目次
- 1 Q.合格を知った瞬間の気持ち?
- 2 Q. 現役時代、離島での受験勉強はどうだった?
- 3 Q. なぜGVを選んだ?体験日即決の理由とは
- 4 Q.一人暮らしと受験勉強の両立はどうでしたか?
- 5 Q.浪人生活で得た、1番の成長実感は?
- 6 Q.数学も面接も支えてくれた、木村先生との1年(数学・面接)
- 7 Q.苦手だった化学を“好き”に変えてくれた塩谷先生(化学・生物)
- 8 Q.物理が面白くなった。砂川先生の授業の魅力(数学・物理)
- 9 Q.英語3割→7割へ。與那城先生に必死でついていった1年(英語)
- 10 Q. “読む力”が変わった。国語・面接・小論文の大岩先生の支え(国語・小論文・面接)
- 11 Q. これから受験に挑む後輩たちへ伝えたいこと
- 12 Q. 合格に繋がった、シンプルだけど一番大事なこと
- 13 Q. 映像授業と対面授業、実際にやってみてどうだった?
Q.合格を知った瞬間の気持ち?
Q. 現役時代、離島での受験勉強はどうだった?
Q. なぜGVを選んだ?体験日即決の理由とは
GVのことは高校生の頃からネットで見かけていて、楽しそうだなとずっと気になっていました。医学部を目指していたので、合格した先輩たちの体験記を読んだり、YouTubeにアップされている動画を見たりしているうちに、「浪人することになったら体験に行こう」と決めていました。
実際、宮古島からは通えないので、浪人が決まったタイミングですぐに体験に行きました。体験したその日に「ここにしよう」と即決し、他の予備校には行かずにGV一本で決めました。
決め手になったのは、先生方が1人ひとりにしっかり向き合ってくれること。宮古ではそういう環境が少なかったので、質問しやすい雰囲気がすごくありがたかったです。また、チューターさんたちもとても親身になってくれて、ここならメンタル面でも崩れることなく頑張れると思えたのが大きかったです。
Q.一人暮らしと受験勉強の両立はどうでしたか?
やっぱり最初はすごく大変でした。料理を作ったり、早起きしたり、体調管理や時間の使い方もすべて自分でやらないといけなかったので、親と一緒に暮らしていたときより負担は大きかったです。特に最初の頃は、ちゃんと生活できるか、友人関係もうまく築けるか不安もありました。
実際の1日は、朝起きて前日の準備を整え、ご飯を食べてできるだけ8時半にはGVに到着するようにしていました。最低でも9時の授業開始前には塾に着くように意識していて、そこから夜の10時まで学習。帰宅後は夕食を自炊して、12時〜1時には就寝するという生活リズムを保っていました。
家事に関しても工夫がありました。最初は夜に洗濯をしていたんですが、佐野さんから「朝に回した方が効率的だよ」とアドバイスを受け、朝に予約して回すスタイルに変更。夜の洗濯待ちの時間を睡眠や勉強に充てられるようになり、生活にメリハリが出ました。
食事面では、昼ごはんは買って済ませることが多かったですが、朝食と夕食は自分で作っていました。正直、最初は大変だったし、疲れているときはやりたくない日もありました。でも「なんでも楽しもう」と思っていたので、料理も前向きに取り組むことができました。美味しくできたときは嬉しくて、料理がちょっとした息抜きにもなっていました。
また、自分の中で大きかったのは「親に迷惑をかけられない」という思いでした。そのプレッシャーもあって、自分自身で時間管理や生活のリズムをしっかり整えようという意識が強くなりました。現役のときは夜更かししたり、怠けがちな部分もあったんですが、1人暮らしを経験して自己管理ができるようになったのは、自分の中で大きな成長だと感じています。
それから、離れて暮らしていても親の支えは本当に大きかったです。週に1回くらい電話をしてくれたり、たまに会いに来てくれたりして、会えたときの安心感は本当に大きかったです。親はあまり口出しはしてこないけれど、自分のやりたいことを尊重して応援してくれていて、影ながら支えてくれていることが伝わってきました。「やりたいことがあるなら全然気にしないで浪人していいよ」と言ってくれたことも、本当に心強かったです。
また、GVの先生方や一緒に浪人している仲間たちがとてもフレンドリーで、一緒にご飯を食べたり、分からないところを教え合ったりする中で、自然と人間関係も築けていって、精神的にもかなり支えられました。
Q.浪人生活で得た、1番の成長実感は?
