目次
- 1 Q.合格発表の瞬間、何を感じた?
- 2 Q.志望校を考えたきっかけは?
- 3 Q.高校生活の軌跡と留学への挑戦
- 4 Q.留学先で何を学び、どう変わった?
- 5 Q.帰国後、どう受験モードに切り替えた?
- 6 Q.グレイトヴォヤージュの良かった点は?
- 7 Q.外大受験で自信を持てた理由とは?
- 8 Q.受験生活の中で揺れ動いた意識と覚悟
- 9 Q. 家族が支えてくれた受験の瞬間
- 10 Q.受験を通して学んだ自分の課題とは?
- 11 Q.モチベーションの原動力は何だった?
- 12 Q.與那城先生(英語担当)が教えてくれた日本語力の大切さ
- 13 Q. 熊井先生(英語担当)との授業で広がる学びの世界
- 14 Q. Arisa先生(英語担当)が与えてくれたスピーキングの自信と未来への憧れ
- 15 Q.佐野先生(進路担当)の冷静なアドバイスが支えた受験対策
- 16 Q. 大岩先生との出会いが変えたもの(国語/社会全般担当)
- 17 Q. 本と向き合い、夢を広げた日々
- 18 Q. 留学経験者として、他の留学を考える生徒へのアドバイス
- 19 Q. 未来の自分が目指すもの
Q.合格発表の瞬間、何を感じた?
合格発表の日、家族全員で結果を待っていました。最初はパソコンで確認しようとしたのですが、表示が遅く3分ほど見られず、携帯に切り替えて番号を確認しました。その瞬間、自分の番号を見つけて、泣きそうになるほど嬉しかったです。この1週間、東京外国語大学にはある程度の自信があったものの、直前に明治大学に不合格だったことで緊張が続き、不安に押しつぶされそうでした。番号を見たときには、それまでの緊張が一気に解け、「やばい、めっちゃ嬉しい!」という感情が溢れました。
Q.志望校を考えたきっかけは?
高校3年次に留学を経験したことで志望校に対する意識が大きく変わりました。それまでは地元の大学で十分と考えており、模試でも具体的な志望校を設定することがなく、地元の大学を考えていました。しかし、留学を通じて将来の視野が広がり、英語力をさらに伸ばし、海外で働くことへの意欲が生まれました。その結果、自分の夢や目標に向かってより充実した学びが得られる東京外国語大学を志望するようになりました。
Q.高校生活の軌跡と留学への挑戦
高校時代は部活動を中心とした生活を送っており、特に高校1年生と2年生は部活がとても忙しい日々でした。また、中学校時代の実績や英検、さまざまな体験が評価され、那覇国際高校に推薦で進学しました。この経験から、高校入学時にはすでに大学進学も推薦を活用したいと考えており、自身の体験を活かすためにスピーチコンテストや短期・長期留学、成績維持などに積極的に取り組んできました。
さらに、高校3年次に留学を経験した際には「カリキュラムが結構変わって成績を維持するのも難しい」と聞いていたので、卒業しその後は東京外国語大学に進学するために推薦入試に全力を注ごうと決意しました。
Q.留学先で何を学び、どう変わった?
短期留学(ハワイ)
短期留学では、国際交流を通じた活動に積極的に参加しました、一緒に参加した他の生徒たちは、留学や将来の進路について真剣に考えている子が多く、その姿勢に刺激を受けました。「こういう子たちがいるんだ」と新しい発見をし、自分ももっと積極的に取り組もうという気持ちが芽生えました。
長期留学
長期留学では、アメリカに対する先入観が大きく覆されました。白人や黒人が中心というイメージに反し、カリフォルニア州ストックトンの学校ではアジア系や移民が多く、マイノリティとされる人々が多数を占めていました。彼らと交流し、移民や黒人マイノリティの意見や価値観を知ることで、自分と全く異なる背景を持つ人々との対話の重要性を強く感じました。
また、もともと「将来、東アジアの子たちと仲良くしたい」という思いを持っており、韓国や中国などからの留学生が多い東京外国語大学の国際日本学部が、自分の目指す環境に最適だと確信しました。
Q.帰国後、どう受験モードに切り替えた?
