『金城さん、今合格の電話来ました』
今でも忘れない、あの瞬間。
これは琉大医学科へと
合格の連絡をうけた直後の、
仲地政也(首里卒、琉医合格)くんの
言葉だ。
頑張りはちゃんと評価される。
その事を改めて、実感した瞬間でもある。
最高に熱くなった、
まさやくんの体験記を
どうぞ。
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この予備校?(笑)では色々あり過ぎて
何から話したらいいかわからないのですが、
入塾前の事から話していきたいと思います。
GVが出来る前、僕は現役の頃から
一浪まで某予備校に通っていました。
そこでの授業はそれぞれの目指す学部や
大学に合わせて先生達が集団授業の形式で
授業を進めていくスタイルでした。
高校の頃とさほど変わらない
授業の進め方なので
特に違和感を抱く事なく
授業に参加していたのですが、
一つだけ高校の頃と違う事がありました。
それは”孤独との闘い”でした。
高校の頃は”みんな”で受験へと
向かっていくという意識を持って
一人一人が勉強していました。
ですが、一歩予備校に
足を踏み入れると自分対志望校、
成績が良い人=人間的にスゴイ人?(笑)
みたいな構図が普通で
ほとんどの時間を成績を上げるために
自分との闘いに費やしていました。
高校の頃のように仲間はいましたが
お互いに支え合うというよりは
それぞれ自分自身のことで
いっぱいいっぱいで
一緒にいるのになぜか
孤独を感じていました。
結局合格する事なく一浪目を終え、
このままこの環境でやっていったとして
本当に志望校に合格できるんだろうか
という不安を抱えていました。
そんな時に後のGVの社長である
大岩さんが新しい予備校を開くと聞いたので
連絡を取って話を聞いてみました。
真嘉比にあるモスバーガーに
呼び出されて話を聞いていくと、
まず驚いたのがまだ教室がない事。(笑)
加えてその教室の予定地が
国際通りである事。(爆笑)
この部分だけ聞いたら
誰がこんな形のない予備校に行くか
って思うかもしれませんが、
話には続きがあって、
数学と物理を木村先生、
英語を新田先生が担当するという話でした。
正直この講師陣のラインナップを聞いただけで
さっきの教室に関するおかしな話は吹っ飛びました。
木村先生も新田先生も授業を受けたことがあり
内容がわかりやすかったことを
知っていたからです。
また、小さな規模でやる事で生徒間、
生徒と先生間の距離の近いアットホームな
予備校を作りたいとの話でした。
一浪目を自分自身との闘いに
神経を擦り減らしていた僕にとって
“アットホーム”という言葉はとても魅力的に
感じました。
二つ返事で入塾を決め、
数人の仲間と教室の
開設準備から初めていきました。(笑)
GV1年目。それは最も予備校から
遠い存在であり、かつ最も生徒にとって
心強い予備校でした。
まず第一に先生との距離が近いというか
ゼロ距離でした。
わからない事はすぐに質問できる事は
当たり前として、一人一人の苦手な所を
先生達と一緒に個別を組んだりする事で
解消したり、”ランチタイムミーティング”という
時間を利用して勉強以外の相談などをする事が
できる機会を作ったりしてくれました。
第二に生徒間の距離もゼロ距離でした。
アーケード街にある建物の2階3階を借りていたので
室内は予備校とは思えないほどの
アットホーム感が漂っていました。(笑)
その雰囲気のおかげかどうかわかりませんが、
生徒間の雰囲気も良く、家族のようでした。
ただ単に馴れ合って
いたのかというとそうではなく、
お互いにわからない所は教えあったり、
ライバル心を燃やして高めあったりして
勉学に励んでいました。
その年の受験は
僕がセンター試験で
再起不能なまでの
マークミスをしてしまったがために
結果は出ませんでしたが、
今までの受験勉強には無かった、
着実に力をつけている手応えがありました。
GV2年目。去年と違い、
泉崎の那覇市役所近くに
元予備校だったという
立派な建物に移りました。
新しいアドバイザーとして
金城さんと佐野さんを、
英語担当教師として増井先生、
化学担当教師として北野先生を迎え、
予備校っぽく(笑)
パワーアップしたGVですが、
アットホームさは1年目と
全然変わりませんでした。
アドバイザーの2人がGVの
お父さんお母さんとして生徒間、
生徒と先生間のコミュニケーションの
潤滑油となって奮闘してくれたおかげです。
木村先生の物理、数学は今まで以上に緻密に、
ただ解けるだけでなく本質を掴むための
授業が繰り広げられました。
増井先生の英語は発音、
アクセントから始まり、文法、
読解などの土台を早めに固めて、
その後は”和訳”にこだわって
英語と日本語の言葉のギャップを
どう埋めてどのような日本語で
訳するべきかを学びました。
北野先生の化学は先生の
化学に関する深い知識と
雑学を交えたトークで楽しく進み、
特に問題の記述の分野では
厳しくわかりやすく教えてくれました。
大岩先生の国語は
ただ単にセンターの問題を
解かせて解説するスタイルではなく、
本当に文意を掴む練習としての
要約練習などを行い
生徒の国語力向上の手助けをしてくれました。
特に担任である
木村先生とは濃密な時を過ごしました。
ケアレスミスを無くし、センターの点数を
どうすれば上げることができるかを
何度も何度も話し合い、
センター試験後は時に涙を流しながら
熱く面接練習に付き合ってくださいました。
最終的に僕は追加合格という形ですが
中学の頃から目指していた
琉球大学医学部医学科に
合格することができました。
一浪目の頃の僕は
“受験とは己との闘いだ”と
思っていました。
確かにそうです。
結局試験中に頼りになるのは
自分自身なのですから。
ですが、三浪もしてみて
気づいたことは
試験開始の
合図が鳴るまで
僕はたくさんの人に支えられてきて
その人達に背中を押してもらったから
合格したんだということです。
両親、親戚、友達、
GVで一緒に勉強してきた仲間、
先生達、今まで携わったたくさんの人々。
みんなで掴んだ追加合格だと
僕は思っています。
決して一人の力で
勝ち取ったものではありません。
みんなに感謝したいです。
ありがとう、そしてこれからもよろしく。
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何度も不安に襲われながらも、
必死に自分自身と向い合う事を
やめなかった。
受験勉強は、
本当に自分との向い合い。
自分との会話の連続。
なまけよう、やめよう、
これでいいや。
いやっ、もう少しだけ、
頑張ってみよう。
その全ての基準は自分で
作る事が出来る。
それと同じ位、
周りの環境も大切。
たった一つの言葉で、
諦めそうになる心を、
折れそうになる心を
繋ぎとめてくれるモノになる。
だからこそ受験生にとって、
1番身近な親御さんの協力は
なによりも心強いモノ。
そんな応援してくれている、
方々と一緒に掴み取る合格。
そんな最高の瞬間に向けて、
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アドバイザー
金城
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