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Q.大学生活はどうですか?
今勉強していることは、まだ医学に関係することじゃないんですけど、やっと、好きなことだけを勉強できるっていうことで、楽しいです。数学とかは大学でもしているんですけど、医者になるために勉強することと、大学に合格するっていうゴールが違うんでモチベーションが違っています。
大学では寮に入っているんですけど、寮は同じ大学でも薬学部の人とか、他の大学の人とか数人は高校生もいます。沖縄の人はいないので大学に行って、沖縄出身と言ったら、エッって反応されて、すぐに覚えてくれます。そこは嬉しいです。
Q.医師になりたいと思ったのはいつ頃からですか?
5歳くらいだと思います。私自身全身麻酔による手術を、生後10ヶ月の時から結構な回数受けていたので、それでお世話になったお医者さんに憧れたのと、母が看護師で、叔父も歯医者で幼い頃から医療が身近にあったっていうのも 大きいです。その中でも、自分の手で診断して治療することができるっていう医師に魅力を感じたからです。
Q.受験生活について教えてください
私の受験生活を振り返ると、意外とアッという間だったなと感じています。1浪目はコロナ禍で長く感じましたが、2浪目、3浪目、4浪目と進むにつれて、特に最後の年は充実していてアっという間でした。
高校3年生の時は、映像授業中心の予備校に通っていました。でも、一方向の授業だったせいか、全く頭に入らず、医学部に行けるような状態ではありませんでした。結局、琉球大学の保健学部に合格したんですが、心の中では医学部への思いが強くて、浪人を決意しました。
1浪目は、自分の甘さを反省して、厳しく管理してくれそうな予備校に通い始めました。ところが実際は、講師の先生方との接点が少なく(講師の先生方がずっといるわけでなくて、飛行機で行ったり来たりで、週に1回しか来れないので)質問する機会も限られていました。個別指導は別料金で、先生との距離が遠い状態が続きました。
2浪目に入ると、コロナの影響もあって成績があまり伸びませんでした。でも、環境のせいにしたくなくて、自分の努力不足だと思い込んでいました。成績が少しずつ伸び始めたので、このまま続ければ大丈夫だと考えていました。結果的に2度目の受験も失敗してしまい、母から環境を変えるよう提案されましたが、その時もまだ環境のせいにしたくなくて予備校を変えずに頑張ることにしました。
3浪目は、浪人生活の中でも一番辛かった時期です。周りの人たちが医学部に合格したり就活を始めたりする中で、自分はまだ高校の勉強をしているという状況に苦しみました。そんな中での受験生活だったため正直なところほぼ諦めかけていました。薬学部などには合格していたので、医学の道を諦めて進路変更しようかとも考えていました。でも、ダメ元で受けた埼玉医科大学の後期試験で1次が通っていました。それで「まだ頑張れということかも」と、少し希望が湧きました。
そして4浪目。ようやく環境を変える決心がつきました。知り合いのいない場所で勉強したいと思っていたところ、カレンさんの成功例を聞いて良さそうだなと思ってGVを選びました。1次試験通過の経験から、学力以外の部分、例えばメンタルの持ち方や勉強法を改善する必要があると気づきました。それまで対面・個別指導を受けていなかったことを反省し、3年間の経験から自分に合った環境を求めてGVに入塾しました。4浪目になって色々な悩みなども吹っ切れた感じがしました。
Q.GV生活について
今までの、4年間の浪人生活よりも1番充実していました。特に去年は医学部受験生が多かったので、その中でも、自分が1番年上っていう自覚があったんで、下の子たちには、負けたくないっていう思いがありました。あと、同じ道に向かう友達とかもできて、お手本になれるようにみたいに考えていたことと、大岩先生も「多浪生は特に下から見られているからね」っていうのは言われていたので、それは意識していました。
Q.與那城先生(英語)担当のオススメ
GVでは特に英語を與那城先生に見ていただき、本当にお世話になりました。対面で構文の確認など、様々なことを教えていただきました。自分では「できている」と思っていても、先生から見ると「ちょっとニュアンスが違うんじゃない?」「こういうニュアンスもあるんじゃない?」といった指摘をいただき、一つ一つの表現に対して、他のアプローチの仕方を教えていただきました。
與那城先生の授業は、とても楽しかったです。授業の前に課題が出され、自分がどこができていないかを客観的に見ることができました。これは以前の塾ではしてもらえなかったことで、とても新鮮でした。特に英作文では、自分が書いたものに対して、他の言い方や、ある単語の適切な使用場面などを細かく教えてくださったので、模試などでもとても役立ちました。
GVの良いところは、疑問が出たときに直接対面で質問できるのはもちろんですが、公式LINEなどで先生に質問できることです。わからないところや、「こういう言い回しはどうですか」といった質問をすぐに先生に聞けたので、自分の力を伸ばす上でとても役立ちました。與那城先生は英語に関する知識だけでなく、長文に出てくる内容の背景知識なども教えてくださいました。その話がとても面白くて、授業中に退屈することがありませんでした。
Q.塩谷先生(化学/生物)担当のオススメ
塩谷先生の授業は、授業中に質問を投げかけてくださるので、一方的にならないのがとても良かったです。以前の塾では2週間に1回の添削はありましたが、「ここがこうだったよ」といった表面的なフィードバックしかなく、アウトプットの機会が少なかったです。
でも、塩谷先生の授業は今やっている単元と違う内容でも関連付けてくださるので、様々な分野の知識を総合的に確認できました。特に記述対策として、「〇〇の定義は?」といった質問をしてくださったのが効果的でした。元々理科は得意だったんですが、塩谷先生のおかげでさらに力を伸ばせたと実感しています。アウトプットする機会が多く、当てられて答えられた時の達成感や、わからないところを復習しなければという意識が高まり、自分の中の知識の整理にもつながりました。
実際、共通テストでは化学が96点、生物が95点を取ることができました。模試ではもう少し点数が取れていたので、共通テストには「魔物」がいるなと感じましたが、それでも理科を自分の武器として戦えたのは大きな自信になりました。
Q.大岩先生(国語/社会全般)担当のオススメは?