留学から帰国した直後は、受験生としての実感があまりなく、何をすれば良いのかわからない状態でした。そのため、塾に通い始め、先生に相談しながら具体的な学習計画を立てました。推薦の応募が始まる前は、国語、英語、政経の3教科に絞って取り組み、推薦が近づいてきてからは小論文や面接の対策に重点を置くようになりました。この時、一般入試の対策はほとんど行っていませんでした。
グレイトヴォヤージュに通うことを決めたきっかけは、留学中に塾選びを考え、いくつかの塾のホームページを見た中で「グレイトヴォヤージュが良さそう」と思ったことに加え、両親が参加した県費留学のOB・OGの説明会で、GV卒業生のナオさんが同塾を紹介していたことが大きかったです。「良い塾だよ」と勧められたこともあり、入塾を決めました。
Q.グレイトヴォヤージュの良かった点は?
マンツーマンでのサポートが非常に大きな助けとなりました。何が心配か、何を目指したいかを先生方が丁寧に聞き取り、それに合った学習方法や情報を提供してくれる環境でした。留学帰りで受験の知識が全くなかった私にとって、この個別対応は非常に心強く、効率的な学びに繋がりました。
特に大岩先生の存在は大きく、豊富な知識を持ちながら、それを私の目標や必要に応じて的確にアドバイスしてくれました。先生の助言を受けることで、留学で得た経験を強みに変え、自分のやりたいことを深く考える機会を得ることができました。この塾で学んだことがなければ、ここまで具体的に進路を考えられなかったと思います。
さらに、留学後の取り組みが重要であることも実感しました。もし留学での経験をそのままにしていたら、このような成果を得ることは難しかったと思います。「本当にこの塾に来て良かった」と心から感じており、この環境があったからこそ、志望校合格という結果に繋がったのだと確信しています。
Q.外大受験で自信を持てた理由とは?
東京外国語大学の推薦入試に向けて、小論文が苦手だったため、大岩先生と一緒にトピックに合わせた小論文対策を継続して行いました。「こういう流れで書けばいい」という型を身につけたことで、徐々に自信を持てるようになりました。また、過去問を確認するために外大まで足を運んで問題を写し取り、対策を徹底しました。外大用に特化した対策を行い、さらに面接準備も十分に取り組んだことで、良い結果に繋がりました。
Q.受験生活の中で揺れ動いた意識と覚悟
高校1年生、2年生の頃は、受験に対して強い意識はなく、成績を維持しながら実績を積むことを中心に考えていました。「良い成績を取っておけば、もし志望が変わったとしても対応できるだろう」という程度の考えでした。しかし、留学を経験したことで将来への意識が大きく変わり、東京外国語大学を目指すようになりました。
塾に入った当初、担当の先生から「外大は狭き門であり、合格者数も少ないけれど、本気で目指す覚悟はあるか?」と尋ねられました。この言葉は不安を感じさせる一方で、自分の進路を深く考える良い機会にもなりました。実際に他の選択肢も視野に入れるようになり、ICUや横浜国立大学と比較検討しながら、横国のキャンパスを見学するなど具体的に行動を起こしました。
とはいえ、夏が終わる7月から8月にかけては、まだ迷いが残っていました。「絶対に国立大学に行きたい」という強い思いがある一方で、外大に失敗した場合のリスクも頭をよぎり、悩む日々が続きました。しかし、東京外国語大学の国際日本学部に在学中の学生と知り合い、直接話を聞く中で「外大が自分に最も合っている」という確信を得ることができました。
Q. 家族が支えてくれた受験の瞬間
受験生活において、家族からのサポートは非常に大きな助けとなりました。お父さんは職業柄文章に長けており、小論文や志望理由書の作成において多くのアドバイスをくれました。特に、これまで自分が経験してきたことをうまく引き出し、表現するサポートをしてくれたことが大変心強かったです。
一方で、落ち込みやすい性格の私を励まし、精神的に支えてくれたのがお母さんでした。お母さんの温かい励ましがあったことで、困難な受験生活を乗り越えることができたと感じています。両親それぞれの役割が、私の受験生活を支えてくれた大きな柱となりました。
Q.受験を通して学んだ自分の課題とは?
