目次
Q.推薦入試を決めたきっかけと対策の工夫
小論文では「子どもの自己肯定感」について書きました。このテーマは、事前にオオシロ先生と討論していた内容を基にしており、自分の考えもまとめていたので、試験で出題されたときは「ラッキー!」と思いました。
討論対策として、何が出るかわからない怖さがあったため、夏休みから図書館に通い、教育系の本を読み込んでノートにまとめました。その中で、子どもに対する教師の接し方や教育課題についての知識を蓄えたことで、小論文にも活かすことができました。こうした準備のおかげで、小論文には自信を持って挑むことができました。
Q.志望理由書についてと大城先生のサポート
Q.陽平先生について
推薦入試の3~4日前、討論の練習がほとんどできていないことに気づき、焦ってヨウヘイ先生のもとを訪れました。知識は十分に詰めていたものの、討論の実践経験がなく、「それはやばいよ」と言われ、危機感を覚えました。
ヨウヘイ先生は1時間半ほど付き合ってくださり、討論の進め方やポイントを丁寧に指導してくださいました。不登校や外国の教育モデル(イエナプランなど)といった教育課題に関する知識を補足し、参考になるYouTube動画や文部科学省のデータを教えてくれたほか、討論で重要なこととして、メモの書き方や意見のまとめ方、発言の流れ、うまく意見が出ないときに一言加えるだけで議論がまとまりやすくなる方法、締め方など、具体的なアドバイスをたくさんいただきました。
特に印象に残ったのは、「何を伝えるか」というポイントを明確にし、それをいかに印象的に残すかを意識することの重要性です。この指導のおかげで、本番では討論がうまく進まない場面でも、自分の意見を整理して的確に伝えることができました。また、ヨウヘイ先生が教えてくれた「一言加えるだけで議論がまとまる」テクニックは、本番でも非常に役立ちました。
Q.熊井先生
熊井先生の授業はとても楽しく、私にとって印象的でした。特に英語の発音が素晴らしく、授業中に先生の発音を聞くのが好きでした。また、授業の途中で時々雑談を交え、1時間の授業中に退屈することがないように工夫されていました。そのおかげで、授業中は常に集中して取り組むことができました。
さらに、熊井先生は授業中に教室を巡回してくださり、「ここはこうするといいよ」などと直接アドバイスをしてくれました。わからない部分があればその場で丁寧に教えてくださったため、とても質問しやすい雰囲気がありました。この聞きやすい空間のおかげで、わからないことをそのままにせず、自信を持って学ぶことができました。熊井先生の授業は、楽しいだけでなく、自分が積極的に学べる環境を作ってくれる、素晴らしい授業でした。本当に楽しかったです。
Q.受験に向けて
高校1年生の頃は部活動(ダンス部)に熱中していて、勉強にほとんど手が回りませんでした。「部活、部活、部活!」という感じで、とにかく部活中心の生活を送っていました。しかし、2年生になると「指導者になりたい」「教育に関わる人になりたい」という目標を意識するようになり、進路について考え始めました。先生から「行きたい学部に関連するボランティアをするといい」とアドバイスを受け、学習支援や読み聞かせといった教育に関するボランティアに参加するようになりました。2年生から3年生にかけて、これらのボランティア活動に継続的に参加するようにしていました。
一般入試に向けては、高校2年生の1月から少しずつ勉強を始めました。具体的には、夜に1時間半程度の勉強をしたり、朝の車の中で英単語を覚えたり少しずつ継続して勉強を進めるようにしていました。
Q.福岡教育大学を志望するようになった経緯と進路相談
高校3年生の6月か7月までは、琉球大学の教育学部を目指していました。しかし、福岡教育大学に合格した先輩の合格体験記を見たことをきっかけに興味を持ち始めました。その後、ヨウヘイ先生にも相談し、「福岡教育ってどんな大学ですか?」と質問しながら情報収集を進めました。調べていく中で、福岡教育大学の方が自分が目指している教師像により近づけるのではないかと感じました。
進路を変更する際には、担任の先生にも相談しました。先生も教師という立場から、「県外に出てみるのも良い経験になるのでは」とアドバイスしてくださいました。また、先生自身も福岡教育大学について詳しく調べてくださり、「この大学にはこういう良い点がある」「こんなカリキュラムが充実している」など具体的な情報を教えてくれました。
さらに、福岡教育大学に合格した先輩にLINEで連絡を取り、在学していないとわからないような詳細な情報を直接聞きました。例えば、「良いところはどんなところですか?」「逆に不便に感じるところは?」「授業の雰囲気はどうですか?」といった質問をして、実際の学生生活について理解を深めました。
Q.GVに来たきっかけと決め手
高校3年生の3月、同じダンス部のメンバーが急に受験への焦りを見せ始め、「自分たちダンスしかしていないやばい!」と口々に言い出しました。そのメンバーたちは3月中にすでに塾に通い始めていて、引退ライブが終わるとすぐに塾に直行する姿を見て、「そんなにやばいの?」と私自身も焦りを感じるようになりました。
4月に入り、友達と一緒に複数の塾を体験し、GVを訪れたのは最後でした。それまでは別の予備校に「絶対ここに入ろうね」と友達と決めていましたが、GVに来て授業を受けたり雰囲気を感じたりする中で気持ちが大きく変わりました。特に、マミ先生の優しさやArisa先生の授業のわかりやすさに感動し、「こんな優しくて親切な先生がいるの?」と思ったほどでした。また、わからないことを質問しやすい空間が整っており、親しみやすい雰囲気にも安心感を覚えました。