この1年は大変なことも多かったですが、それ以上に自分にとって本当に良い経験ができた1年だったと思います。特に、宮古島では出会えなかったような人たちと出会えたことで、「こんな考え方をする人もいるんだ」と、価値観や視野が大きく広がりました。
また、親や親戚、地元の友人、GVの先生や仲間など、本当に多くの人に支えられてきたことを実感できた1年でもありました。そうした人たちの存在を改めてありがたく感じることができ、「自分は1人でここまで来たわけじゃない。いろんな人の支えがあって、今ここに立てているんだ」と、心から感謝の気持ちを持てるようになりました。
Q.数学も面接も支えてくれた、木村先生との1年(数学・面接)
木村先生には、数学と面接対策の両方でお世話になりました。入塾初日にいきなり受験戦略を一緒に考えてくれて、「化学が苦手なら、春休みに1冊参考書をやりきろう」と具体的な指導をしてくれたのを今でも覚えています。そのおかげで、化学の学習のスタートで他の受験生よりも少しアドバンテージを得ることができたと思います。
数学では特に数IIIが全くできていない状態からのスタートだったのですが、1年間かけて基本の原理から丁寧に教えてもらい、理解がどんどん深まりました。以前は「解法を暗記すればいい」と思っていた部分もありましたが、原理から理解することで応用力がつき、幅広く対応できるようになりました。
木村先生は、少し厳しい一面もありますが、できた時はしっかり褒めてくれるし、不安な時には親身に相談に乗ってくれて、受験戦略の見直しにも付き合ってくれました。夏の時期には成績が思ったように伸びず、一般でいくか地域枠に絞るかを迷っていたのですが、一緒に話し合って地域枠一本に決めたことで、結果的に合格につながったと感じています。
また、面接対策では、自分ともう一人の生徒で面接官役を交代しながら練習する機会を作ってくれました。実際に面接官の立場を経験することで、どんな受け答えが好印象につながるかを実感でき、他人の意見を聞くことで自分の視野も広がりました。急な質問にも対応できる力がつき、自信や自分の軸もできてきたと思います。去年は面接対策がほとんどできていなかったので、今年のこの経験はとても大きかったです。木村先生は、宮古高校の後輩たちにとっても大きな力になってくれる先生だと思います。基礎ができていない状態からでも、0からしっかり寄り添ってくれる存在です。
Q.苦手だった化学を“好き”に変えてくれた塩谷先生(化学・生物)
塩谷先生は、入塾したときからずっと自分のことを気にかけてくれて、学習の進捗を細かく確認してくれたり、わからないところは徹底的に、わかるまで丁寧に教えてくれる先生でした。現役時代は化学が全然できなくて、正直あまり手をつけていなかったし、どちらかというと苦手意識もありました。でも、塩谷先生のおかげで化学を好きになることができ、模試では安定して良い点が取れるようにもなりました。本番こそ少しうまくいきませんでしたが、それでも自分の中で確かな成長を感じています。
特に印象に残っているのは、難しい問題や東大レベルの問題などでも、すぐに答えを教えるのではなく、まずは自分で考えさせてくれるスタイルです。そうやって考える習慣が身についたことで、複雑な問題でもしっかりと自分の力で対応できる実力がついたと実感しています。
性格もとてもフレンドリーで、よく笑ってくれたり、勉強以外の話でも気さくに話しかけてくれたりして、塾の中でも1番話しかけやすい先生だったと思います。相談にもよく乗ってくれましたし、自分にとって精神的にも大きな支えとなる存在でした。
Q.物理が面白くなった。砂川先生の授業の魅力(数学・物理)
砂川先生も、とても優しくて包容力のある先生で、わからないところがあると最後まで付き合ってくれるような存在でした。こちらがつまずいていると、一緒にノートに書きながら丁寧に教えてくれて、特に「考え方の過程」をしっかり示してくれるのが印象的でした。その場で一緒に問題を解いてくれることで、自分がどこでつまずいているのかを理解しやすく、学びが深まりました。
現役のときは物理の公式をとにかく暗記で使っていて、深く理解することができていませんでした。でも、砂川先生の授業では公式の導入からしっかり説明してくれて、「なぜそうなるのか」という本質的な部分に触れられたことで、共通テストや考察問題にも対応できるような力がついたと感じています。
授業の中では、時にはテスラなど、物理から少し脱線するような雑談もあって、それが逆に興味を引き出してくれたり、物理の面白さを伝えてくれる時間にもなっていました。学びの場としての楽しさもあり、砂川先生の存在は物理に対する意識を大きく変えてくれたと思います。
Q.英語3割→7割へ。與那城先生に必死でついていった1年(英語)
與那城先生には、英語と英語小論文の両方でお世話になりました。英語は特に苦手で、現役のときは共通テストで3割ほどしか取れなかったんですが、今年は7割まで伸ばすことができました。それはもう「先生についていくので必死だった」というくらい、與那城先生の授業についていくことに集中した1年でした。
授業のスピードは速く、扱う問題もレベルの高いものが多くて大変でしたが、先生に言われたことを素直に受け入れて、真摯に取り組み続ける中で、少しずつ力がついていきました。最初は課題に4時間以上かかることもありましたが、後半には2〜3時間で終えられるようになり、自分でも実力がついていると実感できました。
