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Q.大学生活はどうですか?
今まで浪人生活では漠然と受かるか分からないことに向かって頑張ってないといけなかったんですけど、 今は目の前のテストとか、確実な目標に向かって進んでいけるのが忙しいけど、楽しいです。私自身高校も辞めて、3浪し「中卒か?医学科か?」みたいな状態でずっといたので、今は大学生っていう身分もあるので、それも凄く大きな事です。
Q.受験生活について教えてください
私の受験生活は、高校2年生の11月頃に高校を辞めて、そこからが一番しんどかったです。高校を辞めた時は、「これから自分でやっていくんだ」って思いで、めっちゃ計画を立てて勉強を始めました。でも、最初にあまりにもアクセルを踏みすぎちゃって。その反動で、全然勉強しない時期もありました。当然、共通テストもボロボロでした。メンタル的にも落ちて、勉強はほとんどできていない状態でした。
その後、集団塾で1日中というのは、その時のメンタルじゃ難しかったので週に1、2回くらいから徐々に個別塾に通い始めました。実は高校1年生の時に通っていた予備校で、授業についていけなくてストレスだった経験があって。それで、「自分は集団塾向きじゃない」って勝手に思い込んでいました。だからGVに来る時も迷ったくらいです。本当は半年くらいその個別塾に通って回復したら予備校に行こうと思ってたんですけど、なかなか回復しなくて。結局2年くらいその状態が続いちゃいました。
そんな時に救いになったのが、父の話です。父が医者で、その研修医に高校を辞めても琉大医学部に行った人がいるって聞いて。それで「この道もありかも」って思えました。これがなかったら、頑張ろうって思えなかったと思います。私の経験が誰かの参考になれば嬉しいです。高校を辞めても道はあるんだってことを、同じような状況の人に知ってもらえたらいいなって思います。
Q.医師になりたいと思ったのはいつ頃からですか?
私が医師になりたいと思い始めたのは、中3くらいの頃からです。きっかけは、周りの環境が大きかったです。中3の頃、高校のコースが中3の成績で決まるという事で、周りが「頑張ろう」って雰囲気で。私も一緒に頑張っていたら、自然と医学部を目指す子たちが集まっていて。それで、「じゃあ私も目指そうかな」みたいな感じになっていました。特に深い理由があったわけじゃなくて、周りの影響が大きかったです。最終的には「勉強を頑張ろう」っていう気持ちが強くなって、医学部を目指すことになりました。
Q.GVに来たきっかけについて
自分でもあまり分かんないんですけど、とりあえず、集団も個別もやっているという塾を探して、色々と探していく中でGVがHPで掲載している体験記を読んで、それが入り口になりました。最初に見たのがカレンさんの体験記です。その時が、2浪から3浪に移行するタイミングで、結構、3浪って珍しいと思っていて、めっちゃ不安でした。でも、 カレンさんが4浪して受かったっていうの見て、「えーすごいな」と思っていたら、下にスクロールすると6浪して受かった人もいて、凄い塾かもしれないと思いました。
最初にGVに入った時は、正直に言うと「校舎がボロボロで大丈夫かな?」という感じだったんですけど、私の状況を知ってチューターのりょうかさんを佐野さんから紹介してもらって、りょうかさんと話したのが凄く良かったです。その時の私は琉大の保健学科に受かっていて、琉大の保健学科に進学するか、それとも諦めずにもう1回やるかっていうのを迷っているタイミングでした。そこで、りょうかさんから「私の半分も浪人してないから」って言われて、頑張ってみようかなって思いました。それがめちゃくちゃ良く、ここでなら一人ひとりの今の状況に応じてサポートしてもらえそうだなと思いました。
Q.集団授業について
GVの集団授業は、集団授業といってもそれまでの集団授業とは全く違っていて、先生がずっと話して、聞いてるだけではなく、演習したり添削してもらったり、質問されたりと参加型だったので、特に拒否感みたいなのは全然無かったです。GVの集団授業は自分に凄く合っていました。私は、GVの合格体験記をめっちゃ読んでいて、そこに「GVの先生は質問しにいくって言うほどでもないくらいいつも喋るから、全然楽です」みたいな事が書かれていて、本当かな?と思っていました。それって先生と仲が良い生徒だからそう思っているだけなんじゃないかな?と思っていたんですけど、本当にみんな話しかけてくれて、私は初対面の人とは人見知りなんですけど、なんかこれ良いな〜ってなっていました。本当にGVでの受験生活はめっちゃ楽しかったです。
GVに来るまでは苦しんで勉強しているって感じだったんですけど、今年は本当に楽しくて、楽しいからみんなで一緒に勉強を頑張ることが出来て、点数も伸びたし、本当に良かったです。体験記にこうして掲載されるのも夢のようです。
Q.與那城先生(英語)担当のオススメ