アメリカでの留学生活を振り返ると、授業やスポーツに全力で取り組み、全て良い成績を収めることができました。また、カリフォルニアのゴールデンステイツアワードを受賞するなど、自分なりの成果を得ることができました。しかし、留学中は日々の生活や経験を楽しむことを優先しており、帰国後の受験準備を見据えた計画的な取り組みは不足していたと感じています。もし留学前に進学先を具体的に決めたり、早めに塾でアドバイスを受けていれば、留学中も受験を意識して過ごせたかもしれません。
帰国後、受験生活を本格的にスタートさせる中で、不安を感じる場面が多かったことが印象に残っています。共通テスト対策や他の受験生が取り組む勉強内容と比べ、自分の準備に十分な自信を持てず、「本当に外大でいいのかな」と思うことがありました。面接や小論文対策を進める中で、英語以外の学習に割ける時間が限られていたことも、不安を感じる要因の一つでした。また、受験対策を進めながら、自分の進路について深く考える時間が多くなり、それが不安を助長していたとも感じています。
Q.モチベーションの原動力は何だった?
受験生活では、将来のビジョンを想像することでモチベーションを保っていました。フランスとイタリアにいる友人とテレビ電話をし、彼らの話を聞く中で、元々抱いていた「外大で学びたい」「留学したい」という思いがさらに強まりました。世界と関わる未来を具体的に想像することで、受験勉強への意欲を維持することができました。
また、東京外大に通う知り合い2人から「本当に素敵な大学だよ」と聞き、その言葉が外大への憧れをさらに強くし、自分も絶対に行きたいという気持ちを原動力として受験勉強に取り組むことができました。
Q.與那城先生(英語担当)が教えてくれた日本語力の大切さ
私はリスニングや会話には自信があったものの、文法や構文の基礎に多くの穴があることに気付いていませんでした。與那城先生と一緒に学ぶ中で、「全然ダメだな」と反省し、日本語力の重要性も実感しました。特に英文要約や翻訳に取り組む中で、日本語での表現力が大切だと感じました。難関国立大学の英語問題やIELTSのライティング対策をマンツーマンで行い、文法や構成力、エッセイの書き方についてたくさんの指導を受け、理解を深めることができました。
最初は「怖い先生かな」と思っていましたが、個別で指導を受ける中で、非常に優しく、わからないことを一つ一つ丁寧に教えてくださる素晴らしい先生だと感じました。與那城先生との学びは、自分の成長にとても大きな影響を与えてくれました。
Q. 熊井先生(英語担当)との授業で広がる学びの世界
熊井先生との授業は週1回程度でしたが、非常に実りある時間でした。単語の裏の意味や背景を詳しく教えてくださり、それが記憶の助けになりました。また、少人数の授業だったため、疑問に思ったことを全て質問でき、特に自分でも気付いていなかった「わからないところ」を発見する機会になりました。さらに、英語の授業中に古文の話など幅広い知識を交えて教えてくださり、「あ、そうなんだ」と新たな発見が多く、授業がとても楽しく感じられました。
Q. Arisa先生(英語担当)が与えてくれたスピーキングの自信と未来への憧れ
Q.佐野先生(進路担当)の冷静なアドバイスが支えた受験対策
Q. 大岩先生との出会いが変えたもの(国語/社会全般担当)
大岩先生よりメッセージ(国語/社会全般担当)
えりささんの対策は、彼女が留学から帰ってきた後の夏前からになりました。それから第一志望の東京外大の受験まで半年弱の期間でしたが、その過程はちょっとしたtripみたいなものでした。
彼女はそれまでアメリカへの一年留学など、ご家族の温かいサポートのもと、豊かな体験の中で自由な感性を育んできました。それはかけがえのないものでしたが、特に一人での海外体験は日々の適応で一杯一杯になるため、いざ言語化するとなるとなかなか大変である。僕は彼女と向き合い、日々のトピックを自由に語りながら、彼女の体験の「意味」を引き出す作業を根気よく続けました。
途中、いくつか受験の「失敗」もありましたが笑、そんなことには気に留めず、彼女の中で熟成が進み、体験がカラフルに色づくのを2人でじっと待ったのです。それが花開いたのが第一志望の合格でした。が、それ以上に今回の横道tripは今後の彼女の人生Journeyにとって、大きな指針となるでしょう。Bon Voyage!(グレイトヴォヤージュ大岩)
Q. 本と向き合い、夢を広げた日々
Q. 留学経験者として、他の留学を考える生徒へのアドバイス
Q. 未来の自分が目指すもの