授業では「左から右に英語を読む」意識づけや、構文や法則などを具体的に教えてくださり、「これ、先生が言ってたやつだ」と思いながら文章が読めるようになったのが大きな変化でした。今まで読めなかった英文が、どんどん読めるようになっていく感覚があって、英語に対する苦手意識も和らいでいきました。
一見、堅い先生に見えるかもしれませんが、授業中はさまざまな話題を交えて進めてくれる先生で、ジェンダー問題や科学、化学、物理、生物など幅広い知識を持っている方です。小論文の授業でもその知識が活かされていて、背景知識を持って英文を読めるようになることで、理解度も深まりました。
與那城先生の言葉にしっかり耳を傾け、素直に実践することで、本当に自然と力がついてくる授業でした。
Q. “読む力”が変わった。国語・面接・小論文の大岩先生の支え(国語・小論文・面接)
大岩先生には、国語・小論文・面接の指導をしていただきました。特に、現代文はそれまでなんとなく読み流していたのですが、先生の授業を通して「どこを読み飛ばしていいのか」「具体例はどう捉えるか」といった読み方の感覚がしっかりと身につきました。古文や漢文についても、参考書には載っていないような知識や背景を教えていただき、非常に深い理解に繋がったと思います。
去年は、国語も英語もただがむしゃらに問題を解いているだけで、自分の解き方のどこが悪いのかも分からない状態でしたが、大岩先生の授業では「読み方」や「考え方」が明確に示されるので、内容がすっと頭に入ってくるようになりました。復習をしっかり行えば、確実に実力がつく授業だったと思います。
先生の人柄も印象的で、点数が悪かったときなどは冗談交じりにいじってくれる場面も多く、それが逆に「やってやろう」というモチベーションになりました。一方で、普段から近況や成績の変化にも気を配ってくださり、社会のニュースや時事的な話題にも詳しく、雑談の中から得られる知識も多かったです。1人暮らしで外の情報が入りづらい中、大岩先生の話から得られるものはとても大きかったです。
面接対策では、最初はまったく準備ができておらず、ダメダメだったんですけど、2週間ほど毎日のように練習に付き合ってもらい、何度も自分の考えを一緒に言葉にしていく中で、「医師として大切にすべきこと」や「自分の軸」が明確になっていきました。おかげで本番の面接では、予想していなかった質問が来ても即興で対応できる力がつき、去年との大きな違いを感じました。知識を教えるだけでなく、それをどう活かすかまで導いてくれた大岩先生の存在は、自分にとって本当に大きかったです。
Q. これから受験に挑む後輩たちへ伝えたいこと
GV(グレイトヴォヤージュ)は、先生やチューターさんとの距離がとても近くて、相談や質問が本当にしやすい環境です。自分はもともとあまり喋るタイプではないんですが、それでも気軽に声をかけて質問できました。わからないところがあれば、時間がある時にじっくりと教えてくれて、チューターさんも親身になって対応してくれるので、遠慮せずどんどん頼るべきだと思います。
一人暮らしで不安になることも多かったですが、先生や周囲の人たちがいつも気にかけてくれて、精神的にも大きな支えになりました。そういう意味でも、勉強面だけでなく生活面でも本当に頼れる存在がいるというのは、大きな安心感につながったと思います。
何より、GVは「居心地がいい」場所でした。もちろん、勉強が嫌になる瞬間もありましたが、「GVに行けばやろう」という気持ちになれる環境で、通うこと自体が苦にならなかったのは、自分にとって本当に大きかったです。だからこそ、これからGVで頑張るみなさんも、ぜひ先生や仲間を信じて、遠慮せずに頼ってみてください。
Q. 合格に繋がった、シンプルだけど一番大事なこと
一番やってよかったと思うのは、「先生たちの言うことを素直に聞くこと」です。自分は本当に、先生たちのアドバイスを素直に受け入れて実践してきました。受験のプロである先生方の言葉にはやはり理由があって、自分で勝手にアレンジしたり独自のやり方で進めてしまうと、うまくいかないことも多いと思います。だからこそ、変に自己流にこだわらず、アドバイスを信じて取り組むことの大切さを身をもって感じました。先生方は本気で向き合ってくれるし、受験に必要なことを本当に理解しているので、「素直に聞くこと」こそが一番の近道だと思います。
Q. 映像授業と対面授業、実際にやってみてどうだった?
映像授業も一応できなくはないんですが、自分にとってはあまり向いていませんでした。というのも、解説を聞いてわかった気になってしまって、実際に模試を受けた時に「見たことあるのに解けない」ということがよくありました。理解したつもりでも、実力がついていなかったことに後から気づくことが多かったです。
その点、対面授業では1つ1つを段階的に丁寧に教えてもらえますし、わからないところがあったらその場ですぐに質問できるというのが大きかったです。質問できる人が近くにいることで、自分の「わからない」を「わかる」に変えることができました。やっぱり対面のやりとりがあってこそ、本当の意味で力がついたと思います。