからこそ先生に褒められたい、いつか先生の求めるレベルになりたいとモチベーションにもなっていました。
Q.塩谷先生(生物・化学・地学基礎)担当のオススメは?
塩谷先生にも色々と救われました。これは多分受験生あるあるだと思うんですけど、「うまく自分が分からない事を言語化」出来なくて、自分の中でモヤモヤする事も多かったんです。でも、塩谷先生はそうやって言語化出来てない中でも、しっかりと自分が悩んでいる部分を汲み取ってくれて「分かった分かった、リシンが悩んでいることはこういう事なんじゃない?」と分かってくれて、しかも的確なアドバイスをしてくれるので、本当に毎回助かっていました。本当に塩谷先生まじで凄いです。
あと、自分は結構細かいことを気にするタイプだったんですけど、塩谷先生は毎回最後まで付き合ってくれました。普通だったら「これは覚えていたら良いから」と言いそうな所も、一つ一つ自分の疑問とか、コメントに「リシンが言ったこことここがおかしい」とか指摘してくれて、どんな些細な疑問でも一緒に潰していってくれました。それが変に自分の中でモヤモヤを残さずに勉強できたので、凄くありがたかったです。
もう一つあるんですけど、塩谷先生は凄く褒めてくれます。「リシンだったらもっとこれくらい点数取れるだろ?」とか、そう言う言葉を凄くかけてくれます。そんな風に塩谷先生に期待されているのが、めっちゃ嬉しくてそれに答えたいみたいな気持ちが勝手に芽生えていました。そんな事をこれまで言われた事がなかったので、本当に嬉しくて、先生の期待に答えたいから努力するみたいな感じで、理科も点数を上げることが出来ました。本当にGVの先生はどの先生も凄く生徒一人ひとりを見た上で色んなアドバイスをしてくれます。
Q.木村先生(数学)担当のオススメは?
自分の場合さっきも話した通り、ルールに全部当てはめて、典型問題覚えて、それを使って数学を解いていたんですけど、木村先生はまず「0ステップ目、全部の問題をとにかく自分の中で味わって」と言われた事が凄く印象に残っています。最初はよくその意味が分からなかったんですけど、木村先生が数学を解いているのを見ていると、本当に味わいながら数学で遊んでいる感じがしました。
色んな問題があると、まずすぐに典型問題とかだと公式を使いたくなると思うんですけど、木村先生はまず図を書いてイメージから始めます。これがかなり重要で、実際に公式を当てはめたりだけだと、難関大学の難しい問題の時に全然手が出ない事もありました。でも難関大学の時も木村先生は図を書いて問題の状況を把握するっていう所に凄く力を入れていました。この考えで問題に向かい合えるようになったことは、物凄くデカかったです。
あと、自治医科大学の対策の時に予想問題まで作ってくれて、それが本番でも物凄く役立ちました。内容としては、どうやって解くとか、どういうアプローチをするのか?とかではなくて、(1)(2)はこういう関係になって、(3)はこういう関係でとか問題の状況を大事にした方が良いと言われて、実際に本番でもみんなすぐに問題を解いていたんですけど、自分だけちょっと問題を見て、味わって、多分こんな感じなんだなと落ち着いて解くことが出来ました。木村先生に教えてもらう前の自分だったら、みんなと同じように(1)解いて、すぐに次の問題を解くので、最初の初手を間違って最後まで解く事が出来なかったかもしれません。そこをまずは問題全体を見て、落ち着いて出来たことが合格にも繋がったと感じています。
Q.自分がこの1年を通しての変化とは?
正直GVに通うまでは予備校との関係は、お金を払っている自分がサービスを受ける(お客様は神様だ)みたいな感じで思っていました。でもGVに入塾して、実際に色々とやっていくうちに、もし合格したら誰かに貢献したい、誰かの力になりたいと自然に思うようになっていました。正直、綺麗事とかそう言ういい人みたいな感じは好きじゃないんですけど、でもそんな自分でもGVで誰かの力になりたいと言う気持ちになったのは本当に大きな変化だと思います。
そう思えたのは、GVで過ごす日々が本当に一人じゃなかったと言うのが大きいです。GVには誰か頼れば助けてくれる人がいます。分かんないって言ったら教えてくれる仲間も、パワフルな先生方もいます。もちろん1番は合格したから言えるんですが、GVは他の予備校とは違います。表現は難しいんですが、温かさがあって、本当にこの雰囲気が好きです。なんと言っても、最初はお客様は神様だみたいに思っていた自分もこの場所に貢献したいと思えるくらい、本当に変わるんでwぜひ、受験で悩んでいるなら一度体験してみて下さい。