Q.合格を知った瞬間、どんな気持ちになりましたか?

自分でサイトを開いて確認しました。『合格した!』と周りのみんなに伝えると、一緒に喜んでくれて、とても嬉しかったです。面接では、『看護のケアをどう考えますか?』や『興味のある医療技術は?』といった医療知識を問われる質問が多く、準備していた内容とは異なるものばかりだったので、不安も大きかったです。ただ、小論文は過去問を解いたときよりもスラスラ書けて、時間も余ったので手応えを感じていました。

 

 

Q.なぜその大学を志望校に決めたのですか?

高校2年生の3月までは別の大学を目指していましたが、部活を終えて本格的に勉強を始めることを考えたとき、理科科目の現在の点数の伸びを冷静に分析しました。その結果、どれくらい伸びが期待できるのかを考えた上で、基礎・基礎で受験できる大学に進路を変更することにしました。

 

高3で入塾した際、マネジメント面談でさまざまな大学を紹介していただき、その中から選択肢を広げていきました。その後、母の知り合いから『助産師も取れる大学に行った方が将来の幅が広がる』というアドバイスも受け、兵庫県立大学を志望校として決めました。

 

 

Q.なぜグレイトヴォヤージュを選んだのですか?

高校3年生の春に本格的に受験勉強を始めるため、予備校を探していました。グレイトヴォヤージュを選んだ理由は、立地が良かったことに加え、友達がここに通うと聞いたからです。一緒に勉強する仲間がいる環境の方が、自分に合っていると感じました。

 

 

Q.部活動と両立しながら、どのように勉強を進めていましたか?

高校1年生から2年生までは、ハンドボール部の活動が中心で、日々の生活は部活がメインでした。平日は授業後すぐに練習に行き、土日も試合や練習があり、ほとんど勉強に時間を割く余裕はありませんでした。しかし、定期テストでは評定を意識して、すべての教科で手を抜かないように努力しました。

 

 

Q.推薦入試の準備で特に役立ったことは何ですか?

グレイトヴォヤージュに入塾してから、すぐに推薦入試対策が始まりました。志望理由書の書き方や内容の添削、小論文の練習、面接対策など、さまざまなサポートを受けました。特に志望理由書については、先生が丁寧に指導してくださり、自分の思いや将来の目標をしっかりと表現できるようになりました。

 

小論文では、最初は文字数が足りず苦労しましたが、練習を重ねるうちに文章構成が分かるようになり、最後には600文字をしっかりと書き切れるようになりました。英語小論文を読めるようになるために、夏休みは英語の勉強をたくさんして基礎力を高めることに集中していました。その後、夏休みが終わってから本格的に小論文の問題を解き始めました。

 

基本的には一般入試対策と推薦入試対策を半々くらいの割合で進めており、どちらもバランスよく取り組むことができました。

 

 

Q.英語小論文にどのように取り組みましたか?

英語小論文はとにかく難しく、最初は全く太刀打ちできませんでした。それまであまり英語の勉強に力を入れていなかったため、まずは単語帳を繰り返し見て語彙力をつけることから始めました。また、長文に慣れる必要があると感じたので、特に夏休みには参考書をできる限り多くこなして、長文に触れる機会を増やしました。

 

長文に触れる必要性を感じたのは、夏休み前に過去問を見た際、全く意味が分からなかったことがきっかけです。そもそも長文の読み方が分からず、どこで区切るのか、どの部分がどこにかかっているのか、といった基本的なことを練習しながら試行錯誤しました。こうした取り組みを続ける中で、少しずつ英語長文に慣れ、英語小論文にも対応できる力が身についていきました。

 

 

Q.受験期のモチベーションの変化を教えてください

高校1年生と2年生は部活動が中心の生活だったため、特に受験に向けたモチベーションの変化はありませんでした。しかし、高校3年生になり、受験に向けて少しずつ気持ちが高まりました。ただし、推薦入試対策が本格化する中で、英語の難しさに直面し、一時的にモチベーションが下がることもありました。

 

また、それまでも全てが順調というわけではなく、特に勉強面では焦りを感じる場面も多かったです。それでも、部活動で培った粘り強さを活かして、最後まで諦めずに取り組むことができました。

 

 

Q.義村先生(国語/小論文)担当のオススメは?