與那城先生は、最初の方から個別で見てくれて、集団授業も受けていたんですけど、とにかく凄いです。自分の中にしっかりとした英語の理論があって、フィーリングとかで英語をやるのではなくて、これはこういう考え方になるからこうみたいな、みんなが納得できるような事を言ってくれてめちゃくちゃ分かりやすかったです。あと毒舌なんですけどそれも良かったです。添削の時にも「もっとちゃんと出来るでしょ」みたいに言われたりして、逆に「じゃあもっと頑張ろう」みたいに燃えるみたいな事もあり、めっちゃ良かったです。本当に先生の授業楽しかったです。
いつも、難しい長文とかを課題でやってきて、それの解説みたいな感じなんですけど、英単語の語源とかから、めっちゃ説明してくれて、 いろんなエピソードを知れました。例えば、ステラおばさんについてなんですけど、ステラっていうのは星っていう意味で、星っていうのが語源だからステラおばさんは、星子おばさんなんだよみたいな話しをしてくれて、卒業した今もめっちゃ頭に残っています。先生には楽しみながら英語全部に共通する力みたいなのを鍛えてもらった気がします。
あと、添削もめっちゃありがたかったです。今まで添削と言ったらプラス料金を払って、やっていたんですけど、全部無料で毎回毎回、10何人分の答案を週2回くらいやってもらっていて、凄いなって思っていました。添削してもらって、他の人の答案を見るって言うのも良くて、自分だけじゃなくて、他の人の答案を見て、こういう書き方しているんだ、すごいなみたいに思って、それも楽しかったです。自分が添削の答案を作っていく時にも、こういうふうにもっとシンプルに書けるんだな。とかを他の人の添削から気づいたり、ここをもっと詳しく書いた方がいいのかみたいな感じでした。逆にこんな書き方したら、與那城先生に怒られるみたいなのも学んでいました。
あと先生に言われて印象に残っているのが「もっと全力で来いよ」みたいな事をずっと言われていました。「多浪生はもうこれでいいや」と、全力を出さなくなる傾向があるから、もっと全力出してやってみようみたいなことをずっと言われて、それはめっちゃ刺激になっていました。ずっと私は英作文とかが課題で、苦労していたんですけど、先生に添削してもらう中で、型みたいなのが出来て、模試とかの記述の点数も上がりました。
Q.塩谷先生(化学/生物)担当のオススメ
塩谷先生の化学・生物の授業は、夏くらいまで一気に知識をインプットして、夏からは演習が始まるという感じでした。私はそれまでは独学で理科をしている状態だったので、最初はついていくのに必死でした。例えば、細胞の最初の授業で「五界説を考えた人は誰?」と聞かれて、「五界説って何それ?」みたいな状態で、周りの人がスラスラ答えているのを見て、やばいって思ったりしていました。でも、先生は重要なことを何度も何度も繰り返し聞いてくれるので、授業に参加していると自然と頭に入っていきました。今でも先生から教えてもらった事は覚えています。
あと、塩谷先生は分野を横断して知識を繋げる勉強法も教えてくれました。それまでは分野ごとに勉強していたんですけど、「この分野はこの分野と分けて考えるんじゃなくて、例えばこれは知っている?」と全然違う分野の知識をいきなり聞かれたりして、答えていく中でそういう勉強の仕方があるんだと気づきました。演習を何度もやってくれたおかげで、問題形式に慣れて、本番でも何とか耐えられました。2浪目で30点台だった理科の点数が、70点台まで伸びて2倍以上になって、本当に嬉しかったです。
Q.大岩先生(国語/社会全般)担当のオススメは?
大岩先生は国語と社会の担当でしたが、色んな場面で気づきを与えてくれる存在でした。中卒か医学科かっていう状態になったって言う事もあって、最初の頃は「人のために貢献したいから医者になりたいとかではなく、自分の人生がこの先うまく行くためには医学部に行かないと人生終わる」と思って勉強していました。でも先生から、「なぜ医者になりたいのか」「どういう医者になりたいのか」を考えるよう促されて、自分の本当の動機を見つめ直しました。それは授業の中でも同じで、先生は現社や国語の授業でも色んな話をしてくれました。世界で起こっているあらゆる問題について、今日本で起きている社会問題について、そんな話を聞く中で、「弱い立場に置かれた人たちの力になりたい、苦しんでいる人たちの力になるために医者になりたい」という本当の理由に気づきました。今まで面接も本当に当たり障りのない事を言って乗り越えているみたいな感じだったんですけど、自分が本当にやりたいことを考えて、面接で言えるようになったので、今年は面接点が良くて、こういうとこに生きてくるんだなって思いました。
現代文の授業では、大岩先生の語り口がラジオを聞いているみたいで面白かったです。「へぇ、そうなんだ」みたいな感じで聞けて、単なる解説じゃない気がしました。選択肢の吟味方法も教わりました。「これっぽいのが正解かな」じゃなくて、1つ1つの選択肢を区切って比較する方法や、本質的なものを理解する方法などを学びました。それで現代文の点数が安定しました。
Q.義村先生(国語/小論文)担当のオススメは?