大岩先生には国語と現代社会を見ていただきました。先生は授業の内容だけでなく、現在の日本の状況や私たち受験生の将来についても話してくださいました。私自身、医者になって沖縄を盛り上げたいという思いがあったので、そういった話はとても励みになりました。勉強面では、特に現代文の解き方を教わりました。私はもともと感覚で解いていたのですが、先生の論理的な解き方のおかげで、模試では150点以上を維持できるようになりました。
Q.木村先生(数学)担当のオススメは?
木村先生の数学の授業では、オーソドックスな解法だけでなく、より簡単な解き方も教えていただきました。また、医学部志望者向けの私立医学部の問題を週1回解く時間があり、自分の位置を客観的に確認できたのがとても良かったです。先生のデータ分析もすごく参考になりました。そういうのを見て、これだけ取らないといけないんだっていうのも、自分の中で確認出来たのもあります。今までは模試とかで確認していたんですけど、どうしても予備校全体で何番とかで、全然わからなかったです。その分G Vでは、同じような志望の中での順位がわかったりしたのは良かったです。
Q.比嘉先生(数学)担当のオススメは?
比嘉先生には個別指導でお世話になりました。特にIA(数学IA)が苦手だったので、限られた時間内でいかに正確に解けるかを教わりました。メンタル面でのアドバイスもいただき、焦った時の対処法なども学びました。
Q.チューターりょうかさんについて
私も結構多浪していて、勉強面の不安というより、メンタル面で大丈夫かなっていう時に、 りょうかさんがいてくれたおかげで、こういう時はこうしたらいいよとか、大丈夫だよとか、すごい。りょうかさんがいたから、自分のメンタルもすごい安定できたっていうのはあります。あと、医師になるという事についても、りょうかさんが開催してくれた「医学部面接会」のお陰で、自分が面接官として質問したりする事で、より自分自身の医師像について深めることもできました。本当に感謝しています。
Q.メンタルの状態について
受験期のメンタル面では、10月頃が一番落ち込んでいたかもしれません。共通テストまであと3ヶ月という時期に中弛みを感じ、模試で700点を切ってしまいました。でも、そこから「やばい、頑張らないと」と思い直し、メンタルを回復させました。友達と話すことで落ち着かせることもできました。
最初は一人で頑張ろうと思っていましたが、與那城先生の授業で知り合った友達と仲良くなり、一緒に昼ごはんを食べたりするようになりました。振り返ってみると、誰かと一緒に頑張るという環境がなければ、ここまで来られなかったかもしれません。自分が辛い時に、話せる人がいないと結構しんどいなって思います。それに今思ったら、医師になるって事は勉強だけでなくコミュニケーションも大切です。そういうのを考えたら、一緒に切磋琢磨できる仲間がいたことは本当に良かったです。
Q.GVの良さについて
GVの良さは、先生と生徒の距離が近いことだと思います。お互いの意思疎通ができるのがとても良かったです。勉強面以外のサポートも充実していて、特に11月に物凄く落ち込む事があったんですけど佐野さんやりょうかチューターに助けられました。
薬学部に行くという選択肢もありましたが、10年後を考えた時に後悔したくないと思い、浪人を続けることを選びました。親戚からは「女の子だからもういいんじゃない」と言われることもありましたが、自分の人生なので揺るぎませんでした。母は私のことをずっと信じてくれていて、大きな支えになりました。このような環境と支えのおかげで、最後まで諦めずに頑張ることができたと思います。
Q.これから受験のみんなへ
浪人生活はすごい苦しい事もあると思うんですけど、 グレイトヴォヤージュの先生方は凄い支えてくださるので、その先生たちについていけば絶対合格することができると思います。自分の夢は諦めないでほしいなって思います。私自身が多浪して医学部に入ったってのもあるんですけど、頑張れば絶対夢は叶うと思うので、絶対大丈夫だと思います。