義村先生は、小論文対策で一番お世話になった先生です。いつも丁寧に添削してくださり、文章に自分らしさを表現する方法を教えてくれました。たとえば、看護のケアに対する考えを文章にするとき、具体的なエピソードを盛り込みつつ、読んだ人に伝わりやすい構成をアドバイスしてくれました。また、接続詞の使い方や言葉の選び方一つで印象が大きく変わることを教えてもらい、細かい部分までしっかりと指導してくれたことがとても印象に残っています。

 

最初は600文字の課題に対して400文字程度しか書けず、どのように内容を膨らませればいいのか分からず苦労しました。9月からは毎週添削をお願いし、練習を重ねる中で文章構成や具体例の入れ方が分かるようになり、最後には600文字をしっかりと書き切れるようになりました。

 

義村先生の添削を繰り返すことで、自分の考えを論理的にまとめられるようになり、小論文を書く自信がつきました。『何度でも聞きに来ていいよ』と優しく声をかけてくれたので、安心して相談できる先生でした。

 

 

Q.大城先生(英語・地理・推薦)担当のオススメは?

大城先生は、英語小論文対策でとてもお世話になった先生です。私が合格できるように全力で力を入れてくださり、たくさんの英語のプリントを用意してくれたり、参考になる本を見せてくれたりと、さまざまなサポートをしていただきました。

 

出題テーマに関連する新しい知識や背景情報などもわかりやすく教えてくれました。例えば、アメリカの医療事情など具体的な話題を取り上げてくれることで、自分の知識が広がり、英語を学ぶ意欲がさらに高まりました。

 

こうした先生のサポートのおかげで、英語小論文にも自信を持って取り組めるようになりました。大城先生の指導と励ましは本当に心強いものでした。

 

 

Q.部活動での経験が受験に生かせたこと

ハンドボール部での経験は、受験勉強にも大きく役立ちました。部活動では、周りに追いつくためにとにかく練習を休まないことを徹底していました。試合後には、マネージャーが撮ってくれる試合の動画をチーム全員で確認し、自分たちのプレーやミスを振り返ることが習慣になっていました。その中で、自分のミスを見て落ち込むこともあり、自信を失うこともありました。

 

そんな中、年が明けてインターハイまでのタイムリミットが迫る中で、『後悔したくない』という思いが強くなり、気持ちを切り替えました。ミスしても落ち込むのではなく、『次にどう生かすか』を考えるように意識し、考え方自体を変えたことでプレー自体も良くなりました。この経験を通じて、前向きに物事を改善していく姿勢を身につけることができました。

 

この考え方は受験勉強にも大いに役立ちました。例えば、英語の難しい問題に直面したときや、思うように成果が出ないときでも、諦めずに『次にどうすればよくなるか』を考えながら取り組むことで、少しずつ克服することができました。部活動で培った粘り強さや前向きな姿勢は、受験勉強の計画や取り組みにも大きな力となりました。

 

 

Q.グレイトヴォヤージュで良かったこと

グレイトヴォヤージュでは、推薦入試と一般入試の両方にしっかり対応した指導を受けられたことが本当に良かったです。推薦入試対策では、志望理由書や小論文、面接の練習を通じて、自分の考えを明確に伝える力を身につけることができました。また、小論文や面接の添削指導では、細かい部分まで丁寧にアドバイスをいただき、自信を持って本番に臨むことができました。

 

特に、推薦入試と一般入試のどちらかに偏ることなく対策を進められる点が大きな魅力でした。一般入試対策では、普通に授業を受けながら演習にも取り組む一方、推薦入試に関しては、特に手厚いサポートがあり、どちらの準備もバランスよく進めることができました。

 

 

Q.これから受験に向かう後輩たちへ

部活と勉強を両立させるのは大変だと思いますが、私は定期テストの勉強にはしっかり取り組んでいました。テスト勉強を通じて少しずつ勉強の習慣を身につけていたことが、部活引退後に本格的な受験勉強を始める上で役立ったと感じています。練習が忙しい中でも、1日1ページだけでも単語帳を開くなど、小さな積み重ねを大事にしてください。それだけでも後々の結果に大きく影響してきます。そして、何より大切なのは、部活も勉強も全力で取り組むことです。どちらも中途半端にせず、今できることを全力でやることで得られる経験や成長は必ず自分の力になります。部活で培った努力や集中力は、勉強や将来の挑戦にも活かせるはずです。忙しい毎日を楽しみながら、悔いのないように頑張ってください!