古文・漢文は本当に苦手で、何から手をつければいいか分からない状態でした。でも、義村先生のおかげで基礎からやり直せました。GV独自の教材がめちゃくちゃ見やすくて、それが良かったです。宿題を出して、全部見てもらって添削してもらえたのが、とても助かりました。本当にどの先生にも言えることで、受けっぱなしで終わらないのがGVの特徴だと思います。
Q.平安先生(数学)担当のオススメは?
数学は平安先生に教わりました。先生の計算がめっちゃ早くて、最初は「やばい」と思いましたが、見ているうちに「こういう風にしたらできるんだ」と分かってきました。同じ授業の中で練習も解説もやってくれるから、すごく効果的でした。
Q.疑問が出た時はどうしていた?
普通に聞きに言っていました。高校1年生の時に通っていた予備校では本当に講師は講師って感じで、質問をしにいくにしても緊張する感じで、ちょっとハードル高かったですし、先生方もあんまり生徒と話す感じではなかったので、あまり聞きにいけなかったです。
GVでは、先生と普段から話しているので、普通にその感じで質問にいっていました。先生の方から声かけてくれるのは凄く嬉しかったです。受験生活の中では、模試がうまくいかなかったり、本当に受かるのかなって思ったりすることも多かったけど、 そういう時も、先生と話して、こういう生徒もいたんだよっていう話を聞いたり、先に医学部に入っているチューターの先輩たちから、体験談も聞けて、それもメンタルの安定に繋がっていました。今大学で何してるとかも聞けて楽しかったです。
GVに来るまでだと、メンタル面で落ち込んだりすると全部自分で抱え込まないといけなかったけど、それを誰かに話せたり出来たから、落ち込まなかったと思います。
Q.GVについて
3浪目の3月にGVを選んで良かったなと思っています。こんなに合う予備校はなかったと今振り返れば思います。私は中学の時も集団塾に通っていたんですけど、同じ学校の人達が集まって塾っていうより遊んでる感じでした。それが良くないなって思って。高校では学校の近くでなく、実家の近くの、予備校に通ったんですけど、逆に孤独で、しかも先生ともあまり話せないし、面談とかでも「この成績だったら厳しいね」と高1なのに言われてそれが本当にきつかったです。それで、途中から行きたくなくなって、めっちゃサボりまくりました。
だから、本当にこんなに長く自分が集団塾に行けるって思ってなかったし、卒業してからも来てるじゃないですか?今まで集団塾で馴染める生徒って、普段から学校の中心とかにいる人とかしか馴染めないって思ってたんですけど。あとは成績いい人だったりとか。でも、私みたいに人と関わるのが苦手よりの人でも全員に話しかけてくれるから。 なんかすごく通いやすい環境でした。こうやって、話せるようになっているのもGVのおかげかもしれません。
Q.これから受験の皆様へ
多浪している人も、私みたいに中退しちゃった人も含めて、この先どうしようかなと行き詰まった人が最後に来て成功するみたいな事がGVの歴史の中でもあると思うんですけど、本当に凄いなと思います。だから、まずは「どうしよう、自分でもいけるのかな」みたいに思ってる人には、本当に自信を持って「大丈夫だよ」って言ってあげたいです。
私自身、中退してから思っていた事は、高校を辞めて多浪している時点で面接でも低い評価で、どんなに勉強を頑張ったとしても一生医学部なんて無理なんじゃないか?と思って勉強がはかどらないみたいな事もありました。でも、GVみたいな場所に来てみて思うことは、自分を見つめ直して整理して面接官に伝えることが出来たら、どんな経歴でも高得点もらえるっていう風に、私はこの1年で実感したから、本当に諦めないで欲しいです。孤独にやっていると、情報もないし、自分の中でずっと考えちゃう事とかもあると思うんだけど。あんまり心配しすぎないでほしいです。
私が合格したのも、琉大も他の私立も全部落ちて、最後の最後3月29日に合格が回ってきました。正直、その連絡がくるまでは、めっちゃ諦めていて4浪に向けてGVで頑張ろうと思っていました。正直学科試験で、60%ちょっとしか取れてなかったので、確実に面接で受かっていると思っています。だから、経歴とかじゃなくて、自分の気持ちみたいなものをどれだけ自分が理解して人に伝えられるかっていうのが面接で評価されるんだっていう風に感じています。そうやって整理して伝える場所もGVにはあって、医学部志望の人だけが集まって、医療問題について考えたり、自分の思いとかを話したりっていう授業とかもあって、 見つけていけました。