さらに、高校から近いという立地の良さも魅力でした。最後に訪れたGVで感じたマミ先生の優しさやArisa先生の親しみやすさ、そして塾全体の雰囲気が大きな決め手でした。
Q.他塾を体験した印象
1つ目の塾
とても静かで、少し怖い印象を受けました。自習室が男女で分かれており、静かすぎる環境が「ビシッとした雰囲気」で圧迫感を感じました。2回目に体験に行ったときには、「すいません」と思わず謝りたくなるような空気で、自分にはこの環境では続けられないかもと思いました。全体的に「しっかりしている」という印象でしたが、私には少し合わないと感じました。
2つ目の塾
良い部分もありましたが、特に数学の授業が自分に合わないと感じました。広い教室で模試を解いたのですが、先生がずっと前で説明するだけで、巡回してくれることがありませんでした。その結果、わからないことが解決できないまま授業が終わり、周りの友達も「説明が全然わからなかった」と話していました。大人数の環境で質問がしにくく、数学が苦手な自分にとっては辛い体験でした。「このままだと数学が危ない」と感じ、最終的に合わないと判断しました。
3つ目の塾
2時間ほど座っていましたが、「ここは絶対に無理だ」と感じました。一応質問できる仕組みはあるものの、聞くのが少し気まずく感じられました。また、自習室が仕切りのない教室形式で、隣の人の存在が気になり、そわそわして集中できませんでした。さらに、長時間座り続けるのが疲れ、自分で全てを管理する環境が合わないと感じました。「座っているだけで学ぶ環境では難しい」と判断し、この塾も選びませんでした。
Q.GVに入って成長したこと・良かったこと
GVに入る前、私は自分がやりたいことや目指すべき進路が曖昧で、不安を抱えていました。どの大学に行くべきか、どんな学部を選ぶべきか、将来どんな仕事をしたいのかがはっきりせず、迷いが多かったです。しかし、GVでは先生たちが親身に寄り添ってくれて、自分のやりたいことを一緒に提案してくれたり、将来の目標を具体化する手助けをしてくれました。大学だけでなく、その先の将来に繋がるようなサポートが非常に手厚いと感じました。
また、GVは「聞きやすい環境」が整っており、先生たちも親しみやすく、いつでも質問や相談ができる安心感がありました。推薦入試でも一般入試でも、先生たちがしっかりサポートしてくれたおかげで、進路に向けた準備がスムーズに進みました。
特に志望理由書や討論の準備では、先生方のアドバイスが大きな助けになり、すべての面で頼れる環境でした。GVに来たことで、進路に対する不安を解消し、目標を明確にして前向きに取り組むことができました。全てにおいてサポートが手厚く、本当に素晴らしい塾でした。
Q.ダンス部の人たちへ
ダンス部は本当に忙しい部活ですが、それでも後悔しないように工夫してほしいことがあります。私が後悔したのは内申点のことです。3年生で内申点を上げることも可能ですが、その時期になると勉強や提出物の両方を頑張らなければならず、非常に大変です。だからこそ、1年生や2年生のうちから提出物をしっかり出し、努力しておくことが大事です。
忙しい中でも、やれることはたくさんあります。テスト前の休みや1週間の準備期間をしっかり活用して頑張ることが重要です。また、1年生からとは言いませんが、2年生の頃から自分が将来どんな仕事をしたいか、そのためにどの学部が適しているかを考えて行動することが大切です。もし3年生になってから進路を決めた場合、これまでの活動がその進路に繋がらないともったいないからです。曖昧でも良いので、高1や高2の段階で「将来こんな仕事がしたい」という軸を持ち、それに合った活動や知識を蓄えていくことが重要だと実感しました。例えば、ニュースを見て知識を広げるなど、日常的な努力も役立ちます。
意識し始めるタイミングとしては、高2の1月が一つの目安だと思います。修学旅行が終わり、比較的時間に余裕がある時期なので、このタイミングで自分の進路について考える時間を取ると良いです。私も正月休みやその後の1週間ほどを利用して、将来について深く考えることができました。忙しい中でも少しずつ準備を進めることで、後悔のない進路選択ができると思います。
Q.塾の選び方のポイント
塾を選ぶ際に大切なのは、通いやすさと行きやすさです。途中で「通いたくない」と感じてしまうと、通塾が続かず、そこで学びが止まってしまいます。そのため、自分が無理なく通える場所であることが重要です。
さらに、塾内の環境も大切です。安心して通える雰囲気があり、わからないことを抱え込まずに相談や質問ができる環境が整っている塾を選ぶべきです。こうした不安を感じさせない環境がある塾なら、勉強に集中でき、受験に向けてしっかり取り組むことができます。
Q.実績作りのボランティアなどの探し方
ボランティアを探す際、まず学校からの情報を活用するのがおすすめです。学校では「こういうボランティアがありますよ」といった案内を配信していることが多く、私の場合も学校のTeams(チームズ)を活用して情報を得ました。普段見逃されがちな案内にも、よく見ると学習支援や読み聞かせ、ゴミ拾いなどの良いボランティアが多く含まれています。これらに積極的に参加することで実績を作ることができます。
もし学校で紹介されるボランティアだけでは不足を感じる場合は、塾の力を借りるのも一つの手段です。例えば、GVではボランティア情報が豊富に提供されており、多くの選択肢があります。体験に参加して情報だけを得ることもできるため、塾のサポートを活用してみるのも良いと思います。