本記事では、来年より始まる新テストに向けてGVの各教科がどういう取り組みを行なっているのか?また、新テストのどういう所に対応しているのかを金城がナビゲーターとなり、GVの講師一人ひとりにインタビューしていきます。今回は、第1弾として玉城率いるGVの数学の取り組みに迫っていきたいと思います。という事で今回のテーマは、
『GVの数学はどう新テストに対応しているの?』
です。
金城 『久しぶりですねこうやって対談するのはw本日こうやってお話を伺わせてもらうのは、来年から入試が変わるんですけどもその新テストに対して GVで行なっている数学の授業はどう繋がっていくのか?という事について、陽平先生に聞かせていただきたいなと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。』
玉城 『新入試の一つの大きな特徴としては、まあ内容として結構難しくなってるって言うのが一つ大きな特徴だと思うんですね。センター試験と比べた時に、数学的にもうちょっと抽象的な概念の話だったりだとか、あるいは日常生活の中から数学的なものを読み取ってきて数学の問題として考えて、その数学の問題として考えたものを日常生活の中にもう一回返すとかっていうようなプロセスが入ってきています。』
玉城 『これまでセンター試験だったら誘導にのっていきながら必要な知識を使って問題を解いていくっていう形だったのが、求められる能力自体がいろいろ増えてきてしまっています。知識があることが大前提でその知識をどうやって使っていくのかっていうのでも、使い方の方法が複数わかれていったり、数学的な物事に取り組む時の切り口が広がったりで、問題の解き方自体も誘導の中で解いていくってものから、ある程度自由度が与えられて、ゼロに近いところから方法を自分で作り出さないといけなかったり、単純に難しくなっているという事があります。』
玉城 『なので最初にまずやらなきゃいけないこととしては基礎的な学力を身につけなきゃいけないっていうこと自体全然もう今までと全く変わらなくて、じゃあ基礎的な学力を身につけたからといって解けるかって言った時に、これまでのセンター試験だったら解けていた量から、新しいテストになるとその解ける量が少なくなってしまうので、プラスアルファの難しいものにどれだけ取り組めるかっていうのが重要なポイントになっていて、そこに受験生の側が意識しておかないといけないところだと思います。』
玉城 『ただ内容としては日常生活のものとかが入ってくるっていうのは少し今までなかったことなんですけど、数学として難しくなっていくっていう方向自体は、これまでみっちり数学をちゃんと勉強してきた人達にとっては自然に解けるというか、今までのやり方の延長線上にあるようなものになっています。公式をちゃんと理解するとか、どういう概念が数学の中で使われているのかとかって言うことを、ちゃんと考えて自分の頭で学んだ概念をどううまく運用していくのかって事も試行錯誤しながら問題を解いていく。というようなプロセス自体は変わらないので、できる人にとってはそれほど大きな変化ではない。けどできない人にとってはもっともっと出来なくなっていてしまいそう。というところが一つ特徴なのかなっていう風に感じています。』
『新テスト対策としてGVではどんな授業をしていますか?』
金城 『わかりました。結構数学苦手な人にとってはかなり大変そうですね〜。じゃあその難しくなっていく数学、それに対してどういう授業を GV ではしてるんですか?』
玉城 『結局一つは早いとこ基礎学力を身につけなさいって話があるわけですよね。これは今までの塾だったり学校だったりっていうのは、一斉授業の中で、ある一定のペースに載っとってそれぞれの特色に関係なく、みんな同じペースで進められていく。その結果できる人にとってはそのペースは少しのんびりで、苦手な人にとっては早くて、その真ん中ぐらいの人にとって心地よいというような形態でした。』
玉城 『GVの場合は一斉にみんなで同じことをするっていうのはもうやめます。でその代わりに映像授業を使ったりだとか、参考書を使ったりだとか、生徒自身が自分のペースで自分がやらなきゃいけない事をちゃんと確認して、それをそれぞれのペースで進めていく。私たち講師の側がやる事っていうのは、それがスムーズに進むような手助けをすること。生徒が、少しモチベーションが下がってるとか、わからないものに出会ってしまって動けなくなっているっていう時に、私たちがどんどん一緒に入っていって、なんでこれができなくなってるのか、これをどうしたら解けるのかをアドバイスをしたり、モチベーションが下がってるんだったら、これからモチベーションを上げてもっともっと上手く学習を進めていくためにどうしたらいいのか、っていうのを一緒に相談しながら、基本的には生徒主体でどうしたいかってことを、私たちと一緒に考えて進めていくという形になっています。』
玉城 『どのタイミングでGVに入ろうとも、どんな学力で入塾してきても、それぞれに合わせた学習が作られています。そのための一つの方法とし一斉授業をせずに、動画を使ったりだとか参考書を使ったりだとかをしながら進めてします。でその進め方自体も、私たち講師と一緒に考えながら、いつまでにどのぐらいの力を身につけるか、っていうことを相談して決めて進めていくっていう形になっています。』
金城 『このシステムだと苦手な人たちには合っているけど、数学が得意な人はどうなのかな?と思うんですが、その辺はどうですか?』
玉城 『ある程度、数学が得意な子達に対しては、今度は私たち講師一人に対して生徒が3人とか4人とかぐらいでの少人数の形で、少し難しめなものにトライしていって、それぞれの問題の解き方を比較していきながら、ベストな解き方がどんな解き方なのかっていうのを一緒に考えていくような、少人数ゼミナール形式、グループ個別みたいなものをやっています。それを、週に2回やることもできれば、3回やることもできたりしている感じです。でもあんまりこれをやりすぎてしまうと、生徒自身が自分で自分の苦手な所っていうのを詰めていったりだとか、自分のための学習っていうのがやりにくくなるので、その量自体も一緒に話しながら調整していくような形にはなっています。』
『GVでは数学の学びの場を一緒に作っていく』
金城 『本当の意味での一人一人に合った勉強が可能だという事ですね!』
玉城 『そうですねっ。だから数学が出来る子も、苦手な子も、全部含めて自分のペースで自分がやりたいことを学習の方法を組み合わせて、一緒に私たちと数学の学びを作っていくというようなイメージで、グレイトヴォヤージュの数学の授業はできています。』
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